朝は「今日は早く寝る」夜は「今やりたいからやる」なんで?前編

朝は「今日こそは早く寝るぞ」と意気込んでいたはずなのに、夜は「今やりたいからやる(結果夜更かし)」になる生き物な〜んだ?

答えは「人間という愚かな生き物」です。

はい。

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

僕たち人間が、これからの推定寿命である100年間36,500日のうち20,000日くらいは繰り返すであろう過ちをなぞなぞみたいにして言っただけです。気にしないでください。

さて、朝は「今日こそは早く寝るぞ」と意気込んでいたはずなのに、夜は「今やりたいからやる」と言って結果夜更かしになるのは、なんでなんでしょうね。

そんなわけで、「なんで意気込んだり夜更かしをしてしまうのか」と「なんで朝と夜で言ってることが変わるのか」の理由と、それぞれの簡単な対策を考えてみます。長くなったので記事を分けました。

今回は前編です。

後編はこちらをご覧ください。

朝は「今日は早く寝る」夜は「今やりたいからやる」なんで?後編

2022.07.12

それでは!

理想と現実のギャップにがっかりする

「なんで意気込んだり夜更かしをしてしまうのか」の理由は、結論から言えば、理想と現実のギャップにがっかりするからです。

減点方式で自分の行動を評価してしまっている

例えば、朝は「もっと早く起きれたはずなのに」という、”理想の起床時間”が前提になっていること。

例えば、夜は「もっといろいろできたはずなのに」という、”理想の1日”が前提になっていること。

理想、つまり”100点”が頭の中にあって、そこから減点方式で自分の行動を評価しているから、どうあがいても”がっかり”しかしないのです。

さらに言えば、その理想は「紙に書く」「誰かに宣言する」などで言葉にしていないと、抽象度の高い理想として君臨してしまう危険性があります。つまり、「絶対に取ることができない100点」を目指すことになってしまうのです。オアアアア

さて、どうしましょうか。

ハードルを下げる

1つ目に思いつくのは、ハードルを下げることですね。

例えば、いきなり「朝6時に起きよう」はきついので、「まずは昨日より10分だけ早く起きよう」くらいから始める、などです。

夜も、あれもこれもしたい、という気持ちをグッと我慢して、「日記を1行だけ書く」ぐらいにしておきましょう

そうすれば、「日記を1行書く」を達成したので今日はOK!とすれば良いのです。

ハードルを設定しない

2つ目に、思い切ってハードルを設定しない、というのはどうでしょうか。

「目標のハードルが高い」とは、「自分に対する期待値が高い」とも言い換えられます。その意味では、「もっとできるはずなのに」という気持ちは、向上心でもありますが傲慢とも言えるかもしれません。

そこで、謙虚な気持ちで、ゼロベースとしましょう。ゼロベースで、できたことだけを見つめて、「え?今日こんなに色々やったの?すごくね?」と純粋な気持ちで驚いてみるといいかもしれません。

ここで、ポイントを1つ。「できたことだけを見つめる」のコツは、行動を細かく見ることです。

夜にその日を振り返ったとき、「起きて仕事して飯食って風呂入って寝ただけだわ」と思うかもしれませんが、そんなことはないはずです。朝はちゃんと着替えて仕事に行ってるはずですし、「仕事して」の中でもっともっとたくさんのことをしているはずですし、どこかで誰かに何かをしてあげたかもしれません。食事をするにしても、準備をしてるかもしれないですし、寝る前にも何かしら作業なり連絡なりしているはずです。

毎日の行動だとつい見逃してしまいがちですが、「自分は思ったより毎日いろんなことをやってる」ということを自覚してみましょう。

「じゃあどうするか」にフォーカスする

3つ目に、がっかりするだけでなく、「じゃあどうするか」にフォーカスすることです。

理想のハードルに対して超えられなかったぶんは、「次にどうするか」の教訓としていきましょう。

例えば「朝、起きれなかった」に対しては、少しでも早く寝る、部屋の空調を調整してみる、寝る前に風呂に入ってみる、風呂の温度や入る時間を調整してみる、寝る前にスマホやパソコンの画面をみないようにしてみる、カフェインを減らしてみる、耳栓をしてみる、枕を変えてみる、氷枕をしいてみる、自然の音楽を流してみるなど、いろいろあります。こちらの記事でも色々書いています。

比較実験による早く起きるための研究的手法

2019.02.10

例えば「夜、もっと色々やりたい」に対しては、まず「今日、何をしたかったのか?」を自問してみてください。「何をできていれば、今日満足だと思えたのか?」という質問でもOKです。そこで出てきたものを、「明日やること」として、紙に書いてみるのです。

「1日の空き時間で、何をしたいのか」を明確にしておくことで、同じ採点をするにしても、マルをつけることができます。そこで未達の項目があったら、「じゃあどうしてそれに時間を使うことができなかったのか?」と教訓に切り替えていくことができるのです。

「自分の機嫌の取り方」を知っておくのも吉

いかがだったでしょうか?まとめます。

理想と現実のギャップにがっかりしすぎないコツ
  • ハードルを下げる
  • ハードルを設定しない
  • 「じゃあどうするか」にフォーカスする

今回は、「自分はもっとできるのに」と思いすぎること自体にフォーカスを当てて、考えてみました。

後編では「今日は早く寝るぞ」と意気込んだだけでは、夜には必ず忘れてしまう、という話とその対策を考えてみます。

それでは。

チャイフ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です