究極の時短方法は、”効率化”ではなく「やらない」こと

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

僕はカフェで作業するのが好きなのですが、ある日昼寝をしてしまってカフェに行く時間がなくなったことがありました。そこで、やむを得ず【カフェに行かずに】自宅のデスクで作業をすることにしました。

  • 近くのカフェまで往復30分移動して、3時間作業する
  • 1時間昼寝をしてしまったので、自宅のデスクで2.5時間作業する

さて…やろうとしていたことに使える時間が足りない、増やしたいという場合に、どんなアクションを取ればいいでしょうか?今回は、そんなことを考えてみたいと思います。

それでは!

タスク管理をするそもそもの理由は、夢を叶えるため

多くの人が、どこかのタイミングでタスク管理の必要性を感じ始めます。

さまざまな考え方やツールがあり、いまやタスク管理をうまくするためのメソッドは世の中に溢れています。

しかしその前に、WHYを考えたことはあるでしょうか?つまり、タスク管理をする理由を考えたことはあるでしょうか?

タスク管理をする理由は、「やりたいこと」に時間を使うためです。表現を変えれば、したいと思っていてまだできていない”夢”を叶えるため、とも言えるでしょう。

今の時間の使い方で100%満足できているなら、タスク管理をする必要はありません。どこか満足できていない部分、「もっと理想的な時間の使い方」があるからこそ、人はタスク管理をしようとするのです。

「やりたいこと」に使える時間を増やしたい

とはいえ、まぁ夢を叶えるというのはかなりスケールの大きな話であり、冒頭の例のような1日単位でのタスク管理を考えることがほとんどです。シンプルに、「やりたいこと」に使える時間を増やしたいんですよね。

さて、繰り返しの問いかけですが、やろうとしていたことに使える時間が足りない、増やしたいという場合に、どんなアクションを取ればいいでしょうか?

“効率化”に気を取られがち

時間を作ろうとして多くの人がやってしまいがちな失敗が、“効率化”だけをやってしまうことです。その作業自体はやるが、当初の見積もり時間や実績時間よりも短く終わらせようとすることですね。

しかし、効率化は悪いことではありませんが、最初に考えることではありません。

極端に言えば、仕事で納期が間に合わなさそうなときのアクションとして「がんばる」を提示しているようなものです。ナンセンスです。

では、どのように考えればいいのでしょうか。

究極の時短方法は、”効率化”ではなく「やらない」こと

業務改善の4原則「ECRS」を聞いたことがありますか?これはそれぞれ、Eliminate・Combine・Rearrange・Simplifyの頭文字から取っています。

業務改善の4原則「ECRS」
  1. Eliminate(排除):不要なものを排除する
  2. Combine(統合):類似する業務を統合する
  3. Rearrange(順序入れ替え):作業順序の再構成
  4. Simplify(簡素化):業務の簡素化

ECRSで重要なことは、この順番に考えることです。先述の”効率化”は4.Simplifyであり、1.2.3.を実践した後にやることです。

Simplifyはそのタスクにかかる時間が80%や70%になるかもしれませんが、Eliminateすれば、ゼロです。

仕事でもプライベートでも同じです。まず初めに、「そもそもやるべきか」を考え、不要なタスクはそもそもやらない(排除する)ことが重要なのです。

最優先事項を見極め、それ以外を排除してみる

いかがでしたでしょうか。

こちらの記事で少し触れていますが、『7つの習慣』の第3の習慣に「最優先事項を優先する」というものがあります。

「第2領域」にフォーカスすべき理由と3つのコツ

2020.07.16

今回の記事で説明した「不要なタスクはそもそもやらない」は、これと同じ考え方です。具体例として、過去の僕に向けた戒めチェックリストを置いておきますので、あなたも自分に問いかけてみてください。

過去の僕に向けた戒めチェックリスト
  • 朝のSNSチェックは必要ですか?
  • 今やってるそのゲームは必要ですか?
  • 夜のSNSチェックは必要ですか?
  • 広告に出てくるマンガを読むことは必要ですか?
  • Wikipediaを回遊することは必要ですか?
  • 通勤は必要ですか?
  • 飲み会は必要ですか?

もちろん楽しんでやっていることであれば、すべて有意義です。しかし、義務感や惰性だったり、無感情で時間を浪費しているのであれば、「やらない」という決断をぜひしてみてください

それでは。

チャイフ

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