モラル・ライセンシングが発生するメカニズムと効果的な対策3選

 

絶賛モラル・ライセンシング発生中の人

「今週は仕事いっぱいがんばったし、土日は遊ぶぞい!!╭( ՞ਊ ՞)و ̑̑ グッ !"」

そんな風に考えているあなたに向けてこんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

今日は「がんばった自分にご褒美をあげたくなるアレ」、モラル・ライセンシング(モラルライセンシング)についてご紹介していこうと思います。

それでは!

モラル・ライセンシングとはなんぞや?

モラル・ライセンシングは、英語では”Moral Licensing”。

Moral Licensing
  • Moral:道徳。
  • Licensing:認可、公認。いわゆる”ライセンス”

「道徳的に、認可をしてしまうこと」です。まだあまりピンとこないですね。

良いことをしたら悪いことをしたくなる

モラル・ライセンシングとは一言で言えば「良いことをしたら悪いことをしたくなる」心の動きです。

良いことをしたら悪いことをしたくなるパターン
  • 今日はがんばったからごほうびにスイーツ食べよ
  • 今週はがんばったから花金にいっぱい呑も
  • 1年がんばったし正月はだらけよ(?)

もちろん、上記のことがダメって言ってるわけじゃないです。

「ちょっと自分を許しちゃう」パターンの例です。

(僕の偏見が多分に含まれていますが)

なぜモラル・ライセンシングが起きるのか?

ところで、ここでいう「良いこと」ってなんなんでしょうか。それは、

  • 良いこと=道徳的に善いこと

を指すようです。さらに言い方を変えれば、

  • 良いこと=自分の中、自分の価値観で良いと思っていること

です。これはとても殊勝なことではありますね。さて、ではなぜモラル・ライセンシングが起きてしまうのでしょうか。

原理的には、道徳的でありつつ自由でありたいという欲求

モラル・ライセンシングという心理作用が起こる原理としては、人間の道徳的でありたい一方で、自由でありたいという欲求に起因するそうです。

逆に言えば、本当は自由でいたいけど、いい顔もしたいんです。はー、わがままな生き物ですよ。

構造的には、善悪のバランスを取ろうとしている

モラル・ライセンシングが起きるときの心の動き
  1. いい顔をしたいので、”良いこと”をします。
  2. いい気分になります。
  3. 「ちょっとぐらい悪いことしてもいいかな…?」と思います。

感覚的には魔が差すというやつでしょうか?

たぶん、ずっといいことをしていると、周りが自由にやっているように見えて、「みんなずるい!私にも自由にやらせろ」とか思うんですかね。

無意識に。”善”に傾いたぶん、”悪”に振らないと心理的にバランスが悪くなるみたいです。←善                                       →悪

どうすればモラル・ライセンシングを防げるか?

さて、モラル・ライセンシングが起こるメカニズムはなんとなくわかったところで、どうすれば防げるか、これが重要ですよね。

考えられる対策を3つご用意しました。自分に合いそうなものをお選びください。

「やりたいから」でやる意識を持つ

第一に、「やりたいから」でやる意識を持つことです。

復習ですが、ここでいう「良いこと」とは「道徳的に善いこと」でした。モラル・ライセンシングが発生するまでのフローとしては、こうです。

モラル・ライセンシングが発生しちゃうパターン
  1. 道徳的に善いことをする(=いい顔をしたい)
  2. モラル・ライセンシングを引き起こす

要は、目的としてはモラルが入り込む余地をなくせばいいのです。つまり、こうです。

モラル・ライセンシングを発生させないパターン
  1. やりたいからやる(=道徳的に善いかどうかは関係ない)
  2. モラル・ライセンシングを引き起こさない

自分のいかにもな”善”行動に対して、「なぜやっているか?」を問いかけ、「やりたいから」に帰着させるのです。

そうすれば、天秤は”善”に傾くことがないので、”悪”に寄せる必要もないですね。‪◟(   ՞ਊ ՞)◞‬

挽回できたかをチェックする

第二に、あとから挽回できたかをチェックすることです。

モラル・ライセンシングに陥った後に、自己正当化するときの基本的な言い訳は「次こそは挽回するぞ!」です。

なので、モラル・ライセンシングに陥った後、あとから振り返り、「で、実際に挽回できたのか?」をチェックするのです。

もし挽回できていないのならば、それを毎回自覚して噛み締めていくことで、次第にモラル・ライセンシングの発動を未然に防げるようになるかもしれません。

もし挽回できているのならば、多少のモラル・ライセンシングが起きてもタスク管理自体はできているということので大きな問題ではないでしょう。

そういう人は「モラル・ライセンシングくん」とうまく付き合っていけているのでしょう(?)

無になる

第三に、無になる、ということです。

これも目的はモラルが入り込む余地をなくすで、その手段として「無になる」を勧めています。

言い方を変えると「真顔で淡々とこなす」ということです。

スーパーヒーロー

おれ今日めっちゃいいことした!いやー、えらい、えらすぎる。今日は帰ったらめっちゃゲームしよ

例えば、スーパーヒーローが悪者を退治してた後にこんなことを考えていたらめっちゃイヤじゃないですか?笑

彼らは素晴らしいことを、さも当たり前かのごとく淡々とやってのけるからカッコイイのですね(カッコイイかどうかは論点ではない)。

話を戻します。

とはいえ、それだと自分に対する報酬がなさすぎて悲しくなると思うので、僕の場合は1日の最後に全力で褒めるようにしています。

具体的には1日の最後、寝る前につける日記でその日1日の満足度に点数をつけています。

そこで今日1日の行動を振り返り、「よくやった」と思う内容には高得点をつけます。

そうしてあげることによって次の日の行動のモチベーションにつながります。

しかも、もし仮にモラル・ライセンシングが発生しても時間的に隙間がないので心配無用ですね。

どうしてもごほうびが欲しいなら、その場であったかいオフトゥンにダイブすればいいと思います(適当)

「やりたいから」でやるようにする

いかがでしたでしょうか。僕は1つ目の「「やりたいから」でやる意識を持つ」がおすすめです。

もしもあなたが本当は心の底ではそんなにやりたくないのに「やらねば」でやっていることがあるなら、それは道徳的な観点で見れば最も尊重される「善いこと」です。

しかし、だからこそモラル・ライセンシングの標的・トリガーになってしまう、という如何ともし難い口惜しい事実があるのです。

これを防ぐには、建前的にでもいいので「やりたいからやっている」と変換していく他ないでしょう。

「やらねば」でやらざるを得ないことを、なんとかして少しずつ減らしていくのです。

それは環境を変えるでもいいですし、気持ちを切り替えるでもいいと思いますね。

チャイフ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です