こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
タスクシュートクラウド歴3年半なのですが、ようやく「プロジェクト」の使い方がわかったので解説します。
それでは!
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タスクシュートクラウド(TaskChute Cloud)とは?
タスクシュートクラウド(TaskChute Cloud、通称TCC)とは、タスクシュート時間術の考え方を最もよく取り入れたツールです。
TCCを使う利点についてはこちらの記事で説明しています。
2021年にはスマホアプリもリリースされ、2022年には機能が一部制限された無料版もリリースされました。
タスクには「プロジェクト」と「モード」が紐付く
タスクシュートを使い始めて最初につまづくのが「プロジェクト」と「モード」だと思います。
TCCの開発者であるjMatsuzakiさん(@jmatsuzaki)のブログを読んでも、活用し切れなかった記憶があります。
TaskChuteにおけるプロジェクトとモードと評価の使い分け方
僕のプロジェクト一覧を公開する
まずは、僕のプロジェクト一覧を見てもらった方がイメージがつきやすいと思います。ちなみに、手前に番号が振られている理由は、タスクリスト画面でプロジェクトを選択するときに昇順で並ぶので、バラバラになっているよりも探す手間が省けるためです。
1-1.人生
1-2.健康
1-3.家庭
1-4.経済
1-5.第4領域
2-1.チャイフ活動
2-2.ブログメディア
3-1.ライフエンジン
3-2.リア友
4-1-*.仕事:*(案件名など)
5-1.オタク活動
5-2.麻雀
5-3.ホビー
これは決して完成版ではありません。必要に応じて修正していきますし、場合によってはプロジェクトを削除することもあるでしょう。最初から完璧なものを作ろうとせず、まずは仮決めして運用してみて、修正をすると良いです。
TCC「プロジェクト」設定の考え方
では早速、TCC「プロジェクト」設定の考え方を見ていきます。
“個人プロジェクト”と考える
業種にもよりますが、仕事の進め方としてプロジェクト単位で進めている企業は多いです。「(受注したお客様名)プロジェクト」や「製品開発プロジェクト」など、メンバーが行う業務をどう括るか、という視点でプロジェクトが設定されています。
個人の生活でも同じ考えをするのが、TCCのプロジェクトです。いわば、”個人プロジェクト”ですね。
「期限がある何かに集中して取り組む場合」をイメージするとわかりやすいかもしれません。
例えば、半年後に資格試験が控えているならば、「資格試験」というプロジェクトを立てましょう。「教科書を読む」や「過去問を解く」「ブログ記事やYoutubeなどで、効率の良い勉強の進め方を情報収集する」などのタスクは、全てこの「資格試験」というプロジェクトに紐づくことになるでしょう。
例えば、転職をしたいと考えている場合は、「転職活動」というプロジェクトを立てましょう。「転職サイトを調べる」「四季報を読む」「求人を読む」「履歴書を書く」「自己分析をする」などのタスクは、全てこの「転職活動」というプロジェクトに紐づくことになるでしょう。
このように、「資格試験を受けるぞ」「転職活動をするぞ」という、ざっくりの目標をプロジェクトとして設定し、そのためのいろんなタスクをそのプロジェクトに紐付けるのです。
「24時間の使い方」をテーマごとに分類する
プロジェクトの解釈として、「24時間の使い方」をテーマごとに分類する、というのが理解しやすいと思います。
まず、24時間をどう使い分けるか、とイメージしてみましょう。それこそ、TCCのレビュー画面を見るとわかりやすいです。(僕は「睡眠」というタスクを入力していないので、「8時間睡眠を除いた16時間の使い方」ということになります。)
この日は、以下のようなカタチですね。
- 人生:39分
- 健康:27分
- 家庭:4時間9分
- チャイフ活動:10分
- ライフエンジン:14分
- 本業:7時間25分
- ホビー:1時間31分
「家庭」は家事全般が含まれます。「人生」は「コーチングを申し込む」など、自分の人生に関わる時間はもちろん、「日記を書く」「明日の予定を立てる」などの生活習慣に関連するタスクも含めています。ただ、「人生」というくくりはやや概念が広すぎるような気がしてきたので、近日中に修正を入れるかもしれません。
「自分が何に取り組んでいるか?」を考えてみる
プロジェクトに何を設定すればいいか悩んでいる人は、「自分が何に取り組んでいるか?」を紙に書き出してみると良いです。
「健康」を書いてしまうと、「ダイエット」が包含されてしまうかもしれません。「ダイエット」に集中したい・それにどのくらいコミットできているかを記録したい、という場合には「ダイエット」プロジェクトを別で設定するのがいいでしょう。
「勉強」は広すぎるならば、「英語学習」「簿記試験勉強」など、もう少し具体的に落とし込んでもいいかもしれません。
プロジェクトの粒度に正解はありません。自分が「これにどのくらい時間を使えているか」を知りたい粒度で設定すれば良いのです。
プロジェクト設定はレビュー時に真価を発揮する
いかがでしたでしょうか。
TCCを使っている人と使っていない人の最大の違いは、「自分が何にどのくらい時間を使っているか」を意識できるかどうかです。
一方、レビューをしたときに自分がプライベートの時間をどのくらい「資格試験」「転職活動」に対して使えているのか、というところはプロジェクト設定がないと確認することができません。
プロジェクト設定はレビュー時に真価を発揮します。プロジェクト設定をした上でしっかりとレビューをして、自分が使っている時間の価値をどんどん高めていきましょう。
それでは。
チャイフ
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