デール・カーネギー『人を動かす』ピックアップ(1/2)

デール・カーネギーの書籍『人を動かす』を読んだので、書評を書きます。実際にはAudibleで”聴いた”なんですけど、まぁ”読んだ”と表現しておきます。笑

Amazon : https://www.amazon.co.jp/dp/B07GGKFYT5/

Audible : https://www.audible.co.jp/pd/B091BRS4LQ

個人的な話ですが、書評というと、「全体がわかるような網羅的な記事にしなきゃ」「引用を用いなきゃ」という思い込みがありました。ただ、今回はそういうのをナシにして、本を読んだ上で特に印象に残った部分をピックアップして記事にしよう、と思いました。メモを取らずに読んだので、忘れてる部分は多いのですが、「それでも残っているエッセンス」こそが、本を読んで得られた自分にとっての収穫だったのかなと思うためです。

なので、いわゆる「要約」にはなっていないですがおゆるしくだされ。

今回は、前編です。(後編はこちら。)

デール・カーネギー『人を動かす』ピックアップ(2/2)

2022.10.09

それでは!

「人を動かす」テクニック紹介

バカにしない、小言を言わない、からかわない

まず、相手を「バカにしない」「小言を言わない」といった教訓が挙げられていたのが印象的でした。

本を読むにあたって僕自身が斜に構えていたのもあって、

読み始めた頃のチャイフ
なんか当たり前のことばかり書かれてるな〜 あぁん?

としか思いませんでしたが、聴いているうちにこれらの教訓から、コミュニケーションの本質となっているものが見えてきて、めちゃくちゃ重要なことで、かつ自分があまり意識できていないことだと感じ、どんどん引き込まれました。

半分くらい読んだチャイフ
めちゃくちゃ大切なこと書かれてるやん…

その コミュニケーションの本質とは、「相手の自尊心を傷つけない」ことでした。

自尊心を傷つけない、自尊心を満たしてやる

人というものは、誰しも自分の自尊心が満たされた状態を欲しています。自尊心とは、自分を尊いと思える心のことです。ある意味では、「他者にどう思われるか」ではなく「自分の気持ち次第」とも言えます。

しかし、この自尊心を自由にコントロールできる人はほぼいなくて、他者の言葉や態度1つで、すぐに傷ついたり、逆に満たされたりします。そして、『人を動かす』の多くの教訓の本質になっているのが自尊心です。

どういうことかというと、自尊心が傷ついている状態は当人にとって精神的に危険な状態であるので、自己を守ろうとし、同時に他者を攻撃したり他者の言うことを聞かなくなります。ましてや他者のために何か行動してやろう、なんて思うはずがありません。一方、自尊心が満たされた状態では、他者を援助したり他者の言うことを素直に聞いたり、他者のために何か行動してやろう、と思うようになります。

つまり、「人を動かす」ための最も重要で、しかし多くの人ができていないことは、「相手の自尊心を満たしてやる」ということになるのです。

  • 人を動かす
  • 人に好かれる
  • 人を説得する
  • 人を変える
  • 円満な家庭を作る

など、いくつかのグループに分けられてはいますが、結局のところ本書で紹介されているほとんどの教訓は、「相手の自尊心を満たしてやる」ための具体的な手段の数々であると思って差し支えないと思います。

相手の体面を保つ、人前で叱らない、叱るのではなく提案する

さて、具体的な手段に入っていきます。

「人前で叱らない」「叱るのではなく提案する」も「相手の自尊心を傷つけない」ための重要なテクニックです。

例えば、大勢の前で話している人の細かな間違いを指摘することは、自分が物知りかのように思えてそのときは気持ちがいいかもしれないが、相手はあなたを恨んで嫌ってしまい、その後の人間関係を悪くするだけです。

例えば、親であるあなたが息子を叱る場合に、彼の兄弟がいる前で叱ってしまうと、彼の体面が保てないので、言うことを素直に聞いてくれなくなってしまいます。

相手の体面を考えて、このような指摘は1対1で行うべきなのです。

また、「叱るのではなく提案する」は相手の失敗を改善させたい場合のテクニックの1つです。いきなり相手のやり方を否定してしまう、相手は自尊心が傷つけられたと感じ、聞く耳を持たなくなってしまう。なので、まず相手の功績を褒める。認める。その上で、「もっとこうしてみてはどうだろうか?」と提案してみるのです。

バイトや仕事、家事の失敗など、あらゆる場面で使えるテクニックだと思います。

まず、自分の失敗談から話す

これも、相手の失敗を改善させたい場合に使えます。

いきなり相手の失敗を咎めるのではなく、まず「自分もよくこのような失敗をしたものだ、難しいよね」と、自分の失敗談を話すのだ。自分の失敗談を話すことで、上の立場からではなく、相手と対等な立場に立つことができます。弱みを見せることで、相手も親近感が湧いて、心を開いてくれる可能性が上がります。「最初から完璧を求めているわけではないのだ」と、相手の失敗にも理解を示すことができます。

「まず、自分の失敗談から話す」というのをたまに使ってみましょう。

人は論理の生き物ではなく、感情の生き物だ

「人は論理の生き物ではなく、感情の生き物だ」というのは、定期的に思い返すべき認識だと思います。

よく「人は、論理で納得し、感情で行動する」と言われますが、その通りなのです。「理解はできるが、なんとなく自分の意見を曲げたくない」ということはよくあります。だから、もしあなたが相手を動かしたいのであれば、正論を相手に突きつけることはなんの解決にもならないのです。

そして、相手の感情を左右する最も本質的なものが、何度も登場する自尊心です。自尊心を傷つけられると、怒りや不満や悲しみといった負の感情がどんどん湧いてきます。逆に自尊心を満たされると、共感や満足感や慈しみといった正の感情がどんどん湧いてきます。

(自分も)「人は論理の生き物ではなく、感情の生き物だ」ということは肝に銘じておきましょう。

「相手の自尊心を傷つけない」が本質

いかがでしたでしょうか。

今回は前編ということで、後編もまた更新します。

ただ、今回ご紹介した「相手の自尊心を傷つけない」が本質的で、めちゃくちゃ重要です。普段からこれを意識してコミュニケーションを取ることが、「相手を動かす」ことの秘訣と言えます。他の具体的なテクニックは、知っておくと便利ですが、全て覚える必要はありません。

まぁ、とはいえ、便利ではあるので、後編もお楽しみに。笑

後編はこちら

デール・カーネギー『人を動かす』ピックアップ(2/2)

2022.10.09

それでは。

チャイフ

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