こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
先日、銭湯で怒りを覚えたのでこちらでまきちらしたいと思います。久々にあんなにキレました。心の中で。
それでは!
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銭湯で、ルールを守らない奴がいたんですよ
やっちまったなァ!
ということで…いきなりですが、何があったかをご説明します。
僕が最近よく行く銭湯で、サウナに入っていました。そこで、30歳前後くらいの3人組が入ってきました。
A:なんか先輩っぽいイキってるやつ
B:後輩?
C:後輩?
A「なんか全然暑くないなぁ笑」
B「そうっすね〜笑」
A「こないだ行ったXXの銭湯とかもっと暑かったよな、ここ何度くらいやろ」
B「さぁ…60度か70度くらいじゃないっすか」
A「なんか期待はずれやな〜、もう『ない』な笑」
C「水持ってきました(ペットボトルを持ちながら)ヘラヘラ」
ルールを守らない奴が何かを語るな
僕はずっとキレてました。言いたいことが山ほどあるので、1つずついきます。
サウナ内は私語厳禁
まず、サウナ内は私語厳禁です。
銭湯のルールというものは一般的にローカルルールとみなされており、常識的なルールも含めて浴室や脱衣所に張り紙などで明記してあることが多いです。
なぜなら、人によって価値基準が異なるため、店舗ごとにルールを明記しないと争いの元になるからです。「ある銭湯では許される行為が、別の銭湯では許されない」…ということはありうるのです。
さて、今回の「サウナ内は私語厳禁」も、例に漏れずその銭湯のローカルルールでした。
ルールの理由は、「コロナ禍であること」「そのサウナが2畳ほどの広さしかないこと」に起因しています。多くの銭湯で常識になってきていますが、サウナ室が広い場所などでは「小声ならOK」というところもあると思います。
しかし、脱衣所にも「サウナ内は私語厳禁」と書いてあるし、サウナ室内にも「サウナ内は私語厳禁」とデカデカと書いてあります。たまにちょっと会話をしてしまう人もいますが、すぐに張り紙に気づいて黙ります。
しかし、例の3人組は完全に無視してずっと喋っていました。僕はずっとキレてました。
サウナ室内に水を持ち込んではいけない
C「水持ってきました(ペットボトルを持ちながら)ヘラヘラ」
サウナ室内に水を持ち込んではいけないです。これもサウナ室内に明記してあります。
ルールの理由は、「(水がかかったりして)万が一サウナが壊れたら営業休止になるから」であり、ペットボトルの水がそのトラブルに直結する確率は低いとは思います。とはいえ、みんな守ってるルールは守ればいいのに、と思いました。
これに関しては害は少ないので、これだけならそんなにキレてないと思います。
サウナの汗を流してから水風呂に入る
サウナの汗を流してから水風呂に入るべきです。これもサウナ室外に明記してあります。
ルールの理由は、「サウナに入った他人のダラダラの汗を公共利用する水風呂に混ぜる行為は嫌悪感を招くため」です。
ローカルルールがいくつかある中で、「サウナの汗を流してから水風呂に入る」は銭湯文化全体に浸透している、かなり程度の低い常識的ルールだと思います。
僕は少し早くサウナを出て外気浴をしていましたが、サウナ部屋から出てきた3人組を見てこう思ってました。
サウナから出てそのまま水風呂にドボンしてました。予想通りすぎて、思わず冷笑しました。
ディスるな
さて、ルールを守らないだけでも十分にダメなのですが、僕が特に怒りを感じたのは、そんなルールを守らないヤツが、その施設をディスっていたことです。
周りの人たちはその銭湯が好きで来ているわけで、僕もその1人です。もちろん人によって感じる価値は異なるので、もっと温度の高いサウナが好きな彼らには合わなかったのかもしれません。それでも、好きで来ている僕たちが聞こえる場所でその銭湯をディスる発言を大っぴらにするのは非常に不快でした。
ちなみに、彼らはサウナの温度だけでなく、番台や店の雰囲気もディスっていました。接客態度がどうとか、変に昭和感を出しているのがどうとか、クソしょうもない小さいクレームを私語厳禁のサウナ内で話していました。
「もっと高温のサウナが良くて、こんな低い温度のサウナ全然余裕な俺たちかっこいい」とでも思って批評し、マウントを取ってたんだと思います。
「数々の銭湯を知っている通」ぶっているくせに、初心者でも守るようなルールを破っているところが死ぬほどダサい。
3人組の身内でつるんで環境に文句を言っているところがダサい。
声が通る浴室内や脱衣所ではなく、外の人には聞こえないであろうサウナの密室内で文句を言っているのがダサい。
2つの理由から、注意はしなかった
実はその銭湯では、「マナー違反を見かけても注意をしないでください」がルールになっているため、直接注意はしませんでした。理由は、争いの元になるからです。
問題行動を見かけたときは、番台に教えてください。番台から注意をします。
というスタンスです。また、僕が「番台に告げ口をする」もしなかったのですが、これにも理由があります。
A「もう『ない』な笑」
彼らがこのように言っていたからです。
また来るんだったらルールを改めてほしいですが、もう来ないんだったら害はないので放っておこうと思いました。おそらく注意しても、別の銭湯ではまた同じようにルール違反をするでしょう。
いつまでも遊び心を忘れないピーターパン改めこんなところでしか威張れない悲しい御山の大将でいてくれ。
【御山の大将】
2 狭い範囲の中で自分が一番だと得意になっている人のこと。(by goo辞書)
怒りから得られる価値観の発見がある
銭湯で僕がキレていた話は以上です。
余談ですが、今回の件で僕が「ルール」に対して強い理想を持っていることに気づきました。
こちらの記事でも述べている通り、自分の感情に意識を向けることで価値観に気づくことができます。喜怒哀楽で言うと、特に「怒り」はとてもヒントになります。
「怒り」は、何かを許せないと思う気持ちであり、理想に対するギャップを感じたときに発生する感情です。
今回の「ルール違反」に対して怒りを感じるのは、ストレングスファインダーの「公平性」や「規律性」が大きく関係していると思います。
このように、今回のようなクソだるい経験は、クソだるいだけの話にするのではなく、せっかくなので自分の糧にしてみるのもオススメです。
公共の場では須く”スポーツマンシップ”が必要では?
いかがでしたでしょうか。
スポーツの世界には、”スポーツマンシップ”という概念が存在します。
スポーツマンシップとは、スポーツを起点とした相手に対する思いやり、ないしは一個人として正しい行い全ての総称である。… スポーツをすること自体を楽しみとし、公正なプレーを尊重し、相手の選手に対する尊敬や賞賛、同じスポーツを競技する仲間としての意識をもって行われる活動であるという姿勢となって表される。(by Wikipedia)
銭湯はスポーツではありませんが、公共の場で楽しむ文化です。相手に対する思いやりは公共の場であれば大前提になります。
銭湯では体を洗ってから湯船に浸かる。図書館では静かにする。
「郷に入っては郷に従え」という言葉もあります。その文化が好きなのであれば、その文化が持つルールやマナーの上で楽しむべきではないでしょうか(小学生を相手にしている気分になってきた)。
争いを生むような行為をする人が減ってほしいなと願うばかりです。
それでは。
チャイフ