こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
僕が3位に持っている「公平性」のまとめ記事を書いてから、少しストレングス・ファインダーの記事から離れていましたね。というのも、この4位の「成長促進」が、なんとも言語化しづらいというか、あまりパワフルな資質ではない気がするんですよね…
とはいえ、「成長促進」の資質は人間関係の構築にはめちゃくちゃ寄与している気がするので、人との繋がりを意識しつつ、なんとかその特徴をまとめてみたいと思います。
それでは!
Contents
ストレングス・ファインダーとは?
「クリフトンストレングス」が正式名称になったそうですが、やはりどうしても旧名の「ストレングスファインダー」「ストレングス・ファインダー」が知名度が高まりすぎているので、「ストレングスファインダー」(以下、SF)と呼びますね。
SFとは、GALLUPという会社が提供している強み分析ツールで、いくつかの質問に答えることにより、34の資質のうち、自分がどの資質を持っているかを教えてくれる自己診断ツールです。
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僕の第4位の資質「成長促進」
SFについての記事はいくつか書いているのですが、改めて1つの資質について深掘りをした記事がないな…と思ったのです。
テーマとなる資質について、以下の5点に基づいてまとめていきます。
- その資質が、どういう性質のものなのか
- その資質が、どのような時に役立つのか
- その資質で、どのような時に困るのか
- その資質を持つ人は、どの資質を持つ人と味方につければいいか
- その資質を持つ人とは、どのように接するべきか
「成長促進」とはどのような資質か?
ということで、僕が4位の資質である「成長促進」について掘り下げてみます。
「成長促進」は、”人間関係構築力”の資質であり、英語の Developer の訳です。
Developerは「Developする人」であり、Developは発達させる、成長させる、発展させる、という意味の他動詞です。つまり、誰か他人に対して、成長をさせようとする資質、ということになります。
「成長促進」は、人の可能性を後押しする資質
「成長促進」は、人の可能性を後押しする資質です。
人の可能性を見出し、伝え、信じ、応援し、伸ばそうとします。「誰かのために」という原動力で動けます。人に成功体験を与えたいのです。根っからのサポーターです。
「誰もが発展途上であり、伸びしろがある」と信じていて、その成長に貢献したくなります。無意識に伸びしろに注目しているので、誰かの成長できる部分を見つけるのが得意です。見つけると、本人にそのポイントを伝え、その成長をサポートします。時には本人が成長したくなるように挑発します。
僕は、人の悩みを聞くのが好きなんですよね。人は何かに真剣だから悩むのだと思っています。真剣だということは、そこに成長や発見、ブレイクスルーが眠っていると感じます。それを、なんらかの形で手助けしてあげたいのです。
「成長促進」は、人が学びを得る瞬間を見つけるのが得意
「成長促進」は、人が学びを得る瞬間を見つけるのが得意です。
得意ですし、そこに至上の喜びを感じます。
例えば、誰かが学びを得る、教訓を得る、重要な価値観に気付く、何かに挑戦しようとしている、コツを掴みかけている、レベルアップしようとしている、パラダイムシフトしようとしている、そんな瞬間を見ると、とても嬉しくなり、さらに後押しをしたくなります。
教師やコーチ、マネージャーなどの誰かをサポートしたり教育したり指導したりする役割に従事すると、「成長促進」の強みを最大限に発揮することができるでしょう。もしも「あなたのおかげで成長できました」なんてフィードバックをもらった日には、嬉しすぎて天に召されてしまうかもしれません。
僕も人に何かを教えるのは好きなのです。例えば学校の勉強、テニスの技術、ボルダリングの技術、ストレングスファインダーの考え方、ウェルスダイナミクスの考え方、全てそうです。僕が教えるのが好きな理由にも「成長促進」が大きく関係していて、その教えるという行為が相手の発見や成長に繋がってくれると思うから教えるのです。だからこそ人とコミュニケーションを取るのです。
「成長促進」は、誰かのサポートを抱えすぎないことが重要
「成長促進」は、誰かのサポートを抱えすぎないことが重要です。
「成長促進」は、人から頼られると応えたくなってしまうのです。もちろん「成長促進」を持っていなくとも、誰しも人から頼られるのは嬉しいものです。しかし、「成長促進」はその嬉しさが最も強いのです。ヘタをすれば、他人への奉仕と応援と手助けだけで時間とエネルギーを使ってしまい、自分を二の次にしてしまう可能性があります。
全ての人に常にかまうのではなく、適切なタイミングで適切なサポートをするなどの工夫をすれば、自分のことにも時間を使えるようになるでしょう。
「成長促進」は、自分を成長させることには使えない
「成長促進」は、自分を成長させることには使えません。
誰かを成長させるためには、自分が持っているものしか与えることはできません。つまり、自分自身が成長していく必要があります。
しかし、この「成長促進」という資質は、自分自身をレベルアップさせるように応用することはできません。自分自身が成長するためには、誰かメンターを見つけるか、何らかの”戦略的思考力”や”実行力”の資質を活用するのが良いかもしれません。
「成長促進」は、どの資質を持つ人と味方につければいいか
「成長促進」は、「個別化」の資質を持つ人を味方につければ良いそうです。これは、弱みを補ってもらうためではなく、「成長促進」の強みをさらに活かすためです。
「成長促進」は、人の可能性を信じるあまり、その人の適性ではない可能性をも応援してしまいます。本人にやる気があるのに、それを応援しないなんて行為は、「成長促進」には不可能です。
先述の「誰かのサポートを抱えすぎない」ためにも、また応援する相手のためにも、「個別化」さんの”人を見る目”を借りてみると、より最適な支援ができることでしょう。
「成長促進」を持つ人とどのように接するべきか
「成長促進」を持つ人に対して、フィードバックをしてあげるといいです。「成長促進」を持つ人は、人に対して様々なコメントをしてくれます。本人は無意識かもしれませんが、それは相手の可能性を伸ばすためにやっています。
一方、「成長促進」さんは自分で自分を成長させることは苦手なのです。だからこそ、本人にフィードバックをしてあげましょう。その人特有の長所を教えてあげるのもいいですし、「成長促進」の資質ならではの強みを教えてあげるのもアリです。
あと、普通に「成長促進」さんにサポートを頼むのもアリです!
「成長促進」は軽率に人を褒めていけばいいと思う
いかがでしたでしょうか。
「人を褒める」という行為は、ちょっと恥ずかしいものです。僕も苦手だという自意識があります。しかし、「成長促進」という資質を利用してみるとできるかもしれません。
相手の可能性、潜在能力、展望に注目するのは簡単にできるので、「成長促進」は軽率に人を褒めていけばいいのかもしれませんね。
それでは。
(僕が上位資質に持っているものについて、他にもまとめているので、ぜひチェックしてみてください!)
チャイフ