
こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
tl;dr
- 「所属にとって重要なこと」を「自分にとって重要なこと」に思考停止で置き換えてしまわないこと
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過去の自分のツイートを掘り返してみたシリーズ
2019/2/8にこういうことをツイートしていた。
「所属にとって重要なこと」を
— チャイフ⛅自己中心で生きる (@chaif_123) February 8, 2019
「自分にとって重要なこと」に思考停止で置き換えてしまわない意志の強さが必要だな
油断するとすぐすり替わるから
駒じゃない、歯車じゃない
意志を持つこと
真に・自然に・誰に強制された訳でもなく、
「所属に対して貢献したい」と思えた時がスタートだな
会社のミッションに共感できなかった
僕は去年に転職をしたのだが、その転職した理由の1つとして、「会社がやろうとしていることに共感できない」があった。ミッションに共感できないと言い換えてもいい。これは同じ会社で続けて働いていく上では、正直かなり致命的だと思う。
日々与えられる当面のタスクはこなすが、自分の人生の中でその仕事をしていく意義をどうしても見いだせなかったのだ。
違和感を忘れないこと
同じ組織やコミュニティに長く所属していると、その組織が大切にしていることが、そのまま自分も大切にしなくてはいけないような感覚になってくる。いわゆる「染まる」というやつだ。(悪い意味で)
ある組織やコミュニティに入りたての頃は”違和感”を感じるものだが、どうしても「染まる」のは避けられない。だったら自分で自分のパラダイム(考え方、ものの見方、価値観)をメンテナンスするしかない。
そこで提案したい考え方が、インサイドアウトのパラダイムだ。
インサイドアウトの考え方
インサイド・アウトとは、一言でいえば、自分自身の内面から始めるという意味である。内面のもっとも奥深くにあるパラダイム、人格、動機を見つめることから始めるのである。
by『7つの習慣』
ざっくりいえば、こんな感じである。(これ以上は言及しない)
- アウトサイドイン:外部の考えを自分に取り込み、対応・適応しようとする考え方
- インサイドアウト:内側から湧き出てくるものをもとに行動しようとする考え方
確かに、アウトサイドインのパラダイムは非常にラクである。所属から自動的に降りてくる「こうしてほしい」に従っていれば、考えなくていいからだ。しかしそれでは自分の人生を他人に任せているようなものである。
そうならないためにも、特に自分の所属と向き合う際にはインサイドアウトの考え方が効果的なのである。
所属とは
さて、所属とはなんだろうか。会社、家族、友人、etc…様々ある。
あえて「所属」と抽象的な単語を使っているのは、それをあなたの身の回りに置き換えて考えてみてほしいためである。あなたが今どんな境遇にいるのかはわからないが、あなたが「あなた自身」以上に優先すべきものは原則的にない。
会社
とりあえず会社だけ例に挙げる。
会社の考え方
会社や組織はしばしば「法人」とも呼ばれる。個人と同じように「やるべきこと」「重視すべきこと」を抱えている。そしてその目的達成のために、構成員である社員に対して役割を与え、タスクを与える。
会社にとって社員は労働力、いわば駒であり、それをうまく動かす・動くような仕組みを整えることがカギである。
会社にとって「社員は思い通りに動く」という前提で計画を立てる。

社員の考え方
しかし社員は駒ではない。それぞれが重視すべき人生を抱えている。
思考停止で言われたままに行動しないことも非常に重要である。
ストライキを起こせと言っているわけではない。もちろん会社の規則には従うべきであり、与えられたタスクはこなすべきである。
着目すべきはモチベーションだ。「言われたから」ではなく、「自分がしたいから」をモチベーションとすることである。
自分はなぜこの会社で働いているのか。この会社で仕事を進めることによって何を得られるのか。
その動機のために自分は動くのである。1つ1つのタスクはその大きな動機に結びついているから自分は動くのである。(インサイドアウトのパラダイム)

所属について時間をとって整理する
インサイドアウトのパラダイムは常に意識できるものではない。定期的に自分自身の所属を見直し、自分の存在意義やそこで成し遂げたいこと、やりたいことなどを整理するといいだろう。
自分の「こうありたい」が第一で、所属の「こうしてほしい」が第二
ベン図をイメージしてほしい。
自分の「こうありたい」が第一の円。会社の「こうしてほしい」が第二の円。
この2つの円が100%一致している人は少ないと思うが、大きく重なっているほどよりやりがいをもって仕事に取り組めることだろう。
また、“会社”の部分は あらゆる所属で置き換えられる。まずは両者の合意点を探り、より大きく円を重ねることに尽力する。
そしてどうしても無理であれば第一の円を優先する、ということを強くオススメする。

チャイフ
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