こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
みんなぷよぷよやろう!
それでは!
セオリー外の戦法
ぷよぷよ連載記事、最終章です。今回は、ぷよぷよ通でバトルするにあたってのセオリーを「ひたすら自分にできる多連鎖を組んで、最大火力で撃ち込む」と定義した場合の、セオリー外の戦法についてまとめてみました。
これらは僕がほぼ全く実践できていない高度な知識・技術・戦法になります。それゆえ、ここで紹介できないような、僕が知らない領域でのレベルの高い駆け引きが行われているかもしれません。
では参りましょう。
速攻
セオリーにも記載した通り、ぷよぷよ通では、基本の動きは「大きな連鎖系を組む」ことになるので、当然お互いが
と思いながらプレイをすることになります。
そこで例えば、対戦相手が「3連鎖トリプル」などの、比較的連鎖が短く、かつ大きめの連鎖を撃ってきたら、本線への発火が間に合わない可能性があります。
これは、「潰し」とも言うし「速攻」とも呼ぶかもしれません。(名前はなんでもいいです)
何が言いたいかというと、セオリーがあれば邪道もあるということです。
初代のときのカウンターの存在と同じように、「相手が何をやってくるか」が分かっていれば、対応をすることも一応可能ですが、
と言ってくれるわけではありません。
凝視
そこで相手のイレギュラーな動きに対応するための技術が「凝視」です。
ぷよぷよ通に限らず、ぷよぷよという競技全体において「凝視」という技術があります。
「凝視」とは、相手の盤面を常に見ながらプレイを行うことです。チラ見ではなく、「凝視」の言葉通り「ずっと見ている」のです。
先ほど述べた「相手が何をやってくるか」というのは、相手の盤面を見ないと当然わかりません。そこで、ただ単純に、相手の盤面を見ることによって、適切な対応ができるということです。
とはいえ、言うは易し行うは難し、僕は「凝視」ができません。
「自分の盤面の構築」は、視界の端で処理します。意味がわからないですが、上位プレイヤーは間違いなく全員が「凝視」をしながらぷよぷよをプレイしています。
これはしっかり練習をしないと無理です。
キーぷよ外し
「キーぷよ」というのは、GTRなどの多連鎖構築における、「本線に繋げるためのぷよ」を指します。
そして、「キーぷよ外し」は、キーぷよをあえて置かないというテクニックです。
上の画像では、キーぷよを置いてしっかり本戦に繋げれば8連鎖です。「キーぷよ外し」をすれば、3連鎖です。
「キーぷよ外し」をするモチベーションは、一言で言えば「フェイント」です。
- 相手の本戦発火を防ぐ
- 相手の本線発火を誘う
- 相手の催促を相殺する
「相手の本戦発火を防ぐ」とは、相手の発火点を防ぎ、その間に多連鎖を打ち、相手に本線発火をさせないまま勝ち切ることが狙いです。
「相手の本線発火を誘う」とは、相手に不完全な状態での本線発火をさせ、その間に連鎖を伸ばし、相手よりも大きな連鎖を打つことが狙いです。意味不明ですね。
「相手の催促を相殺する」とは、相手が打ってきた速攻やイバラに対して、おじゃまぷよを降らせないための相殺が狙いです。
驚異の火力を持つ1連鎖、その名も「イバラ」
端的に言えば1ダブです。
左の画像の連鎖では6/6の1ダブ、おじゃまぷよ14個です。
右の画像の連鎖では7/7の1ダブ、おじゃまぷよ22個です。
相手の盤面が2列あるいは3列埋まります。状況によっては致命傷になります。「イバラ」も「潰し」「速攻」の一種と言えるでしょう。
「イバラ」の恐ろしい点は1連鎖であることで、対戦相手は約2秒で対応をする必要があるということです。
少なくとも「凝視」はしてない状態で発火を聴いてからでは確実に対応できないし、配ぷよ次第では「凝視」をしていても対応できないでしょう。
多連鎖を構築しながら副砲として「イバラ」を構築して打ってくるような相手には、僕は絶対に勝てません。笑
逆に、しれっと「イバラ」を打てれば意外と勝てるかもしれませんね。(ゲス顔)
ぷよぷよ連載記事終了!
いかがでしたでしょうか。
僕が知っている限りのぷよぷよの魅力と、戦略の奥深さを綴ったつもりです。
「ぷよぷよそんなに上手にできない」って人も、この記事の内容を知った上で上級者のプレイ動画を見てみると、
など、「進研ゼミでやったやつだ!」的な発見があって面白いと思います。
プレーヤーとしてだけではなく、ぜひぜひいろんなポジションから『ぷよぷよ』を楽しんでみてください。
それでは。
チャイフ