こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
【徹底解説】3分で麻雀がとりあえずできるようになる【レベル1】を読んだ受けたあなたは、このように思っていますね?
間違ってはいないですが、ここであなたに驚愕の事実を突きつけてあげましょう。
アガリには「役(やく)」が必要
実は、「4面子(めんつ)1雀頭(じゃんとう)」を揃える”””だけ”””ではアガれないのです。アガリには「役(やく)」が必要です。 でも、ご安心ください。「リーチ」は、数ある「役」のうちの1つなので、「リーチ」さえしていれば堂々とアガることができるのは事実です。
…とはいえ、麻雀のルールでは、2つ、3つと複数の役を両立させることができ、そのぶんもらえる点数も多くなります。がっぽりです。ポーカーで言うと、ストレートフラッシュみたいな感じです。 そのためにも、役を覚える必要があります。
ということで、さっそく、基本的な役をいくつか紹介していきましょう。
リーチ
漢字では「立直(リーチ)」と書きます。
面前(メンゼン)(※1)でテンパイ(※2)したときに、「リーチ」と発声し、横向きに牌を切る(捨てる)。
※1:副露=鳴き(ポン、カン、チー)をしていない状態のことです。(詳細は割愛)
※2:あと1枚で和了の状態です。
↓こんな感じで、右に並べて牌を切っていきます。
↓テンパイになったので、「リーチ」をかけます。
↓「リーチ」と発声し、横向きに牌を切ります。
1つ重要なこととして、リーチをした後は、アガリ牌以外はすべてツモ切りしないといけません。なぜなら、リーチの意味は、決意表明だからです。
この場合だと、7s以外の33種類の牌は、すべてツモ切りになります。覚えておきましょう。
一発
運ゲーです。
ツモ
漢字では「面前清自摸和(めんぜんちんツモほー)」と書きます。略してツモと呼びます。「アガリ」のことを中国語で「和了(ホーラ)」と言い、「和了る(アガる)」と読むこともあります。
ここまでの「リーチ」「一発」「ツモ」は、ある意味、条件がない役といえます。 単純に「4面子(めんつ)1雀頭(じゃんとう)」を目指して、あと一歩になれば「リーチ」をかければいいし、ロンではなく「ツモ」であがれば、自動的に役が付いてきます。
しかし、以下の4つの役は、条件を意識して作らなければなりません。頑張って覚えましょう。
タンヤオ
漢字では「断么九(タンヤオチュー)」と書きます。略してタンヤオと呼びます。「么九牌(ヤオチューハイ)」というグループがあって、これは1・9・字牌を指します。「中張牌(チュンチャンハイ)」というグループがその逆で、2~8の数牌を指します。
「么九牌(ヤオチューハイ)」を使わずに(断って)、「中張牌」だけで14枚のアガリ形を作る。
ちなみに、マンズ→1m,2m…、ピンズ→1p,2p…、ソーズ→1s,2s…のように、m、p、sで表しています。
役牌(やくはい)
役牌(やくはい)で「刻子(コーツ)」を作る。
当然の疑問ですね。字牌のうち、以下のものが役牌になります。
- 白、發、中の三種類
- 無条件で、役牌
- 東、南、西、北の4種類
- のうち、条件を満たすどれかが役牌として認められる。
風牌が4種類あります。そのうち、その風牌が役牌として認められるかどうかには条件があります。正直、とてもややこしいです。
- 麻雀では、誰かがアガるか、誰もアガらず流局するまでを、1局と呼びます。
- 4局終わると1周です。
- 2周を1区切りとして、1半荘(ハンチャン)と呼びます。
- ①場風:1周目を東場、2周目を南場と呼び、東場では東、南場では南が、それぞれ役牌となります。
- これを場風(ばかぜ)と呼びます。
- ②自風:親の人を基準にして、反時計回りの4人にとって、それぞれ東南西北が、役牌となります。
- これを自風(じかぜ)と呼びます。
↓東場の場合。親は東のコーツだけで、役牌を2つ持っていることになります。
↓自風でも場風でも、同じ役牌です。もちろん三元牌も。
ピンフ
漢字では「平和」と書きます。平凡な、平たい和了(アガリ)を意味します。
- ピンフには条件が3つあります。
- 4面子が、すべて順子(シュンツ)である
- テンパイの形が、両面待ち(※3)
- 雀頭(じゃんとう)が役牌ではない
※3 両面(リャンメン)待ち=数牌で、例えば23など、連続してる2枚。1が来ても4が来ても順子になる状態。 ちなみに、13などは「嵌張(カンチャン)」、12などは「辺張(ペンチャン)」と呼びます。
↓赤色の箇所で条件を満たしているのでピンフは確定です。 4sでアガることができれば、おまけにタンヤオもつきます。
↓嵌張(カンチャン)待ち。両面待ちじゃないので、ピンフがつきません。
↓辺張(ペンチャン)待ち。両面待ちじゃないので、ピンフがつきません。
イーペーコー
漢字では「一盃口」と書きます。
- 同じ順子を2セット作る
- 面前(メンゼン)である(鳴いていない)
↓すべてイーペーコーです。
↓4sであればタンヤオとイーペーコーが両方成立します。 1sだと、どちらもつきません。 ちなみに、6pがコーツで「すべて順子」という条件に反するので、ピンフはつきません。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
- リーチ
- 一発
- ツモ
- タンヤオ
- 役牌
- ピンフ
- イーペーコー
順番に意味はありません笑
説明の都合上「和了」「面前」「自風、場風」「么九牌、中張牌」など、専門用語が多く登場しましたが、ただそう名前をつけただけなので、意味を理解するよう、心がけてみてください。
ちなみに、冒頭で基本的な役、と銘打ったのは、以上の7つが、一翻(イーハン)(イーファン)の役だからです。(「翻」というのは、役の単位です。)ただの用語なので、日本語っぽく1役(ひとやく)、2役(ふたやく)と数えても問題はないです。
「役が高い=確率が低い=作るのが難しい」ということなので、まずは「役が低い=確率が高い=作るのが簡単」な一翻役から解説いたしました。
それでは。
チャイフ