体は元気だけどやる気が出ないパターン【HPとMPの違い】

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

突然始まりました、「ライフエンジン」(2023年にサービス終了済み)というオンラインコミュニティに入って知ったこと、考えが変わったこと、パラダイムシフトが起きたことシリーズです。

この書き方だと、「そういうことを教えたり説いたりしてるコミュニティ」だと勘違いされそうですね…(˘ω˘)そうではなく、ただ話している時にそういう会話がたまたま出てきて、個人的に学びになったっていうだけです。

記念すべき第1回目は、HPとMPについて。僕たちの健康状態やリソースを表現するとき、RPGと同じようにHPとMPの存在を考えてあげることで、説明できることがいっぱいあるよねって話です。

それでは!

体は元気だけどやる気が出ないパターン

  • ゲームはできるけど、勉強はやる気がでない
  • 遊びにでかける体力はあるけど、仕事はやる気がでない

こういうことはよくあると思います。そしてつらいことに、社会では一言で「サボってるだけ」「ダメなやつ」と評価されがちです。

なぜそのような評価になってしまうかというと、一般的にHP(体力)というパラメータしか見えてない・見てくれなくて、MP(精神力)というパラメータを考慮していないからです。

HP(体力)とMP(精神力)がある

HPは体力ですね。Hit Point でも Health Pointでもいいです。これはスタミナなど、活動したり体を動かすための身体的なパラメータです。

MPは精神力です。Mental Point がわかりやすいでしょうか。これはモチベーション・意志力・活力・バイタリティ・エネルギーなど、考えたり意思決定するための精神的なパラメータです。

それぞれ有限で、増えるし減ります。0〜100まであるようなイメージです。

僕が初めて知ったのは、F太さん(@fta7)のツイートです。(MPに関してのツイートもいっぱいあります。)

MPを知ること

HPに関しては自分でもわかるし、周りからもだいたいわかるんですよ。寝不足だったり、二日酔いだったり、けっこう原因もハッキリしています。そういう人は顔色が悪かったり声に覇気がなかったりして、見たらなんとなくわかりますし。

問題はMPです。MPに対して意識的になることが、これまでの「HPしかない」というパラダイムを変えるカギになります。

HPが高くてもMPが低いと何も手につかなくなる

第一に、 HPが高くてもMPが低いと何も手につかなくなるという事実です。

強い緊張状態や、恐怖体験、ショックな出来事や悲しい出来事、例えば自分にとって大切な何かを失ったりする◯◯ロスなどになると、MPを大きく下げる要因になります。その状態だと、何時間寝ても、ちゃんと食事をしていても、何も手につかなくなるものです。

僕の経験談ですが、ラブライブ!のFinal Liveが終わったあと、生きる希望を失った感覚に陥り、まじで1週間くらい何もやる気が出なかったです。毎日がただ同じことの繰り返しのように感じられ、ずっと真顔だった気がします。日々を過ごす中で、誰かと話したり、美味しいものを食べたり、運動したり、タスクをこなしたりしているうちに、だんだんと元気になっていっていきました。

当時はそんなことは考えていませんでしたが、今思えばあれはMPがとても低い状態だったんだろうな、と感じます。

MPの状態は周りからはわからない

第二に、自分のMPの状態は、周りからはわからないという事実です。

MPは自分でも察知しづらいですが、周りからはさらにわかってもらえないです。HPが高い状態だとなおさら「元気」と判断され、実はMPが低いということに気付いてもらえません。「そんなときにどうするか」については詳しくは割愛しますが、まずは自分のMPの状態は他人からはわかってもらえないものであると知るだけでも、楽になれると思います。それこそMPがちょっと回復すると思います。

自分のMPの状態を自覚することが重要

第三に、自分のMPの状態を自覚することが重要ということです。

自分がMPが低いということを自覚していないと、「無理をする」ということが容易に起きてしまいます。「無理をしない」「MPが低いなりにできることをする」という選択肢を取れるように、自分のMPを自覚することが非常に重要です。

そのためには、元気なときの自分の状態をよく観察し、知っておくことです。どこかにまとめてメモしておいてもいいでしょう。

では具体的に何を知っておくべきなのでしょうか?

それはずばり、何ができて、何ができないかです。

「そんなことでいいのか?」と思われましたか?そうです、そして「そんなこと」が、難しく、重要なのです。

自己肯定感が下がってしまいがちなパターンが、これです。

  • いつもはできていることができない

普段からなんとなく「今の自分のMPはどれくらいかな?」と意識しておくと、「MPが高いときは◯◯◯◯ができる」「MPが低いときは◯◯◯◯ができないけど、△△△△はできる」と切り分けができます(ざっくりでいいですよ)。

この判断軸を持っていると、何かに取り組む気になれないときも、「今はMPが少ないのかも」と思うことができますが、持っていなければ、ただただ自分を責めてしまうばかりでしょう。

そんなパターンに陥った時にすべきことは、「無理をする」ではなく、まずは「MPを回復させる」なのです。

消耗するパターン、回復方法が人による

第四に、MPは消耗するパターン、回復方法が人によるということです。

こちらも、F太さんのツイートで時々言及されています。(とてもわかりやすい)

 

HPを回復するためには、基本的には健康的な生活をすればいいです。寝て食えばいいです。()

MPを回復するための方法が人によってだいぶ多岐に亘ります。

  • 運動をする
  • カラオケに行く
  • 映画を見る
  • 音楽を聴く
  • 芸術に触れる
  • 静かなところでぼーっとする
  • 寝る
  • 美味しいものを食べる
  • 誰かと話す
  • 買い物をする
  • 旅行に出かける
  • 仕事に集中する

どうでしょう、当てはまりそうなもの、したいもの、ときめくものはありましたか?

「趣味に時間を使う」というのが多くの人に当てはまりそうで、その趣味が人によるから、方法が多岐に亘っているのかもしれません。また、もしかしたらHPを回復するための「寝る」でMPがグッと回復する人もいるかもしれないですね。

「仕事に集中する」は意外だと思われたかもしれませんが、条件次第では、という感じです。僕自身の経験上、イヤなことや気がかりなことを忘れるとか、休みボケを切り替える、という意味でMPに良い影響をもたらす場合もあるな、という感覚があります。

このように、自分にあったMP回復方法を知っておくことは、かなり重要です。

HPのほかに、MPというパラメータを知ること

いかがでしたでしょうか。

僕は「ライフエンジン」(2023年にサービス終了済み)というオンラインコミュニティに入る前後で、HP・MPという概念を知りました。もちろん実際に数値化できるものではないし、科学的でもないです。

しかし、今の自分が「HPがこのくらいでMPがこのくらい」というのは感覚としてあるし、この記事で述べた具体的な事例や理論も全て納得感があります。

HPとMPというものが共通言語になれば理想なのですが、まずはあなた自身から、HPとMPという概念を意識してみるのが、この生きづらい世の中をうまく生きるコツの1つかもしれませんね。

それでは。

チャイフ

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