こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
僕が所属していたオンラインコミュニティ「ライフエンジン」(2023年にサービス終了済み)のメンバーのひょんな問いかけから、価値観について考える機会がありました。
(追記:過去記事のリンクと関連する内容が多かった。過去記事で表面的にアウトプットされていたものの根底にある価値観について書いたからだと思う。)
ということで今回は、僕が大事にしている価値観について話していきたいと思います。
それでは!
Contents
内省の始まりは『ライフエンジン』メンバーの問いかけが発端
僕が所属していたオンラインコミュニティ「ライフエンジン」(2023年にサービス終了済み)のメンバーの1人である、きのさん(@kinomegumi21)から、こんな問いかけがありました。
あなたが大事にしていること(考え、価値観、主義)を教えてください!
きのさんは漫画家の方で、キャラ作成の参考にしたい、ということで、僕もとりあえず回答はしました。
その後、思いがけず多くのメンバーの内省を助けたようです。かきぴーさん(@kakipy722)が、このようなブログ記事をあげていました。
これを読んで、「今の価値観だけでなく、過去の価値観にも目を向けて見て、変化を書いてみるのも面白そう」と思ったので、改めて記事に起こしました。
アイデアのタネをくれたお2人に感謝です(˘人˘)
かつて、大事にしていた価値観
さて。
まず、かつて大事にしていた価値観について。
自分の価値観に対して向き合ったり言葉に起こしたり、座右の銘を考えることなどはなかったため、今、かつての自分のことを思い出してまとめていくことになります。
端的に言って、ライフエンジンに入る前まで(2018年6月以前)がこの価値観だったと思っていただいて差し支えありません。
合わせること
「合わせること」は当然の価値観になっていました。
僕にとっては、周りの人が第一でした。
それは家族だったり、会社の同僚だったり、友達だったりするかもしれません。
自分は「やりたいことがない」「欲がない」ということは、親からもちょくちょく言われていた(悪い意味はない)し、自分でもそれはそうだよなと思っていたし、これに関しては今でもそう思っています。
ただ、当時は「欲がない」→「周りに合わせる」という思考回路になっていたように思います。
周りの人に話を合わせられるように情報収集しよう。お誘いがあったら基本的には同行しよう。周りの期待に沿うような行動をしよう。世間一般のマジョリティに属そう。長いものには巻かれよう。
中学のときにテニス部に入部したのも友達に合わせた。大学の選択。そこでのサークルの選択。サークルで幹部になるかの選択。大学院に進学するかどうかの選択。就職先の選択。挙げればキリがありません。
このように、あらゆる選択を周りの人や社会の大きな流れに「合わせる」という基準でしていました。
嫌われないこと
「嫌われないこと」も重視していたような気がします。
先ほどの周りの人が第一という文脈にもつながるのですが、自分の行動ベースではなく周りとの人間関係構築において何を重視していたか、という価値観です。
「協調性がある」といえば聞こえはいいのですが、その実は自分の意見を持たず没個性で、求められていると思わしき行動を無意識に取っていた感覚があります。
こんなことはよくあることかもしれない。
それほど悲観することではないかもしれない。
今でもこれらの選択が間違っていたとは思わないし、むしろそれが今の人脈につながっているとも思えるので結果としては良いのですが、主体的に選びとっていたわけではないというのが、今思えば情けないなと思ったりします。
安定していること
「安定していること」も重視していた価値観だと思います。
今思えば、幻想だなぁ、自分にウソをついていたなぁ、と思います。
京都大学に入ったのも、大企業に就職したのも、「間違いなかろう(選択肢の多さ、世間から見た評判、権威)」というのが理由として大きかった気がします。
そこに入って何をしたいか→どんな勉強?どんな研究?どんな活動?その先でどんな仕事をしたい?などは、ビジョンがないので、とりあえず批判されない選択肢です。
もしも(一般論として)不安定な選択肢をとると、人は「なぜ?」と訊いてきます。すると理由を説明しなければならなくて、僕はそれに答えを用意できません。
だったら、(一般論として)安定な選択肢をとると、人は「なぜ?」と訊いてきません。「いい選択だね」と肯定してくれます。
それでよかったのです。
いえ、それでよかったと、自分にウソをついていました。
今、大事にしている価値観
さーて٩( ‘ω’ )و٩( ‘ω’ )و٩( ‘ω’ )و!!!
今、大事にしている価値観についてですよ。
オンラインコミュニティ『ライフエンジン』に入ってから、実に様々な、数えきれない、それまでの自分にはなかった価値観に触れてきました。
それに影響を受けて、自分の考え方も様々に変わってきました。
クリフトンストレングス
まず、この記事の発端となった「大事にしている価値観は?」という問いかけに対して、まずはクリフトンストレングス(元ストレングスファインダー)が思い浮かんだのでそれを置いておきます。
- 分析思考:根拠を大事にする。
- 調和性:争いを避ける。
- 公平性:一貫性を重視する。
- 成長促進:人の成長を喜ぶ。
- 運命思考:あらゆることはつながっている。
- 規律性:ルールを強い、正す。
1〜5位についてはざっくり以下の記事に書いています。
クリフトン・ストレングスを受けるべき理由とは?【資質公開】
6位の規律性については、stand.fmで話していますので割愛します。
以下、それ以外で内省した結果出てきた価値観を3つ挙げます。
自分に投資すること
第一に、自分に投資することです。
新卒で就職した大企業にいた頃、考えていたことがありました。
60歳までこの会社にいることを想像できるか?
答えはNOでした。
まず、自分が楽しいと思えない仕事の内容で人生の半分を過ごすということを考えたときにマジでゾッとしたからです。
もう一つ、キャリアプランを考えた際に、自分のスキルが伸びるか?という自問に対しても疑問が残ったからです。
同じ会社・同じ環境にずっと所属し続けることが自分にとってリスクになるように感じられました。
【持論】リスクを犯さないことこそが、リスクになりうるらしい【抽象的な話】
自分に投資すれば、一生使える。
的なことを、jMatsuzakiさん(@jmatsuzaki)が言っていたような気がします(?)
例えば英語をガッツリ喋れるようになっておけば、海外で働くことへのハードルが1つなくなります。
例えば専門職に関わる免許を取得しておけば、いざとなれば就職先に困ることはなくなるでしょう。
「安定」というのは幻想であり、常にリスクがあると知ることで、日々を惰性的に過ごすのではなくあらゆることを教訓にしようという風にアンテナが立つようになった、というのも大きな変化かもしれません。
NOと言えること
第二に、NOと言えることです。
後述の「強制がないこと」を1段階具体的にブレイクダウンした方法論のうち、最も重視している価値観です。
何かに”NO”とはっきり言えるためには、あなたの中に燃えるような”YES”がなければならない by『7つの習慣』
ライフエンジンに入ってから知った書籍である『7つの習慣』を読んで、主体的になり、第2領域を優先する、ということを実践していくうちについた価値観の中で非常に大きな変化がこれでした。
「第2領域」にフォーカスすべき理由と3つのコツ
これまで惰性的に、周りに合わせることしかしてこなかった自分には、革命的な価値観でした。
今では、どのような状況だとしても、自分で選ぶことを大切にしています。
相手との関係がどれだけ仲が良かろうと。逆にどれだけ悪かろうと。上司だろうと部下だろうと、異性だろうと、相手の人数が多かろうと、1人だろうと。
それが「普通はこうする」に反する行為だとしても、あくまでも自分の判断を最重要視する。
そして、自信を持ってNOと言えるために、自分の判断軸となりうる考えを持っておくことも重要になってくるのです。
強制がないこと
第三に、強制がないことです。
ただ、長くなってきたので、これについては次回の記事にします。
僕が大事にしている価値観(後編)
「自分の価値観」を言語化してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
自分の価値観って、間違いなくそこに存在しているはずですが、改めて言語化する機会って日常生活でなかったりします。
価値観とは、フィルター。
価値観とは、モノサシ。
世界をどう見ているか。何を正義と感じ、何を悪と感じるのか。
何に心を動かされ、何に喜び、何に怒るのか。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈のみである。 By ニーチェ
価値観が違う人たちがわかり合うことはできるか?
ぜひ、「自分の価値観」を言語化してみてはいかがでしょうか。
それでは。
チャイフ
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