こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
突然始まりました、「ライフエンジン」(2023年にサービス終了済み)というオンラインコミュニティに入って知ったこと、考えが変わったこと、パラダイムシフトが起きたことシリーズです。
この書き方だと、「そういうことを教えたり説いたりしてるコミュニティ」だと勘違いされそうですね…(˘ω˘)そうではなく、ただ話している時にそういう会話がたまたま出てきて、個人的に学びになったっていうだけです。
さて、第2回目は、ストレスや不安がなく、安心安全な環境や空間、しかし同時に変化や成長がない環境や空間、「コンフォートゾーン」についてです!
それでは!
Contents
「コンフォートゾーン」とは何か?
コンフォートゾーンとは、英語ではconfort zone。直訳すると、「快適な空間・範囲・エリア」です。要は、ストレスや不安がなく、居心地のいい空間や環境のことです。
Wikipediaによると、ストレス順にcomfort zone→optimal performance zone→danger zoneとあり、適切なストレス環境下であるoptimal performance zone(最適なパフォーマンスゾーン) では、業績は増えるとされています。
ただ、今回はそういう生産性とかの話をしたいのではなく、「マンネリ化してずっと燻ってしまっている現状を変えたい」って文脈にコンフォートゾーンという考え方が使えるよねって話をします。
人生の90%はコンフォートゾーンで過ごす
人間は、人生の90%をコンフォートゾーンで過ごすそうです。確かに、睡眠や食事という1日の大半を過ごすのはいつも安全が確保された空間です。就職や転職や異動、引越しなどの大きな変化のタイミングでは一定のストレスがかかりますが、やがて慣れてくると、それもコンフォートゾーンになっていきます。「住めば都」ってやつですね。
とはいえ、ずっと同じ環境にいたら、そこに成長はありません。もちろん「成長は必要ない、今の状態を回すことに価値がある」と考えるのであれば、無理にコンフォートゾーンから出ようとする意味はありません。しかし、もしあなたが成長を願うのであれば、「コンフォートゾーンから抜け出す」という選択は避けては通れないでしょう。
なぜコンフォートゾーンの外はストレスがかかるのか?
コラム的に、コンフォートゾーンの外がストレスがかかる理由について少し触れましょう。コンフォートゾーンの外側に対して抱く感情は「不安」や「恐怖」であり、なぜそのような感情を抱くかというと、ずばり「未知であること」が原因です。
「未知であるものは怖い」、これは普遍的な因果関係です。幽霊が怖いのも普段見るものではないから。コロナウイルスが(特に初期の頃)怖いのも症状や対策が未知だから。初めての仕事や、初めての土地に不安を抱くのは未知だから。
「試行回数が低い」と言い換えてもいいと思います。ずっと格闘技をしてきて護身術を身につけていれば、誰かに襲われたり暴力を振るわれても、恐怖や不安は少なく、きっといつものように対処ができることでしょう。
このように、コンフォートゾーンの外側=未知→怖いという図式があると、何かしら対策も立てられるかもしれません。
コンフォートゾーンを抜け出すにはどうすればいいか?
さて話を戻します。
あなたにも漠然と「今のままじゃだめだ」と思っていることがあるのではないでしょうか。「だめだ」と思っている「今」を変えるということは、すなわちコンフォートゾーンから抜け出すということです。そしてそれはとても勇気が必要で、ストレスがかかる行為です。
ではそのような障壁を乗り越え、コンフォートゾーンを抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。パッと調べると、わかりやすい記事がいくつかありました。
とりあえずリンクを貼りつつ、自分なりにまとめました。
コンフォートゾーンから出ることに慣れる
第一に、コンフォートゾーンから出ることに慣れることです。
ややパラドクス的な表現で分かりづらいですね。。。
「コンフォートゾーンから出る」例として、「転職」をあげてみましょう。1回も転職をしたことがない人と、10回も転職をしている人では、当然後者の方が「次の1回の転職」の心理的ハードルは低いでしょう。
これは試行回数を増やすことによって、「転職」が「未知」ではなくなったことが要因です。言い方を変えれば、(かつてはコンフォートゾーンの外にあった)「転職」という行為も、コンフォートゾーンの中に入ってしまったということになります。
結果的には、コンフォートゾーンを広げたことになります。つまり、「コンフォートゾーンを広げる」ことが目的で、その手段として、一度「コンフォートゾーンから出る」という行為が必要なのです。
「でも1回目は怖いじゃないか」とお思いでしょう。その恐怖に打ち克つコツを次に述べています。
恐怖の受け止め方をコントロールする
第二に、恐怖の受け止め方をコントロールすることです。(レッドブルのサイトに書いてありました。)
チャレンジングな環境に身を置く回数を増やし、その環境に慣れていけば、参照できる「体験ライブラリー」の蔵書数が増えることになる。
「過去に恐怖体験をした、しかしそれを乗り越えた」という過去が、今の自分に勇気を与えます。過去に恐怖体験が多いと、それにどう対処するか、ということをその分多く参照できます。同じことをするにしても、恐怖で動けなくなる人もいるし、簡単にやってしまえる人もいますよね?平たくいえば気持ち次第なのです。言うなれば、恐怖に対して「過去」を使って対処しているに過ぎないのです。
- 自分の前にやる人を良く見る。
恐怖への対処法の1つに挙げられています。自分と同じことをする人をよく見る、たくさん見る、情報を集める。そして同じことをする自分をよりリアルにイメージし、擬似的に「未知」の領域を減らすことによって、結果として「恐怖」を減らすことができます。
あとは「開き直る」とか、「楽しむ」とかいろいろあると思いますが、恐怖をどう受け止めるかについて、自分にあったコツを知っておくといいでしょう。
日常に小さな変化を取り入れる
第三に、日常に小さな変化を取り入れることです。
「とはいえそんないきなりバンジージャンプやらスカイダイビングやら、転職やら引越しやら恐怖体験をできないし、なんならしたくもないんだが?」
というわがままなあなたに、少しずつだが確実な方法を教えましょう。
あなたが朝起きてから夜寝るまでの行動の中に、何かしらイレギュラーな行動を取り入れるのです。
本当に小さなことでいいです。誰かが関わっていなくても、自己満的にやればいいです。
僕は実際に、毎日の通勤ルートを変えたり、早寝早起きを始めたり、カフェインを摂らないようにしたりしてました。そのほかには例えば…
- 通勤ルートを変えてみる
- 出勤時間を大きくズラしてみる
- しばらく連絡を取っていなかった人に連絡をしてみる
- 入浴時に水シャワーを浴びてみる
- いつもとは違う店でランチをしてみる
- 行ったことのない土地に行ってみる
- スマホを持たずに出かけてみる
- いつもとは違う髪型にしてみる
- いつもコーヒーのところを紅茶に変えてみる
これらのことは全て簡単にできることです。しかし、いざやろうとするといつもと違う行動をすることに対して、わずかに心理的抵抗があるはずです。この感覚をしっかりと意識し、受け入れ、噛み締めるのです。
この行動に意味があるのではなく、いつもの行動(コンフォートゾーン)を変化させ、いつもと違う行動(コンフォートゾーンの外)をすることに大きな意味があります。「コンフォートゾーンを抜けだす」ということがどういうことか実感できると思います。
上記以外でもいいので、騙されたと思って何か1つ、いつもと違う行動をしてみてください。世界が変わりますよ(不敵な笑み)
けっきょく慣れやんけ!
いかがでしたでしょうか。
書いててめっちゃ思ったことが、「けっきょく慣れやんけ」ということです。ええ、そうです、けっきょく慣れです。やったもん勝ちですわ(投げやり)
挑戦すれば挑戦するほど挑戦に対するハードルが二次関数的に下がるっていうチート技です。
とりあえず、スモールステップとして1日の中で、1つだけイレギュラーを加えるのです。それだけです。マジでオススメです。
それでは。
第1回:ひとことで「元気」かどうかにも、HPとMPの2つのパラメータがあってですね…
第2回:安心空間であるコンフォートゾーンを抜け出し、知らない世界を開拓するには?
第3回:環境変化に鈍感だと、気づかないうちに「茹でガエル」になっていたりして…
チャイフ
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