こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
ついにコロナウイルス陽性になってしまったのでそのときのことを書きます。
Contents
コロナウイルス発症までの物語
パートナーが39.5度の発熱
まず、パートナーが発熱しました。
近くの内科に行ってコロナウイルスの検査をしてもらいましたが陰性。のどの炎症を抑える薬とうがい薬と解熱鎮痛剤を処方してもらってあとは対症療法となりました。「偽陰性かもしれない」という旨は伝えられていましたが、まぁ偽陰性だったんでしょうね笑
この日を1日目としてそこから5日間ほど、パートナーの熱は上がったり下がったり。解熱剤の効果もあるとは思いますが、傾向として朝に下がり、日中から夕方にかけて上がるという一般的なパターンでしたね。
僕自身はというと、普通に活動はできるものの、少し喉に違和感がある感じ。そして夜に寝ていると、ちょっと体温が上がってくる感覚もありつつ、翌朝になると発汗によってか熱は下がって…というのが続いていました。
5日目の夜、ほぼ一睡もできず
そして5日目の夜、事件は起きました。
次の日に予定があったので、21:00くらいに布団に入り、朝に発熱がなければ普通に活動するつもりでした。
しかし、ほぼ一睡もできなかったのです。
僕は当ブログで睡眠に関する記事をそれなりに書いていて、入眠に関してもドヤ顔で語っています。平常状態だと早くて2分、遅くとも60分くらい横になっておけば確実に入眠できるという自負があったのですが、結局朝までほぼ寝れませんでした。
だいたい意識があった10時間、朝に38.6度の発熱
厳密には数10分ずつくらい気絶してたときもあったとは思いますが、ほぼ意識がありました。つらかったです。不眠症の方の苦しみを少しわかったような気がしました。
最初の2時間は寒気がするレベルで発熱してました。たぶん39度近くあった気がします。そのあとは発汗で解熱できた感じがしたので、
くらいのポジティブな感想でした。そのまま「寝れないなぁ」と思いながら独自の入眠法を何度も何度も試しましたが、いっこうに寝れず、
と開き直ることにしました。99%開き直りつつ、1%くらいは「まぁゆうてそのうちいつの間にか眠れるやろ」と思っていたのですが、本当に朝まで意識があり続けたので窓の外が白んできたときには呆然としましたね。熱を測ると38.6℃だったのでやむなく予定はキャンセルしました。
コロナに罹って思ったこと
コロナに罹った経緯はこれだけなのですが、せっかくなのでコロナに罹って思ったことをつらつらと書き留めておきます。
コロナに罹ったのは悪いことだけじゃないと思えるか
最近、『スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法』を読んでいます。
誰しも心の中に妨害者と賢者がいて、全てのネガティブな感情は妨害者が作り出していて、賢者が事実を純粋に見て自分も他人も罰したりせず次にできることを考えようとする…みたいなことが書いています。
その中で僕が特に印象に残ったのが、「今の状況を贈り物やチャンスに変える」という発想です。本の中では「家庭内で対立が起きている」とか「営業で案件受注に失敗する」とか「経営不振に陥る」とか、客観的に見てもネガティブだし、もし自分の身に起きたら間違いなく怒り・不満・不安・後悔などの感情に包まれてしまいそうなことばかりです。それでも、そんな状況下にいる人たちが妨害者と賢者という存在に対する理解と数々のメソッドを通して、捉え方を一新していく事例が紹介されています。
で、僕は今回コロナウイルスに発症しました。予定はいくつもキャンセルになったし、ベッドに臥している間はついつい「非生産的な時間だ…」と思ってしまうし、パートナーに迷惑もかけるし、何1つ良いことがないように思えます。
しかし、ここであえて「今の状況を贈り物やチャンスに変える」という発想をしてみることにしました。
- もともと疲れが溜まっていたので、これを機にしっかり休むことができた
- 看病をしてくれるパートナーに対する感謝を改めて感じることができた
- コロナウイルスに罹った人の辛さを少し理解できるようになった
- 不眠症の人の辛さを少し理解できるようになった
- 体調が優れない時に予定をキャンセルする申し出をする勇気を出す大切さを再認識した
- お盆のタイミングだったおかげで、仕事に支障が(あんまり)出なくて済んだ
- 翌週のアニサマのタイミングじゃなくてよかった
- 思い通りに使えない時間を過ごしたことで、普段の時間の使い方を見直すきっかけになる
- 健康に対する意識を高めるきっかけになる
- ブログのネタになる
最低3つ以上、多ければ多いほど良いらしいので、けっこう捻り出してみました。こじつけや強がりのように思えるものもありますが、いいのです。数を出すことが大事です。
こうして書いて眺めているだけで、「コロナウイルスに罹ったのも、もしかしたら今の僕にとって必要なことだったのかもしれないな」と思えてきました。不思議じゃ。
罹るかどうかは極論、運です
風邪もインフルエンザもコロナも全てウイルスなのに、風邪は感染源の特定の意識は薄く、インフルエンザやコロナは感染源の特定の意識が強いんですよね。症状が違うので同じ扱いにはならないにしても、少し違和感があります。
コロナウイルスももう広く蔓延し過ぎていますし、潜伏期間は1日〜14日とまで言われています。14日もあればどこでもらってもおかしくない、いわば運次第です。そんな中で「誰が移した」というのを追及する意味はほとんどない気がします。ただでさえ体調が悪くなってるときに、身内や友人同士で精神まで削り合うメリットは皆無だと思うんです。
コロナウイルスに罹るのは災害みたいなものだと捉えて、犯人探しはせず、ただ治療と自宅待機、そして復調したら再発防止策に取り組む。それだけでいいんじゃないかなと、改めて思いました。
頼れる人に頼るべし
コロナに限らずですが、体調不良のときは近くにいる人に頼りましょう。というのも改めて感じました。久々に体調を崩したので、この感覚を忘れてました。
汗をかいた服の着替えとか、飲み物を飲むとか、薬を飲むとかはまだ可能だと思うんです、1〜2分とかで終わるから。
ただ、食事の用意は病体では無理なんですよね。食べるのは可能。
体調不良のときにカップ麺やコンビニ弁当を食べるわけにもいかないのでまともな食事をしたいですが、まともな食事は作るのに時間がかかりますし、料理は頭も使うので発熱してるときは不可能に近いんです。なので、頼れる人には頼りましょう笑
同居人がいたら同居人に。一人暮らしの場合は実家の親に食料を送ってもらうとか、友達に食料買ってきてもらうとか。できれば即席で作れる系のモノがありがたいですね〜
人混みに行くならマスクをつけます
最後に、教訓らしい教訓です。いや当たり前のことでお恥ずかしい。
僕は2019年までは、冬場はむしろそこそこマスクをつける派だったんですが、コロナ禍になってから、思考停止でマスクをつける人が多すぎて逆によほどの人混みじゃないとマスクをつけなくなってしまいました。対抗心というか、「マスクをつけない選択肢」をアピールするような気持ちだったかもしれません(焼け石に水だと思いますが)。
それで、いつの間にか外出時に全くマスクをつけることをしなくなっていましたね。いやー、普通に良くなかったです。夏場は特に、シンプルに「暑いからマスクをつけたくない」という心理も合わさって、油断していたというかむしろ忘れていましたね。大反省です。
今後は、まぁ普通に閑散とした屋外を歩くときはともかく、繁華街や駅や電車やバスやカフェなど、人が多いところや、そこそこ人がいる室内ではマスクをつけるようにしましょうね。
コロナウイルスは人類が共存していく存在になってしまったんだと
僕は両親と兄がいるんですが、3人ともコロナ罹ったことがありました。同僚や友人なども、次々とコロナに罹っていく中で自分はまだ”こちら側”だという感覚もあったのですが、ついに”あちら側”に来てしまいましたね。
まぁ遅かれ早かれ、いつかは罹っていたと思います。というかまた5年か10年かの間に、別の変異株に罹る可能性も普通にあるなと思っています。もちろん個人としては避けたいですけど、人類という規模で見たら、コロナウイルスとは共存していかないといけないんだろうなと思いますね。もう完全にゼロにすることは不可能なので、風邪ウイルスと同様「いつ罹ってもおかしくない」という前提で予防をし、罹ったら速やかに診断と治療を受ける。それだけですね。
それでは。
チャイフ