こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
普段の生活をしていて、テンポ成分を強く持つ自分は「集中力がない」のではないか?と思うことがありました。つまり、ダイナモ成分が強い人の方が「集中力がある」という仮説です。
先に断っておくと、この記事に結論はありませんし、決めつけるものでもありません。そもそもウェルスダイナミクス自体が1つの考え方、傾向に過ぎないためです。自己理解のきっかけにでもなれば幸いです。
それでは!
Contents
ウェルスダイナミクスとは?
ウェルスダイナミクスとは「富(Wealth)の力学(Dynamics)」を意味しています。ウェルス(=Wealth)では、「富」が明確に定義されています。
富とは、お金を全て失ったときに残っているもの
ウェルスダイナミクスでは富を築くための4つの理論を提唱(?)しております。その4つの理論のうち、「自分が何者か?」を教えてくれるプロファイリングシステムがウェルスダイナミクス(プロファイル)です。(総称とプロファイルが同じ名前なのでいつもややこしいなと思ってる)
まぁ「めちゃめちゃ真面目に作られた性格診断とか自己分析ツール」みたいなもんだと思ってOKです。
テンポのパワーを発揮している時は注意力散漫なのでは?
僕のプロファイルは「アキュムレーター」です。
無料のジーニアステストでは周波数がダイナモ・ブレイズ・テンポ・スチールの4つのうちどれなのかがわかります。有料のプロファイルテストを受けると、8つのプロファイルのうちどれなのかがわかり、また4つの周波数の割合がわかります。僕の場合、スチールの周波数が52%と多めで、次に多いのがテンポの周波数で36%です。
日々過ごしている中で、スチールのパワーを発揮することの方が多いですが、テンポのパワーもかなり使っている感覚はあります。そこで唐突に自分には「集中力がない」のではないか?と思うことがありました。
ダイナモとテンポについて
本題に入る前に一度、ダイナモとテンポの特徴についてざっくり整理してみます。
ダイナモの特徴
ダイナモの特徴を整理してみましょう。
- 創造する欲求が強い
- 物事を始める能力に優れる
- 視座が高く直感的
- 頭の回転が速い
ダイナモは「可能性」がキーワードなのかなと最近思っています。ダイナモはよく「WHAT」の問いかけが得意と言われます。WHENやWHEREは後で考えるとして、まずあらゆる可能性をテーブルの上に広げるのです。視座が高くあらゆるパターンが見えるので、テーブルの上に広げることができます。この辺が、ダイナモはブレインストーミングが得意とも言われる由縁かもしれません。
テンポの特徴
続いて、テンポの特徴を整理してみましょう。
- 状況対応能力が高い
- 場を読む・空気を読む
- 安定している
- 状況を把握しつつ物事を進める
僕自身、会社の会議などでも、現在の議題に耳を傾けつつ、議事録を取ったり、残り時間を気にしたり、残りの議題を気にしたり、会議室にいるメンバーの表情を感じ取ったり、いわゆるマルチタスクのような振る舞いをしていることがあります。
集中力があるのかないのか
ということで、ダイナモとテンポのそれぞれでどちらが「集中力がある」のか、勝手に考察してみます。
テンポは「集中力がある?」
僕が自分で自覚しているテンポの振る舞いを見ると、テンポは「集中力がない」のではないかと思えてきます。
- 1つのことをしながら他のことをバックグラウンドで意識できる
- いろんなことに意識がいっていて「注意力散漫」とも言える
→集中力がない?
一方で、このように考えることもできます。
- 大きな括りで捉えたり、全体としてのテーマを意識できる
- 少しブレてもすぐ戻ってこれる
→集中力がある?
わからなくなってきました。
ダイナモは「集中力がある?」
では、テンポと逆の周波数であるダイナモが「集中力がある」のでしょうか?
- 思いついたら即行動
- 目の前のことに没頭できる
→集中力がある?
なんだか「集中力がある」ようにも感じます。しかし、このように考えることもできます。
- ある程度作れたら満足できてしまう
- フォーカス対象がコロコロ移り変わる
→集中力がない?
🤔
なんとなく1つの事象の中に矛盾が生じているパラドックス感があります。
「集中力がある」の定義が必要
このパラドックスの真因は、問いかけにあります。そもそも、「集中力があるとはどういうことか」を定義してあげないと、この表現に当てはまる特徴を評価することができません。ということで「集中力」でググってみました。
集中力(しゅうちゅうりょく)とは一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力。
by Wikipedia
「1つの事柄」の粒度によるのかもしれません。プロジェクトにフォーカスするのか、タスクにフォーカスするのかによって、それが良い場合と悪い場合が出てきそうです。
また、時間の概念が抜け落ちています。この問いかけに対する結論はありませんが、あえて条件付きで答えのようなものを出すとすれば、「短期的に物事に集中することができるのはどちらか?」という問いかけであればダイナモの方が「集中力がある」になり、「中長期的に物事に集中することができるのはどちらか?」という問いかけであればテンポの方が「集中力がある」になるのかなと思います。
少なくとも「ダイナモかテンポか」ではないっぽい
いかがでしたでしょうか。
冒頭で述べた通り、この記事に結論はありませんし、決めつけるものでもありません。ダイナモでもプロジェクト全体を意識できる人はいくらでもいますし、テンポでも目の前のことに没頭することができる人はいくらでもいると思います。
考察を進めていて思ったのが、少なくとも「集中力があるかないか」を「ダイナモかテンポか」と結びつけるのは良くないっぽいですね。僕の仮説はYESでもNOでもなかったようです。僕はこのように仮説して考察するのが大好きなので、その過程を記事にしてみました。
ウェルスダイナミクスというモノサシを置いて人を見るとき全般に言えることですが、全ての意見に「こともある」「人もいる」「かもしれない」「傾向がある」と付け加えて話をすると、面白がれるのではないかと思います。
あなたもぜひ、自分からも決めつけすぎず、また誰かの意見を世界の真理と受け取らずに「そう思う人もいるんだな」という程度に受け止めるようにすれば、もっとウェルスダイナミクスを楽しめると思います。
それでは。
チャイフ