こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
4,000文字級の、しかもまとめ系の記事ばかり書いて更新頻度が上がらない僕です。ずっと偶数日更新をしていたのですが、しばらくは4日更新に下げようと思います。
さて、こんなふうにルールを決めて同じ感覚でものごとを進めたがるのも、僕が3位に持っている資質「公平性」が影響しているのかもしれませんね(ほんまか?)
というわけで今回は、ストレングスファインダーの資質「公平性」について考察していこうと思います!
それでは!
Contents
ストレングス・ファインダーとは?
「クリフトンストレングス」が正式名称になったそうですが、やはりどうしても旧名の「ストレングスファインダー」「ストレングス・ファインダー」が知名度が高まりすぎているので、「ストレングスファインダー」(以下、SF)と呼びますね。
SFとは、GALLUPという会社が提供している強み分析ツールで、いくつかの質問に答えることにより、34の資質のうち、自分がどの資質を持っているかを教えてくれる自己診断ツールです。
- GALLUP社の公式サイト:https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspx
- 34資質のうちのTOP5を知る
- 上記の書籍を購入→公式サイトにアクセス→「コードの引換」→付属のコードをwebサイトに入力
- 公式サイトにアクセス→ストア→2,340円課金する
- 上記の書籍を購入→公式サイトにアクセス→「コードの引換」→付属のコードをwebサイトに入力
- 34資質全てを知る
- 公式サイトにアクセス→ストア→公式ページから5,850円課金する
↓↓↓GALLUP社の公式サイトにアクセス↓↓↓
↓↓↓「コードの引換」↓↓↓
↓↓↓「ストア」↓↓↓
僕の第3位の資質「公平性」
SFについての記事はいくつか書いているのですが、改めて1つの資質について深掘りをした記事がないな…と思ったのです。
テーマとなる資質について、以下の5点に基づいてまとめていきます。
- その資質が、どういう性質のものなのか
- その資質が、どのような時に役立つのか
- その資質で、どのような時に困るのか
- その資質を持つ人は、どの資質を持つ人と味方につければいいか
- その資質を持つ人とは、どのように接するべきか
「公平性」とはどのような資質か?
ということで、僕が3位の資質である「公平性」について掘り下げてみます。
「公平性」は、”実行力”の資質であり、英語の Consistency の訳です。
Consistencyには、一貫、一致、調和、整合性、といった意味があります。
「公平性」は、一貫性を求める資質
「公平性」は、一貫性を求める資質です。全体としてのバランスが重要なのです。それは集団としてのバランスという意味でもそうですし、自分の中でのバランスもそうです。
「公平性」は、集団にもバランスを求める資質
まずは集団としてのバランスの話から。
シーソーの真ん中に自分がいるイメージで、できるだけシーソーは安定していてほしいのです。もしもどちらかにシーソーを傾ける存在が現れたときには、全体が安定するように働きかけますし、全体のバランスのために自分がポジション取りを変えることも珍しくありません。
だから、「公平性」は”全体の雰囲気”にかなり敏感だったりします。「みんなが楽しめているのか」「和を乱す人はいないか」など。
そのような発想から、「公平性」はチャンスは公平にあるべきだとも思っています。誰か1人にチャンスが偏ることはバランスが悪いのです。不快感を覚えますし、不平を覚えます。例えば、並んでいる順番を抜かす人がいたらかなり怒りを感じます。
最近気づきましたが、僕は「受け売り」をするときに必ず「受け売りであること」を公言します。他人のアイディアを自分のものかのように披露することは、不公平だと考えているからです。
「公平性」は周りに合わせる資質
「公平性」は、自分も含めてその場全体の平均点を探ろうとします。「公平性」は全体のバランスを重視するので、つまり周りに合わせる資質とも言えますし、ある意味では「周りに影響されやすい資質」とも言えます。一見ネガティブにも聞こえる特徴ですが、これは実はうまく利用することができます。どういうことかというと、「公平性」をうまく使えば、環境を利用して自分を動かすことができるのです。
例えば、とても優秀な人が集まっている環境に身を置くと、「自分も成長しなければ」と感じます。また、僕は自習室・コワーキングスペース・図書館・カフェのような、周囲の人が作業をしている環境や周りの”目”がある環境だと、作業効率が上がります。
誰でも多少はそうなのかもしれないですが、「公平性」が上位にあると周囲の環境が与える影響が強くなると思っています。
「公平性」は、自分にもバランスを求める
次は自分の中のバランスの話。
「公平性」は自分の中にも一貫性を持ちたい、という気持ちがあります。なので、「公平性」は二枚舌をしないんじゃないかな、と思っています。また、「公平性」は陰口もほとんどしないような気がしています。ある場所や時期での意見と、また別の場所や時期での意見が異なってしまうことは、ある程度は仕方ないかもしれませんが、「公平性」は極力避けたいと考えているからです。
「公平性」はルールを遵守する資質
自分の中で一貫性を持っていたいという気持ちから、「公平性」はルールを遵守する資質です。
みんながルールを破らず、和を乱さなければ、バランスが崩れることなんてありません。もちろんシーソーの真ん中にいる自分が進んでルールを破ることもあり得ません。ただそこで決められたことを決められた通りに遂行していれば、正しいバランスを保てるのですから。
「規律性」という資質も「ルールを守る」という点では同じなのですが、「規律性」はルールを破る他の人に対してより積極的に正そうとします。「規律性」は秩序を重視し、あらゆることが予測可能であってほしいと思っています。
「公平性」は”全体のバランスが乱れること”に対して怒りやストレスを感じるので、アプローチの対象がルールだったり、個人ではなく全体に対してだったりします。一方、「規律性」は”秩序に反する存在”に対して怒りやストレスを感じます。微妙な違いですが、和を乱す存在に対して直接アプローチする確率は、「公平性」よりも「規律性」の方が高そうですね。
「公平性」はマネジメントが得意な気がする
「公平性」を持っている人はマネジメントが得意な気がします。もちろんマネージャーと一言で言っても色んなタイプがいるので一概には言えませんが、ここで強調したいのは「公平性」はプレーヤーではない立ち回りが得意という意味です。
「公平性」は「マクロで見る」ことができます。一歩引いた目線で全体を見て、プロジェクト全体が予定通りに進んでいるかを感じ取ることができます。また、メンバーに対しても公平で平等な視点を持つことができるので、誰かに負荷が集中しないように調整ができますし、人を評価するにあたっても成果や貢献度を公正に見ることができます。
SFは関係ないですけど、マネジメント業務をする上で非常に役立つ本があったので紹介記事を載せておきます。
「公平性」は、ルーティーンワークが得意
「公平性」は、ルーティーンワークが得意です。
「決められたことに従う」という意味でも、全体のバランスを乱さないから心地がいいですし、「同じことを繰り返し行う」こと、はまさに一貫性ですよね。少なくとも「公平性」起因で”飽きる”ことはないでしょう。
そういえば、「責任感」とは違うモチベーションではあるのですが、「公平性」も約束したことを守る傾向があります。自分の中に一貫性を持っていたいからですね。
「公平性」は、アドリブが苦手
「公平性」は、アドリブが苦手です。ルーティーンワークとは真逆の行動ですね。
自由度が高すぎる状況に置かれると、何がバランスを取る行動なのか、何がバランスを崩す行動なのかがわからないのです。
例えば発表や自己紹介をする場だと、「公平性」はできるだけ後の順番の方がいいと考えます。なぜなら、”流れ”というものに合わせることができるからです。全体のバランスを取ることは得意なので、先駆者の開いた道を見ていい具合のルートを取ることは簡単なのです。もしも「公平性」が一番最初に自己紹介をさせられると、何を言えば正解なのかわからず、戸惑ったりパニックになったりするでしょうね。
だからこそ、「公平性」は来るべき発表や自己紹介の場に備えて、いくつかのフォーマットを持っていると安心できるのかもしれません。
「公平性」は「最上志向」や「個別化」を味方につけるのがよい
「公平性」は、「最上志向」や「個別化」を味方につけるのがよいそうです。
「最上志向」は、平均以上を求めます。マイナスをゼロにするのではなく、ゼロをプラスにしたいと考えます。「何かを極めている」ことに強い魅力を感じます。磨ける原石を見つけるとテンションが上がります。人の強み・長所を目ざとく見つけ、見出すことができます。
「個別化」は、個人に注目します。クセを見抜き、特徴を掴みます。人の共通点を一般化するのではなく、1人ずつの違いを見つけます。
「公平性」は、どうしても”全体”に目を向けがちです。全体の平均を探り、全体を1つのルールで括ろうとしてしまいます。しかし、人にはそれぞれ異なる価値観や特徴がある中で、一筋縄ではいかないことは起こり得ます。「公平性」はマクロで見ることはできても、ミクロで見ることはできないのです。
全体を満遍なく見るだけではなく、1人ずつに個別対応をすべきときは、「最上志向」や「個別化」が教えてくれますし、助けてくれます。
「公平性」を持つ人とどのように接するべきか
トラブル時には「公平性」をサポートしてあげてください。また逆にトラブル時には「公平性」は周囲の人を頼るようにしましょう。
「公平性」は予定通りにプロジェクトが進んでいるときは最も高いパフォーマンスを発揮します。「公平性」は小さなブレはすぐに修正できます。しかし、イレギュラーが発生したときにはパワーダウンしてしまいます。「公平性」は大きなブレに対する対応力は低いのです。
また、「公平性」に対して無茶振りをしてはダメです。笑 何かを依頼するときは、具体例を出したり大体の流れを説明したりして自由度を減らせば、安心感を与えられるでしょう。
「公平性」は平等と思える環境に身を置くべし
いかがでしたでしょうか。
「公平性」は、その場にいる人が平等に扱われていると思える環境に身を置くのがストレスフリーに過ごせる重要な要素だと思っています。
例えば、人事評価制度がきちんと整っていてかつ形骸化せずに機能していると心地が良いかもしれません。また見えない努力などが正しく評価されたりすると非常に嬉しく感じるかもしれません。
「平等かどうか」を確かめるのは難しいので、「人を褒める」「人の良いところを言う」ということが日常的に行われている環境を探してみるといいでしょう。
そのような環境がすぐに見つからなくても、自分が全体の平等性・バランスをとても気にしているのだと分かった上で生活をするだけで、楽になるかもしれませんね。
それでは。
(僕が上位資質に持っているものについて、他にもまとめているので、ぜひチェックしてみてください!)
チャイフ