こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
タスク管理において、「1日の終わりを決める」「計画を立てる」とはよく言われます。
なぜでしょうか?
1つ挙げられる理由としては、計画を立ててそれに沿って進めていくことによって、迷うことがなくなり、理路整然とタスクを消化していくことができるから、ということが挙げられます。
それもありますが、より重要度の高い理由として、レビュー時の効果に着目したいと思います。
一言で言えば「計画を立てるのは反省するため」という説を推していきたいと思います。
それでは!
Contents
社会人が1000兆回言われてきたPDCAサイクルのこと
なんだかオリジナルっぽいことを言っている風ですが、社会人が1000兆回言われてきたPDCAサイクルのことです。
PDCAの「A:Action」がわかりづらいので変えました pic.twitter.com/LuifKUmPT9
— チャイフ⛅自己中心で生きる (@chaif_123) February 5, 2021
僕が言っていることが大したことないわけではなく、PDCAサイクルがスゴイ(小並感)のです。
ただ、「PDCAサイクルを回そうね」って言って「わかりました」で実践できる人はほとんどいないので、こうして記事にしています。
計画立て〜実行
計画通りにはいかないのがデフォルトだと知る
まず、計画通りにはいかないのがデフォルトだと知るのが第一歩です。
企業が立てる経営目標でも、複数人で行うプロジェクトのスケジュールでも、個人のタスク管理でも同じですが、計画通りにいかないことの方がほとんどです。
もし最初に立てた計画通りに毎回実現できているなら、たぶん神か、未来から来ている人です。
計画通りにいくように努力する
もちろん、計画通りにいくように努力したり、行動することは必要です。
- 最初っから達成する気のない無茶な計画を立てる
- 「どうせ無理」と悪い意味で諦めてサボろうとする
- 計画通りにいかなかったときに、必要以上に落胆したり、自己否定してしまう
- 自分の力量とリソース、不慮の事態も考慮して、実現可能性があると思われる計画を立てる
- 達成を目指して努力する
- 振り返り・レビューを行う
- 実績としっかりと向き合う
前向きに諦めましょう。
【意外】「諦める」という、実は前向きでポジティブな言葉の語源とは?
予実のレビュー
計画と実績の差異に注目する
し先ほど言った通り、どれだけ計画通りにいくように行動しても、どうしても計画通りにはいかないものです。
だからこそ、レビューを実施し、「どのように計画通りにいかなかったのか」を分析します。
つまり、計画と実績の差異に注目することです。
計画と実績の差異にこそ、学びがある
タスク管理において、計画と実績の差異にこそ、学びが存在しています。
例えば、もし今日「30分勉強した」としても、計画を立てていなければそれが多いのか少ないのか評価できません。
「10分だけ勉強する」と計画していたのなら、「30分勉強した」はとてもスゴイことだし、「3時間勉強する」と計画していたのなら、「30分勉強した」はまだ伸び代があり、反省する余地があります。
この評価ができなければ、「30分勉強した」という事実の価値が激減してしまいます。
計画を立てていればこそ、日々の事実が「教訓」という形で何倍ものパワーを持つのです。
計画と実績の差異を分析し、次に活かす
例えば、レビューを行った結果、まず「脱線が多かった」というざっくりした反省が出てきたとしましょう。
この反省を次に活かすために、もう少し掘り下げてみます。
- 具体的にどのような脱線が多かったのか?
- Youtube
- ソシャゲ
- Wikipedia旅行
- 具体的に何分くらい脱線していたのか?
- なぜそうなってしまうのか?
- 防ぐための仕組みをどうすれば作れるか?
- 防ぐために誰かと協力できないか?
このように、計画を立てていたからこそハッキリした差異に注目し、分析を行うことでこそ、次の行動が改善されていくのです。
(「脱線」で時間を浪費してしまう原因と対策については、こちらの記事をチェックしてみてください)
【タスク管理】「脱線」で時間を浪費してしまう原因 / 対策とは?
後悔だけではなく、反省をすること
後悔:自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと。
反省:自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。(by goo辞書)
「自分が立てた計画を思い通りに達成できなかった」という事実に対して、
これが後悔です。
これが反省です。
計画と実績の差異に注目し、分析を行うことが、イコール反省です。
後悔だけして反省せず、同じことを繰り返すのがよくないパターンですね。
後悔だけではなく、実績と向き合い反省をし、次に活かしていきましょう。
行動の記録を取ること
計画と実績の差異を取るためには、記録を取る必要があります。
- 1日の計画を立てる
- 行動の記録をとる
- レビューをする
タスク管理の基本となるこの3つの作業を1つのツールで完結させられるツールがあります。
そうです、タスクシュートクラウドです。
タスク管理においてタスクシュート時間術が選ばれる理由
もちろん他のタスク管理ツールを用いてもいいです。
要は、「やると決めたことを、計画通りにできたのか?」を確認できればOKです。
「今日やること」を1つ決めて、それができたかを振り返る
いかがでしたでしょうか。まとめです。
- 計画通りにはいかないのがデフォルトだと知り、計画通りにいかなかったとしても必要以上に落胆したり、自己否定したりしない
- 計画と実績の差異に注目する
- なぜできなかったのか?次に同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればいいか?を考え、反省する
いきなり「1日の計画を立てる」というと少し難しいかもしれません。
まずは「今日やることを1つ決めて、1日の終わりにそれができたかを振り返る」というのがすぐにできるネクストアクションかと思います。
それでは。
チャイフ