こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
リーチ or ダマ or オリの選択は難しいですよね。
ネット麻雀などでは「リーチ」のボタンが出たらとりあえず押しちゃうという人もいるかもしれません。しかし、状況によってはダマの選択が適切であったり、あるいはテンパイしていてもオリが正解であることもあります。
じゃあこの難しい判断をするにあたって、何かしら基準はないのでしょうか?
そこで今回は、僕が普段プレイする上で考えている判断基準を、32条件に対して公開しようと思います。あくまでも原則で、例外はあるので悪しからず…ヾ(๑╹◡╹)ノ”
それでは!
Contents
リーチ or ダマ or オリの選択は難しい
麻雀の役を覚えて、牌効率を覚えて、それなりに打てるようになってきた時にぶち当たる壁が、「リーチ or ダマ or オリの選択」です。
テンパイをしたときに考慮すべき条件が多すぎて、判断が非常に難しいです。ざっと書いただけでも、これだけの考慮すべき条件があります。
- アガリ点がどうか
- 役があるかどうか
- 待ちの形はどうか
- 先制リーチ者がいるかどうか
- リーチ相手は親か子か
- 自分は親か子か
- 点数状況はどうか
- 何局なのか
- 何順目なのか
とはいえ、僕自身がプレイしていて、それなりの基準は持っているつもりです。そこで、ある程度条件を簡略化して、パターンを洗い出してみました。 ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !"
アイキャッチ画像のカン5s待ちはどうする?
ちなみに、アイキャッチ画像のカン5s待ちはどうするべきでしょうか。答えは、守りダマ(後述)です。
いったんダマにしてテンパイは取りつつ、リーチが来たり不穏な空気を感じたらオリに転じれるように構えるのが正解です。
特に、上家がソーズ気配なので、もし3sや7sを引いたとしても、6sや4sを切っていくのはリスクが高いように感じます。巡目によっては7mのトイツ落としで回ることも考慮しておきましょう。
…結果論ですが、実際に次巡に上家が4sを引き入れて、6s・東のシャボ待ちになっております。もし僕が3sを引いて6sを切ったら振り込みですね…こわい…
役の有無・待ちの形・先制かどうかで点数ごとに判断基準を列挙する
役の有無・待ちの形・先制かどうかで点数ごとに判断基準を列挙します。
- 好形:両面、3面張以上
- 愚形:カンチャン/ペンチャン/シャボ/単騎待ち
- リーチ:リーチをかける
- 攻めダマ:確実にアガるためのダマ
- 守りダマ:リーチをかけられた時に守備に転じれるためのダマ
- オリ:危険牌を引いたときに、聴牌を崩してオリる
※「スジひっかけ」や「4枚見えの向こう側のシャボ or 単騎」なども良形と言えますが、発生確率が低いのと、話が煩雑になるので省略しています。
※「追っかけ」は、例えば「3副露していて明らかにテンパイしているプレイヤーがいる」なども同じ状況だと思ってください。
※ 「リーチ相手が親か子か」「自分が親か子か」「点数状況」「何局」「何順目」の場合分けは条件が増えすぎると判断したので、一覧には含めていません。必要に応じてコメントを書いています。
※「役なし」とは、つまりドラの数が変わるだけです。
1,000点/1,300点(1翻)
- 1,000点/1,300点・役あり・好形・先制:リーチ
- 1,000点/1,300点・役あり・好形・追っかけ:オリ
- 1,000点/1,300点・役あり・愚形・先制:守りダマ
- 1,000点/1,300点・役あり・愚形・追っかけ:オリ
- 1,000点/1,300点・役なし・好形・先制:リーチ
- 1,000点/1,300点・役なし・好形・追っかけ:オリ
- 1,000点/1,300点・役なし・愚形・先制:守りダマ(親ならリーチ)
- 1,000点/1,300点・役なし・愚形・追っかけ:オリ
1,000点/1,300点でも、好形・先制であれば、リーチでOKです。逆に、1,000点/1,300点でリーチに対して突っ張ってはいけません。役ありでも愚形の場合はダマにしておいて、リーチがかかったらオリましょう。
判断が難しいのは、役なし・愚形・先制の場合です。基本的には守りダマで、親である場合やオーラスなど、リスクを負ってでもアガる必要性が高い局面では、リーチをかけても良いでしょう。
2,000点/2,600点(2翻)
- 2,000点/2,600点・役あり・好形・先制:リーチ
- 2,000点/2,600点・役あり・好形・追っかけ:リーチ
- 2,000点/2,600点・役あり・愚形・先制:守りダマ or リーチ
- 2,000点/2,600点・役あり・愚形・追っかけ:オリ
- 2,000点/2,600点・役なし・好形・先制:リーチ
- 2,000点/2,600点・役なし・好形・追っかけ:リーチ
- 2,000点/2,600点・役なし・愚形・先制:リーチ
- 2,000点/2,600点・役なし・愚形・追っかけ:オリ
かなり攻め気味に変わりましたね。太字の部分は1,000点/1,300点から変わった項目です。
2,000点/2,600点は、待ちが好形であれば全てリーチでいい気がします。先制リーチを打たれていても、好形待ちの「リーチ平和ドラ1」「リーチドラドラ」であれば、追っかけリーチをする価値はあります。
判断が難しいのは、役あり・愚形・先制の場合です。タンヤオドラ1のカンチャンをリーチするのは、基本的にはあまり得策とは言えないと思います。一方、もしツモった場合のメリットが大きい(満貫になる)ため、他家をオリさせつつツモを狙うという意味でリーチするのもアリです。
3,900点/5,200点(3翻)
- 3,900点/5,200点・役あり・好形・先制:攻めダマ or リーチ
- 3,900点/5,200点・役あり・好形・追っかけ: 攻めダマ or リーチ
- 3,900点/5,200点・役あり・愚形・先制: 攻めダマ
- 3,900点/5,200点・役あり・愚形・追っかけ: 攻めダマ or オリ
- 3,900点/5,200点・役なし・好形・先制:リーチ
- 3,900点/5,200点・役なし・好形・追っかけ:リーチ
- 3,900点/5,200点・役なし・愚形・先制:リーチ
- 3,900点/5,200点・役なし・愚形・追っかけ:リーチ or オリ
3,900点から、攻めダマという選択肢が生まれます。3,900点以上は、一気に価値が高くなり、確実にアガりたくなります。なぜかというと、3,900点ロン和了 + ゴミツモ(300,500)で30,000点に到達するからです。(5,200点なら1和了で到達)
じゃんたまのルールでは南入条件は「全員が29,900点以下」なので、30,000点に到達する意味が大きいです。30,000点に到達できれば、そのあとはツモられるか振り込まない限り、確実に2着、うまく行けば1着になれます。
もちろん、リーチをすれば7,700点/8,000点になり、そのメリットも大きいので、リーチをしてもよいです。
まず、役あり3翻の場合、攻めダマが基本です。好形・追っかけの場合、「オリるくらいならリーチをする」というのもアリ。愚形・追っかけの場合は、役ありだとしても状況に応じてオリの選択肢を残しておきましょう。
特殊な状況として、リーチ者の河に自分の待ちがありかつ役あり3翻なら確実にダマ。しれっとゼンツ(前ツッパリ。オリない。)してもいいと思います。
役なし3翻の場合は、基本的に即リーです。「役なしドラ3」とか。誰かがリーチをしている場合、好形なら追っかけ一択、愚形でも追っかけてもいいですし、もし振り込みを避ける優先順位が高い状況(1着)などでは、オリを考慮しましょう。
7,700点/8,000点(4翻)
- 7,700点/8,000点・役あり・好形・先制:攻めダマ
- 7,700点/8,000点・役あり・好形・追っかけ: 攻めダマ or リーチ
- 7,700点/8,000点・役あり・愚形・先制:攻めダマ
- 7,700点/8,000点・役あり・愚形・追っかけ:攻めダマ or リーチ
- 7,700点/8,000点・役なし・好形・先制:リーチ
- 7,700点/8,000点・役なし・好形・追っかけ:リーチ
- 7,700点/8,000点・役なし・愚形・先制:リーチ
- 7,700点/8,000点・役なし・愚形・追っかけ:リーチ
ここまでくれば考え方は単純です。7,700点/8,000点は役ありなら攻めダマ、役なしならリーチです。あまりにもアガりたいからです。誰かがリーチをしてきたらツモ切りリーチをしてもOKです。逆にそいつから刈り取ってやりましょう。
というか、役なし8,000点って要はドラ爆弾ですね。他家の手配にドラが少なくなるので、思考停止リーチでいいです。ヾ(๑╹◡╹)ノ”
番外編:七対子
最後に、それなりに成立する七対子について述べておきます。
- ドラドラ・先制:攻めダマ or リーチ
- ドラドラ・追っかけ:攻めダマ or リーチ
- ドラなし・先制:守りダマ or リーチ
- ドラなし・追っかけ:守りダマ or オリ
七対子ドラドラの場合は、確実にアガるためにダマ推奨です。6,400点アガれば一気にトップが近づきます。リーチをする場合は、少なくとも1枚切れの字牌やスジひっかけを狙いましょう。
七対子ドラなしの場合は、先制ならリーチをしてもいいですが、追っかけだとかなり不利です。字牌単騎なら一応勝算はありますが、リスクの方が大きい印象があるので、ダマにしておいて、危険牌を引いたらオリでいいと思います。
実際にプレイしてみて、後から答え合わせをしてみてください
いかがでしたでしょうか。
こちらの表は、あくまでも原則です。「追っかけリーチしてもいい」といっても、リーチ宣言牌の危険度によってはオリるべきかもしれないですし、役牌ドラ3が見えている相手に対して突っ込んではダメだと思います。
また、こちらの表は「丸暗記するもの」ではないです。実際にプレイした後で見比べてもらって、自分の判断と合っているかどうか確認してください。そして、合っていればスルー、合っていなければもう一度どうすべきだったかを考えてみてください。
繰り返しになりますがあくまでも原則なので、あなた自身の判断が適切である可能性も十分にありますので、その場合は良いと思うプレイスタイルを貫いてOKですヾ(๑╹◡╹)ノ”
この記事があなたの雀力向上に寄与しますように!
それでは。
チャイフ
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