こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
大人気シリーズ(大嘘)、「オタクに学ぶシリーズ」です。
あなたは「出るまで引けば出る」という言葉を聞いたことがありますか?これはソシャゲ(ソーシャルゲーム)のガチャを引く際に用いられる表現です。
ガチャは、ソシャゲの中でレアなアイテムやキャラクターをゲットするためのシステムです。ソシャゲのガチャは確率が設定されているので1回引いてで出る(アイテムやキャラクターをゲットできる)かどうかは確率に依存します。また、有限回引いて出るかどうかは確率に依存します。しかし、無限回引けば、出る確率は100%に収束します。
これは一見馬鹿げているようで、挑戦に対するメンタリティの観点で、実は深い真理を突いているのではないか?と思い至りました。
ということで、今回は「出るまで引けば出る」というオタクの迷言について考察していきます。
それでは!
Contents
成功するまで挑戦すれば100%成功する
「出るまで引けば出る」とは、「出るまで引けば100%出る」という意味です。つまり、「成功するまで挑戦すれば100%成功する」という思想ではないでしょうか。自己啓発本のタイトルに使えそうですね。
『死ぬこと以外かすり傷』という箕輪厚介さんの本がちょっと話題になったことがありますが、似た概念を表現している気がします。僕はこの本読んでないですけど。
「出るまで引けば出る」の優れたメンタリティとは
「出るまで引けば出る」に内包されているメンタリティで、特に素晴らしいと思うポイントを3つ挙げたいと思います。
「初めは失敗する」ことを受け入れている
第一に、「初めは失敗する」ことを受け入れている点です。
「1回で引ける」とは言っていないのです。ガチャは確率であるという事実を受け入れ、無理を通そうとしない謙虚な姿勢であると解釈することができます。
僕のお気に入りの記事の1つに、「諦める」について書いた記事があります。
【意外】「諦める」という、実は前向きでポジティブな言葉の語源とは?
「諦める」とは、悪い状態は一度忘れて、真理を受け入れ、対策を立てて実行していけ、というむしろポジティブで前向きな言葉です。
「出るまで引けば出る」という言葉の中には、仏教の「諦観」、つまり「諦める」という概念が内包されていると言えます。これは非常に素晴らしい点です。
継続することが成功につながると理解している
第二に、継続することが成功につながると理解している点です。
「出るまで引けば出る」という言葉は、「すぐには成功しない」「必ず失敗がつきものである」と”諦め”た上で、成功に向かっていくために何が必要かを理解しています。つまり、継続です。
また、「挑戦の連続」と言い換えることもできます。小さなベイビーステップだとしても、スパンが空いてしまおうとも、挑戦を続けることこそが成功に近づくただ1つの方法であるという真理を表現しているのです。
最後には成功すると確信している
第三に、最後には成功すると確信している点です。
これは、『7つの習慣』における第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」の観点から解釈することができます。
まずは”終わり”を思い描く。『7つの習慣』においては「自分の葬儀を想像する」と書いてあります。まずゴールを思い描き、自分の目指す成功を思い描く。
「最終的には自分の思い描いたゴールにたどり着く」という確信感が「出るまで引けば出る」という言葉にはあります。自らゴールを描き、そこに希望を抱き、確信感を持って挑戦し続けることが、”幸せな人生”に繋がりうると信じています。
幸せな人生とはなにか
「出るまで引けば出る」という言葉は深いぞ
いかがでしたでしょうか。
「出るまで引けば出る」という言葉は、無謀な夢を語るだけでもなく、しかしネガティブでもない、あくまでもリアルに夢を追っている非常に良い言葉ですね。
あなたも、辿り着きたいゴール、いわば欲しい”アイテム”はありませんか?そこに向かって、まずは1回”ガチャを回してみる”ことから、何かが始まるかもしれません。
それでは。
チャイフ
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