○○歴XX年というのを大袈裟に言っていくと、つよそうな印象を与えられます

チャイフ
テニス歴18年です
チャイフ
ボルダリング歴8年です
チャイフ
ラブライバー歴10年です

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

数字のパワーというのは思っているより強いようです。

今回は、履歴書とかプロフィールとかで書いたら強くなれる○○歴XX年について話します(?)

それでは!

履歴書、自己紹介、プロフィールページでよく見る○○歴XX年

履歴書、自己紹介、プロフィールページでよく見ると思うんです。

○○歴XX年

営業コンサル20年やってたらしい人
営業コンサル20年やってました!

人は他人のことを知る際に、すぐにそのスキルレベルを推し量ることはできません。

  1. 数字を見る
  2. 詳細を聞く
  3. 実際にやってもらう

大きくこの3段階を経て実態と理解を合わせていくことになります。この順番が大事で、必ず1つ目に「数字を見る」が来るのがまさに今回のポイントですね。

なぜ「○○歴XX年」が強いのか

強烈なインパクトを残すアンカリング効果

心理学の用語に、アンカリング効果というものがあります。

これは、最初に認識した情報がまるでアンカー(錨)のように印象として強く残り、後から情報が訂正されたとしても、最初の印象が前提となり、認知にバイアスがかかるということです。

よくある例として、最初に高い金額を見せられた後で、「今回は特別に半額!」と言われると、とてもお得に感じてしまいます。仮に値引き表示された後の金額が、元々売主が売りたいと思っている金額だったとしても、です。

○○歴XX年の話に戻りましょう。

営業コンサル20年やってたらしい人
営業コンサル20年やってました!

と言われると、20年という数字に「すごそう(小並感)」と思います。その後実際に話してみて、多少アラが見られたとしても、「とはいえ20年」という良い印象が消えることはありません

それ以外の部分に好印象を与えるハロー効果

心理学の用語に、ハロー効果というものがあります。

これは、何か1つ強烈な特徴があると、その他の特徴もそれに引っ張られてしまう認知バイアスのことです。「ハロー」は英語の”halo”のことで、聖人の頭上などに描かれる後光などの意味があり、後光があるだけで存在全体が神々しく映る、ということですね。ハロー効果は後光効果ともいわれます。

Xフォロワー数5万人の人
Xフォロワー数5万人です

と言われると、めっちゃ有名人っぽいです。ネット上での発言力、影響力がありそうですし、適切にマーケティングをすれば集客をしてもらえそうです。フォロワー数が単なるフォロワー数に過ぎないとしても、私たちはその数字のインパクトから、「その人が他にも優秀なところがあるのだろう」と勝手に、無意識に思い込みます。

○○歴XX年の話に戻りましょう。

営業コンサル20年やってたらしい人
営業コンサル20年やってました!

と言われると、例えその人が経理やマネジメントはポンコツだったとしても、他のスキルについてもある程度良い方向に勘違いされます。これは情報を受け取る側のバイアスなので、何か1つ強烈な特徴を提示しておけば、何かと便利…くらいに考えておくと良いのではないでしょうか。

「○○歴XX年」をどう使えばいいか

年数があれば、頻度や密度はある程度気にしなくていい

テニス歴18年と言いました。中高大とかなりやっていたので12年はかなり本当ですが、大学を出てからの6年間は「1年に1,2回機会があればする」という程度なので、半分ウソみたいなもんです。

とはいえ、テニスラケットを捨てたわけでもないし、やろうと思えばできます。なのでまぁウソでもないかなと。

ボルダリング歴8年と言いました。確かにゆるく続けてはいますが、3ヶ月くらい全く登らなかった期間もあります。それでも辞めたわけでもないし、ウソではないと思ってます。

さらに、僕はスキューバダイビング歴4年なのですが、潜った本数は10回程度です。今では1年に1回くらいで、毎回初心者講習のようなものを受けてますが、まぁスキューバダイビング歴4年です。

ウソじゃなければ、経験年数は自信持って言っていきましょう

「回数」が強いときは回数を使うのもアリ

逆に、高い密度でやってたり、回数が具体的に提示できるものについては、「歴」以外の数字を使うのもアリです。

チャイフ
リアル脱出ゲーム84公演参加しました

僕は趣味にリアル脱出ゲームがあるのですが、歴でいえば5年です。しかし、コンスタントに公演に参加していて、回数が順調に積み重なっています。最近では減ってきていますが、「5年で84公演」なら、平均すると「1ヶ月に1公演」よりは高い頻度で参加していることになります。

「平均すると1ヶ月に1公演以上リアル脱出ゲームに参加してる」って聞いたらなんかすごそうですよね。「ガチやん」ってなりますよね。それが大事なんです。

僕が大学時代に麻雀をどれくらいやっていたかを数えてみました。収支メモが残っていて、半荘数は書いていなかったのですが、6年間で281回卓を立てたらしいのです。平均6半荘くらいやってるとしたら、1,680半荘くらいはやっていることになります。あとはネット麻雀でも1,000半荘くらい(適当)はやっている気がします。そういう話をしたら、「麻雀歴12年」よりは強烈な印象を与えられる気がしますね。

なんでも早く始めてゆるく続けると良さそう

今回の件から我々が得るべき教訓は、「なんでも早く始めてゆるく続けると良さそう」ということではないでしょうか。「早く始める」も難しいし、「ゆるく続ける」も難しいのですが。

○○歴XX年というのは、それだけで強く見せることができます。もしすでに持っていて続けている何かがあれば、積極的に言っていきましょう。もし思い当たらなかったり、新しく作りたいと思ったなら、まずは始めてみましょう。1日でも早く始めれば、それだけで「XX年」が強力になるからです。

それでは。

(この記事が面白いと思ってもらえる人におすすめの記事を置いておきます。)

会議で「こいつできる」と思われる超簡単な方法

会議で「こいつできる」と思われる超簡単な方法

2021.06.04

「ただやってこなかっただけ」のまやかしの「苦手」があると思う

「ただやってこなかっただけ」のまやかしの「苦手」があると思う

2021.08.06

チャイフ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です