【習慣化】「キータスク」を軸に1日を組み立てる【タスクシュート】

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

僕はタスクシュートクラウド(TaskChute Cloud, 以下TCC)で毎日24時間を1分単位で記録しています。

久々に日々のルーチンタスクを見直しましたので、その狙いと共に公開したいと思います。

それでは!

TCCのルーチンタスクを見直した

先日、TCCのルーチンタスクを見直しました。

具体的には、タスクチェーン(後述)のキータスク(後述)だけ時計マークを残し、他の時計マークをOFFにしました。

TCCの仕様として、時計マークをONにしているルーチンタスクは、タスクリスト上で「開始予定時刻」が表示されます。

<ルーチンタスク>

<タスクリスト>

キータスクを支配して、習慣をつかめ!

では、「習慣」というものの性質について説明しつつ、僕がルーチンタスクを見直した狙いを説明していきます。

個々の習慣は鎖のようにつながっている

まず前提として、個々の習慣は鎖のようにつながっています

仮に、つながっているタスクの一連の流れをタスクチェーンと呼びます。

いくつか例を挙げてみましょう。

家事のタスクチェーン
  • 「朝起きる」とお手洗いに行き洗濯を回したついでに朝食の用意をする。
  • 朝食を摂り、洗い物をしたついでに掃除をし、洗濯干しまで終わらせる
仕事のタスクチェーン

  • 「デスクに座る」とPCを立ち上げ、メールやカレンダーを開き、体温報告をし、メール・Slackのチェックをし、必要なタスクをTCCに組み込み、連絡を返す
寝る前のタスクチェーン
  • 「お風呂を溜める」と今日1日を振り返り、日記を書き、明日の予定を立てて、アラームをセットし、パソコンを閉じ、筋トレをして、風呂に入り、歯磨きをし、布団に入る

「洗い物は座ってしまう前に、料理を作り終えた流れで片付けろ」という話をstand.fmで話しています。

タスクチェーンの起点となるキータスクに注目する

タスクチェーンには、起点となるタスクが存在します。

キータスクと呼びます。

各タスクチェーンごとのファーストタスクです。

キータスクをスタートさせなければ次のルーチンタスクは動けないし、逆に言えばキータスクにさえ着手できれば、以降のタスクも自然と動いていきます

業務フローの用語に置き換えると、「上流工程」とか、「ボトルネック」のような概念です。

先ほどの例で言うと、「朝起きる」「デスクに座る」「お風呂を溜める」などがキータスクです。

キータスクをいかに始められるかが肝心

つまり、キータスクをいかに始められるか、が論点となります。

タスクチェーン全体で見るととても重いタスクのように見えますが、キータスク単体で見れば、実はとても簡単なタスクだったりします

タスクチェーン設計のチェックリスト
  • 何をキータスクに設定するか
  • それが起点となって、全体が動き始めるようなタスクチェーンに設計されているか
  • キータスクを着手しやすいような仕組みづくりはできているか

最後の「仕組みづくり」は、個人によります。

手段として、設定したキータスクを着手しやすくする仕組みを作ってもいいですし、そもそもキータスク自体を分解したり差し替えたりしても構いません。

タスクチェーンの中のキータスクの設定が、習慣づくりの最も重要なポイントであり、最も楽しいポイントでもあります。

TCC上で、キータスクの予定時刻だけを日々チューニングする

さて、話を戻しましょう。

TCCのルーチンタスクを見直した、という話でした。

これまでは、タスクチェーンに含まれる全てのタスクに時刻表示をしていたのですが、日によってまちまちに変わる中で、現実的でない時刻が表示されているのが気持ち悪かったのです。

そこで、時計マークをONにして「開始予定時刻」を表示させるタスクを、キータスクだけに絞りました。

たとえば、朝のルーチンだと、寝て起きたあとの「お手洗い」が起点になって、そこから10個程度のタスクが一連の流れで行われます。

これらは、1つ1つに開始予定時刻を設定しておく必要はなくて、「お手洗い」が何時何分に開始されたかに100%依存します。

なので、動かす場合は個々のタスク単位ではなく、タスクチェーン全体を複数選択して、一斉に動かします。(「どこからどこまでがタスクチェーンか」というメタデータは、僕の頭の中にしかありません)

キータスクの「開始予定時刻」だけを調整すればOKになったので、作業時間が大きく削減されました。

タスクチェーンのカタマリとしては変わっていないので、特に問題も起きません。

また、唯一「開始予定時刻」が入力されているキータスクは、より「ちゃんとスタートさせよう」と意識することができる、という副次効果も感じています。

習慣は、タスクチェーンごとでカスタマイズする

いかがでしたでしょうか。まとめです。

タスクチェーン・キータスクのまとめ
  • タスクチェーン:個々の習慣は鎖のようにつながっている
  • キータスク:タスクチェーンの起点となるタスク
  • タスクチェーン全体で見るととても重いタスクのように見えるが、キータスク単体で見れば、実はとても簡単なタスクだったりする
  • キータスクをいかに始められるかが肝心

ぜひ自分の習慣を見直してみて、1日全体でのタスクチェーンごとの設計、タスクチェーンの中のキータスクの設定をしてみてください。

それでは。

(タスクシュート時間術についてはこちらの記事もチェックしてみてください!)

タスク管理においてタスクシュート時間術が選ばれる理由

チャイフ

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