あとから読み返す前提で、1回目の読書は「爆速で読む」でいいらしい

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

長らく「読書が苦手」というセルフイメージを持っていて、最近は意識的に読書する時間を設けることで読書も捗り、だんだん苦手意識は払拭されつつあるけど、まだ少し苦手意識が残っている僕です。(これについては「ただやってこなかっただけ」のまやかしの「苦手」があると思う、という記事でも詳しく書いています)

「ただやってこなかっただけ」のまやかしの「苦手」があると思う

2021.08.06

あとから読み返す前提で、「1回目の読書は爆速で読む、でいいらしい」という考え方の確信度がだんだん上がってきているので、シェアしたいと思います。

それでは!

Xでのバズポストと、マコなり社長のYoutube動画で衝撃を受けた

「早く読むのがいい」というのは仮説としてはありましたが、確信を持てないでいました。そこに、Xでのバズポストと、マコなり社長のYoutube動画で衝撃を受けたのが今回記事を書こうとしたきっかけです。

Xでのバズポストはこちら。

「1周目をぶっ飛ばして読む」「できれば1日で」というのが目から鱗でした。だからバズってたんだと思います。ちなみにこれは「資格試験の参考書を読む際」という文脈ではあります。僕自身、これに近いやり方で資格試験の勉強でうまくいった体験をしていたので、めちゃくちゃ納得感がありました。

実質1週間の勉強で画像処理エンジニアエキスパート受かったので勉強法を晒す

2022.08.02

マコなり社長のYoutube動画がこちら。

14分くらいのところで寝る前の読書をされているのですが、Kindleを1ページ1〜2秒ペースでめくってます。かなり衝撃的で、思わず「えっ」と言って動画を戻してしまいました。

チャイフ
えっ

「これって”読んでる”って言えるのか…?」とも思ったのですが、確かに小説ならまだしも、自己啓発書の多くはじっくり読む必要はないんだよな、とは思いました。

「読書」は「1回でちゃんと読まないといけない」という無意識の思い込みがあった

僕は長らく「読書が苦手」というセルフイメージを持っていましたが、その前提に「1回でちゃんと読まないといけない」という無意識の思い込みがあったようです。これに気づいておらず、ゆっくりじっくり、理解しながら、整理しながら読み進める、というのが当たり前になっていました。

結局、それではページ数が思うように進まず、読了までの先の長い道のりにだんだん嫌気がさしてきて、読書を挫折する。読書に挫折した経験から、そもそも本を読もう・買おうと思わない、という悪循環にもなっていました。

実際には「爆速で読む」「あとで読み返す」が効果的っぽい

実際には「爆速で読む」で良いっぽいです。少なくとも資格取得系の参考書・自己啓発本などはそう。「爆速で」と言っているのは、それくらい意識しないと、ついついまた「じっくり読む」に戻ってしまうからだと思います。

チャイフ
もはや「読む」じゃなくて「通る」くらいでいいかも

それを納得した理由を3つ挙げます。

概要を掴めればいい

1つ目は、本を読む目的が「概要を掴むこと」だからです。これを忘れていたようです。単語帳のように個々の情報を暗記する必要はなく、「その本が全体として何をメッセージングしているか」が分かれば十分なのです。本を1冊読んで、何か1つでもエッセンスを覚えていれば十分です。そのためには、細部をじっくりと読む必要はなく、全体のスピードとしては加速してもいいはずです。

「どこが重要か」と言えば、大体はタイトルや見出しなどのほか、本によっては太字になっていたり、繰り返し述べられていたりするはずです。なので、ある意味「ざっと読んだ結果記憶に残っていない要素」については忘れてしまっても問題はない、と考えても良さそうです。

映画に例えるなら、あらすじを説明できれば十分で、「あるシーンを切り取ってその時に背景に何が写っていたか」などは全て覚えていなくても良いのです。

そもそも全部覚えられるわけがない

2つ目は、そもそも全部覚えられるわけがないからです。じっくり読んだところで、膨大な情報量を全て覚えていられるはずがありません。むしろ、読むスピードを挙げて短時間で読み切ってしまった方が、全体の流れとしては記憶に残るかもしれません。それに、もし書いたり話したりで引用したい場合とか、思い出したい場合、もう1回開けばいいだけですよね。

映画に例えるなら、「実は序盤の方に細かい伏線があった」みたいのを知って思い出せないなら、もう1回見ればいいのです。

ゆっくり読んで集中力が切れて期間が空いてしまったら元も子もない

3つ目は、ゆっくり読んで集中力が切れて期間が空いてしまったら元も子もないからです。一番良くないのは、読むのを途中で辞めてしまうことです。いえ、それも「もう知りたい情報は知れたし、あとの目次は興味がないからいいや」と主体的に強制終了するならまだいいのですが、ゆっくり読んでいるうちに期間が長くなって飽きてしまうことが良くないのです。僕はそのパターンで途中で挫折してしまった本がいくつかあり、苦手意識の大きな原因になっています。

映画に例えるなら、面白くないと判断して途中で席を立つなら良いですが、見たかったのに途中で寝てしまって後悔するのは良くない、みたいな感じですね。

小説などはちょっと別だけど、それでも情景が浮かべば良さそう

途中でも挟んだ通りで、小説とか、特に推理小説とかは例外だとは思います。細かいところに注目したいし、何より「情報を得る」というよりは「楽しんで読む」側面が強いものです。もちろんそれでも途中で疲れて読むのをやめてしまうよりは早く読んだほうがいいかもしれないですが、「爆速で読む」ではなくてある程度自分のペースで読むので良いような気はします。

なので、少なくとも参考書・実用書・自己啓発本などの類は、「爆速で読む」のを正解として、今後の読書ライフを送っていこうかなと思います。

それでは。

チャイフ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です