「課題の分離」を実践するための3つのポイント

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

あなたは、「課題の分離」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

すでに実践してるよって人もいれば、聞いたことはあるって人も、あるいは初耳の方もいることでしょう。

本日はこの「課題の分離」が、人間関係の悩み全てを解決してくれるってことをお話ししたいと思います。

それでは!

tl;dr

  • 最優先事項を優先する
  • コントロールできることとできないことを意識する
  • 定期的に気がかりなことを書き出し、自分と他人の課題に切り分ける

「課題の分離」とは

まず「課題の分離」とは、アドラー心理学の中でも最も重要な考え方の1つです。

ざっくりいえば、「自分の課題(自分がコントロールできること)と、他人の課題(自分がコントロールできないこと)を切り分けましょう」というある意味シンプルな考え方です。

「嫌われる勇気」という著書の中で、とてもわかりやすく書かれています。アドラー心理学を説く哲人と、「アドラー心理学なんてまやかしだ、俺の深くて複雑な悩みを解決してみろ!」っていう青年の対話形式で話が進んでいくので、非常に具体的で、小説を読むようなテンションで読み進めることができます。ぜひ一読してみてください。

「課題の分離」の例

  • 会議の場で周囲の反応が不安で、発言できない
  • 善意による行動が感謝されなくて、悲しくなる
  • 自分が面白いと思うものを勧めたのに、反応が悪くて悲しくなる

「課題の分離」の例はいくらでもあると思います。自分の行動に対する相手の反応を予想して不安に思ったり、その結果に不満を覚えたりするケースがまさに「課題の分離」案件ですね。それらは「他人の課題」だから、必要以上に悩む必要はないというわけです。

なぜ今、「課題の分離」が重要なのか

では、「課題の分離」の考え方を身に付けると、何かいいことがあるのでしょうか。ええ、あります。「課題の分離」の考え方を身に付けると、人生で抱える悩みの全てが解決します。(!?)

あなたは今、どんなことに悩みを持っているでしょうか。仕事、家族、恋愛、お金、勉強、就職活動、健康…項目であげると様々かと思います。しかし、アドラー心理学の考え方では、人間が持つあらゆる悩みは、人間関係の悩みに帰着する、というのです。そして、「自分の課題」と「他人の課題」をごちゃ混ぜにしてしまっていることが、人間関係の悩みの原因だと言うているわけです。

ええー、うそだー

人間関係に苦しまずに済む

「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」by アルフレッド・アドラー

例えばお金がないと、他人に迷惑をかけてしまう不安を覚える。

例えば健康がないと、他人に迷惑をかけてしまう不安を覚える。

例えば勉強や就職活動がうまくいかないと、他人に迷惑をかけてしまう不安を覚える。

少し極端かもしれませんが、一理あるとは思いませんか?

  1. 「課題の分離」を実践する
  2. 人間関係の悩みが解決する
  3. それに派生するあらゆる悩みが解決する

というわけですね。いかにもうさんくさいですが…

他者は、仲間である

「課題の分離」を実践するためのポイントに入る前に、1つ重要な前提があります。それは、「他者は、仲間である」という認識です。「課題の分離」がテクニックだとすると「他者は仲間である」という認識は、原則です。

もし「他者は敵である」というマインドを持っていると、常に「いつ襲われるかわからない」と警戒しなければならないので、精神がすり減ってしまいます。

少しずつでもいいので、「他者は、仲間である」と思えるように、自分に言い聞かせてみてください。

「課題の分離」を実践するためのポイント

さて本題です。3つ挙げます。

最優先事項を優先する

私たちは、緊急の用事には受動的に反応(react)する。だが、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性が要る。機会をとらえたり、物事を実現させたりするには、能動的に動く(act)ことが必要なのだ。by『7つの習慣』

スティーブン・R・コヴィー氏著『7つの習慣』の、第3の習慣「最優先事項を優先する」の引用になります。

「課題の分離」を実践するときにまずもって意識すべきことは、「自分の課題」を優先することです。「他人の課題」をすべて対処しようとしていたら、時間がいくらあっても足りません。それにコントロールできない領域までコントロールしようとするのはそもそも間違っています。

他人を気にかけて自分のことが疎かになっては本末転倒というのものですので、まずは自分の優先事項に集中しましょう。

ちなみに『嫌われる勇気』から引用していない理由は、本が今手元にないからです(えっ

コントロールできることとできないことを意識する

主体的な人は、影響の輪の領域に労力をかけている。一方、反応的な人が労力をかけるのは影響の輪の外(関心の輪)である。 by 『7つの習慣』

スティーブン・R・コヴィー氏著『7つの習慣』の、第1の習慣「主体的である」の引用になります。

最初は「課題の分離」の感覚が掴みづらいかもしれません。そんなときは、その悩みをコントロールできるかどうかという視点で見てみてください。「自分がコントロールできない領域をコントロールしようとしている」ということに気づく練習をしてみるのがいいでしょう。

定期的に気がかりなことを書き出し、自分と他人の課題に切り分ける

「悩み」というのはたいてい頭の中にあって目に見えないものです。なので、

  1. 定期的に気がかりなことを書き出してみる
  2. 各項目が、「自分の課題」なのか、「他人の課題」なのかを切り分けていく

紙にでもいいし、パソコンのメモ帳でもいいでしょう。型式は箇条書きでもいいし、なぐり書きでも大丈夫です。

例えば仕事で給料が上がらないことに漠然と不安を覚えているとしましょう。その原因は上司の評価に依存するとします。だとすると、「上司が自分をどう評価するか」は「上司の課題」ですね。そして、「成果を出すこと」「スキルアップすること」などが「自分の課題」になります。

この作業をすることによって、今自分がすべきことがハッキリするとともに、不安にならなくていいことがわかってスッキリします。

ハッキリしてスッキリします。

「自分勝手」とは違う

いかがだったでしょうか。

勘違いしてほしくないのは、「課題の分離」は悪行の免罪符ではありません。「何をしてもいい」わけではないということです。聡明なあなたであれば釈迦に説法かとは思いますが…

仲間である他者を傷つけないように「言葉を選ぶ」「行動を抑制する」とか、仲間である他者のために「善い行いをする」「心配をかけないようにする」ことこそがあなたにとっての「自分の課題」なのです。

「自分の課題」は悩みを軽くするために使うテクニックのようなもので、原則は「他者は仲間である」ということを忘れないようにお願いしますね。

それでは。

チャイフ

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