こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
「今日は早く仕事を終わらせて帰るぞ!」
「今日は早く寝るぞ!」
そんな風に思っていても、ついつい残業や夜更かしをしてしまう経験はないでしょうか?
今回は、残業や夜更かしをすればするほど、あなたが本来使えるはずだった時間が減るという恐ろしい話をします。これを知って少しでも抑止力になれば、という思いでまとめてみました。というか、恐ろしすぎて自分にもグサグサ刺さる内容になってしまいました。
それでは!
Contents
「残業=夜更かし=休日出勤」
まず、冒頭の「残業」「夜更かし」以外に、休日出勤も同じ影響を生んでいます。
「休日出勤=残業=夜更かし」とは何を言ってるんだ?とお思いでしょう。ここでは全て、「限られていたはずの時間を勝手に延長している」という共通点を指摘しています。
- 定時内に終わらせるべき仕事を定時後に持ち込んでいる
- 22:00までに終わらせるべきタスクを22:00以降に持ち込んでいる
- 平日に終わらせるべき仕事を休日に持ち込んでいる
そしてこれらが一様に、あなたが持っている時間を減らしてしまう効果があるのです。
ロスタイムを作れば作るほど時間が減る理由
「休日出勤」「残業」「夜更かし」と呼ぶのはめんどくさいので、ここではまとめて「ロスタイム」と呼称することにします。別にサッカーのロスタイムに悪い効果はないと思いますが、イメージしやすいためです。
さて、全体として「時間が減る」というのは、
- 集中力が落ちる
- 時間あたりの効率が落ちる
ことによって、結果的に「時間が減る」と表現しています。それでは1つずつ見ていきましょう。
ロスタイムの作業効率は必ず落ちる
まず第一に、ロスタイム中に行っている作業は、その時点で必ず効率が落ちています。もうこれは必ずと言わせてください。主に理由は3つあります。
- 疲れている
まず健康の観点で、ロスタイムに入っている時点で疲労は溜まっていき、無意識レベル・慢性的に集中力は落ちているはずです。「俺は残業中の方が集中できる」「俺は夜型なんだ」という方がいらっしゃった場合は、第二の理由をご覧ください。
- 自分を許せてしまう
ロスタイム中は、自分に甘くなってしまいます。「延長してまで頑張っている自分」に対してモラル・ライセンシングが働いてしまい、作業の脱線が増えて、ロスタイム全体で見た場合の作業効率はかなり低いものになっていることでしょう。
ちなみにモラル・ライセンシングについての記事はこちらをご参照ください。
- 危機感に鈍感になる
延長するということは一時的に締め切りが延びるということで、危機感に鈍感になってしまいます。
延長するという裏道を知ってしまうことによって「時間がいくらでもある」ような錯覚を覚え、もうこの時点で無意識レベルで集中力が落ちています。
プレイ中もロスタイムの存在に甘えてしまう
第二に、ロスタイムを使うことが常態化すると、今度はロスタイムではない通常のプレイ中の集中力まで下げてしまいます。
先ほどの「俺は残業中の方が集中できる」「俺は夜型なんだ」という方は、相対的に集中できているだけで、通常業務時間や昼間にも「どうせ延長できるし」と、そもそもの期限がボケてしまっています。
しかも厄介なことに、これも無意識です。頭では「今日は早く終わらせるぞ」と念じながらも、無意識化ではすでに「最悪延長すればいい」という逃げ道を残してしまっているのです。これでは集中力は確実に落ちます。
生活が乱れて慢性的に集中力が落ちる
第三に、ロスタイムを使うことによって、結果的に生活リズムが乱れ、24時間全ての集中力に悪影響が及びます。
「昼過ぎまで寝てしまった日は何もやる気が起きない」とか経験ないですか?僕は何度もあります。
これは第一で述べた「健康」の観点ではなく、「習慣」の観点です。人の行動は45%が習慣だと言われています。ロスタイムを使うことによって日々のルーチン行動にズレが生じ、結果として無意識の行動の効率が下がります。
「習慣を整えることで生活の質が上がる」という中で、その習慣を壊してしまうロスタイムは、直感的な影響よりもずっと恐ろしいことです。
終わる時間を決めてみる
まずは週の初め、1日の初めにこんな問いかけをしてみましょう。
- 今週の5日間でどこまでタスクをこなす?
- 今日は何時に仕事を終了する?
- 今日は何時に寝る?
そしてスケジュール帳に書き込んでしまうのです。とはいえ、最初はその目標が達成されなくてもよくて、「自分はロスタイムを勝手に作ってしまったのか」と自覚を持つことが重要です。自覚を積み重ねるうちに良い罪悪感として消化され、 やがて自ら行動を正すようになっていくはずです。
悪癖を断つ方法はただ一つ、記録をつけて悪癖を自覚することなのですから。
それでは。
チャイフ
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