京都水族館の魅力とは?飼育員の愛を感じるポイント4選!

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

僕は年パスを買ってしまうほど京都水族館が好きなので、改めて京都水族館の推しポイントをまとめてみました。本題だけを知りたい方は、「京都水族館の推しポイント」までとばしていただいて構いません!

それでは!

水族館とは

水族館は水のいきものを展示・収集している施設

水族館とは、水のいきものを展示・収集している施設です。消費者目線で表現するならば、水族館は水のいきものを観賞して楽しむ施設です。動物園が陸のいきものを対象としているのに対し、水のいきものを対象としているのが水族館です。

水族館は「時間が決まっていない」アクティビティの1つ

水族館とか美術館とか科学館とか、あるいは動物園とか、世の中にはいろんな「観て楽しむ」類の施設・アクティビティが数多く存在します。それとは対照的に、映画や舞台や落語、ライブ、コンサートといった、どちらかと言えば「聴いて楽しむ」アクティビティも存在します。

この両者の決定的な違いは、「時間が決まっているかどうか」です。後者は2時間など時間が決まっていますが、前者は時間が決まっていません。極端な場合、水族館や美術館を30分で出てくることも可能ですし、4、5時間じっくり観賞することも可能です。

水族館に何時間でもいれるか?

さて、僕はそもそも水族館が好きだということに最近気づきましたので、趣味に追加しました。

僕の趣味一覧を公開します③

理由は「水族館に何時間でもいれる」と言えるからです。

チャイフ
せっかくきたなら、じっくり観た方が良くない?

水族館には1人で行くこともあれば、複数人で行くこともあるでしょう。チケットを購入し、「順路」の看板にしたがって鑑賞していくわけですが、僕だけ歩くのが遅いことが多いのです。おそらく、水のいきものの動きを長時間見て習性とかを予想して楽しんだり、館が書いてくれている生態を読んだりしているためでしょう。

水のいきものが好きなんでしょうね。透明な水の中でゆるく泳いでいる水のいきものを見ていると、なんともいえずリラックスできます。特にクラゲを見るのが好きですが、だいたいどの水のいきものでも長時間見ていられます。

京都水族館の話

京都水族館の基本情報

さて、京都水族館の話の前に、水族館そのものについて語ってしまいましたが、とりあえず京都水族館の基本情報を置いておきます。

京都水族館の情報

  • 場所:〒600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
    • 京都駅からバスで5分
    • 京都駅から徒歩15分
  • 営業時間:10:00〜18:00(コロナ禍による影響で変更になる可能性があるので、つど最新情報のチェックをお願いします)
  • 料金:
    • 一般料金
      • 大人(大学生含む):2,200円
      • 高校生:1,700円
      • 中・小学生:1,100円
      • 幼児(3歳以上):700円
    • 年間パスポート
      • 大人:4,400円
      • 高校生:3,400円
      • 中・小学生:2,200円
      • 幼児(3歳以上):1,400円
  • ホームページ:https://www.kyoto-aquarium.com/index.html

京都水族館はアクセスがめちゃくちゃ良い

水族館って、本当は海の近くとかに設置できた方が都合が良いらしくて、どうしてもアクセスが悪くなりがちです。

水族館を海辺や湖畔近辺に設置したい理由(by Wikipedia)
  • 水槽用の水・餌となる生き物の確保が簡単で、低コストで済む
  • 水辺に暮らす生き物の調査・研究がしやすい
  • 広い土地の確保が都市部では難しい
  • 海の近くの方が景観的にも良い

例えば、関西で有名な水族館と言えば大阪府の「海遊館」ですが、港区の端っこ、大阪湾沿いに位置しています。駅からは近いですがその「大阪港」駅まで出るのがかなりめんどくさいです。あるいは三重県の「鳥羽水族館」、これも伊勢湾沿いに位置しています。近鉄線に長時間乗って「鳥羽」駅か「中之郷」駅まで出てくる必要があります。東京から鳥羽水族館に行こうと思えば、東京→名古屋で100分、名古屋→鳥羽で95分かかるそうです。

これに比べて、京都水族館は圧倒的にアクセスが良いです。新幹線のぞみも停車するJR京都駅を降りて、徒歩だと20分、バスで5分でいけます。京都は”海なし県”(海に面していない都道府県)の1つでもあるので、思い切って京都駅の近くに設置したんでしょうか。ありがたいですね。

京都水族館の推しポイント

京都水族館の中身の話に入っていきます。僕が感じている京都水族館の良いところは、飼育員の愛が深いところです。他の水族館と詳しく比較をしたわけではないのですが、京都水族館だけを見ていても、ちょっとしたところに飼育員の愛情が垣間見えるので、それをご紹介していきましょう。

(「京都水族館にどんないきものがいるの?」という情報は、公式ホームページのフロアマップなどを見ていただければと思います。)

シーズンによって展示方法や看板が少しずつ変わる

第一に、シーズンによって展示方法や看板が少しずつ変わるところです。

僕は、京都水族館の満足度がとても高かったこととアクセスが良いことから、年間パスを購入しました。なので、数ヶ月に1回京都水族館に足を運んでいます。

そこで気付いたのですが、行くたびに展示方法や看板が少しずつ変わるのです。展示されているいきものたちは「生物」なので、365日同じ振る舞いをするわけではありません。魚なら産卵をするかもしれないし、ペンギンなら換羽をするかもしれないです。「いきものたちをどう配置するのがよいのか」というのは時期によって変わっていくものだと思います。

クラゲコーナーや、最後の個別水槽が並んでいるコーナー(チンアナゴやクマノミやカサゴとかがいる)は、定期的に配置が変わっています。オオサンショウウオに関する説明の看板がいつの間にか変わっています。チンアナゴの生態に関する解説ムービーが設置されます。

また大水槽のフロアでは、ベンチがソファに置き換えられたり、マットが敷かれたりと、お客様側の環境を変えてくれることがあります。

日々の飼育業務もある中で、水族館内内装を変えるのはかなり面倒なことだと思うので、なかなかできることではないと思います。それでも、水のいきものたちが過ごしやすいように工夫をしたり、お客様に少しでも楽しんでもらいたい、何度も来てもらいたいという思いからこのようにしているのだと思います。飼育員の方々のいきものに対する思いやりと、お客様に対するホスピタリティが感じられて、非常に良いなぁと思い、ファンになってしまいますね。

数十羽いるペンギン全羽の関係性を書いた相関図がある

第二に、数十羽いるペンギン全員の関係性を書いた相関図があるところです。

京都水族館にはペンギンが30羽くらい?(知らない)いるのですが、全羽に名前がついています。名前がついているのはまぁいいのですが、そのペンギン全羽の相関図が書かれているのです!

こちらは2020年に撮影した画像なのですが、2021年6月に行った時点ではすでに相関図が更新されていました。どのペンギンとどのペンギンが付き合ってるとか、どこどこが三角関係とか、どのペンギンは魔性の女だとか、飼育員とラブラブだとか、食欲旺盛だとか、小石で巣を作るのが好きだとか、犬猿の仲だとか、あらゆることが書かれています。

毎日毎日ペンギンを観察して、そのペンギンの習性とかペンギン同士がどのように触れ合ってるかとかを見ていないと絶対に書けないですよね。これらを作成している飼育員のみなさんの姿を想像すると、絶対楽しいだろうなぁ…と思ってしまいます(もちろん飼育はたいへんだとは思いますが)

このペンギンの相関図は京都水族館の名物と言っても差し支えないでしょう。

クラゲを楽しそうに育成する飼育員を見れる(?)コーナーがある

第三に、クラゲを楽しそうに育成する飼育員を見れる(?)「京都クラゲ研究部」というコーナーがあるところです。

もちろんクラゲが主役ではありますが、そこでクラゲを飼育している飼育員がとても楽しそうなのです。水の管理やエサやりの頻度など、クラゲの飼育はかなり大変だと聞きますが、本当に愛をもって飼育されているんだな、というのが伝わってきてとてもよいです。

京都水族館のクラゲが入っている水槽は、クラゲの種名がすべてひらがなで書かれています

他の水族館ではカタカナで書かれていることが多い気がします。「お客様にも、少しでもクラゲをかわいいと思ってほしい」と思ってひらがなにしているんだろうなぁ、などと思ってほっこりしますね。( ◜◡◝ )

また、京都水族館には「クラゲ別キャラ診断」や「クラゲワンダー大図鑑」が展示されています。

「クラゲワンダー大図鑑」がクラゲごとの特徴が書かれていて普通に勉強になりますし、なんと言っても飼育員のマル秘メモがとても愛に溢れていて、これもとても良いです。「クラゲワンダー大図鑑」を眺めているだけで15分くらいは過ごせる気がします。マル秘なので、一部はモザイクにしておきます。気になる方はぜひ京都水族館へ!!!!!

クラゲの展示が日によって変わる

第四に、クラゲの展示が日によって変わるところです。

ちなみにこの記事にクラゲの話が頻繁に出てくるのは、京都水族館のクラゲコーナーが充実しているのも理由ですが、ただ単に僕自身がクラゲを好きなのも理由としてあります。笑

先述の通りクラゲの飼育はかなり大変だと聞きます。水の交換やエサの交換、また大きくなってくると大きな水槽に入れてあげるとかが必要なんだと思います(たぶん)。同じ場所の水槽に入っているクラゲが、定期的に入れ替えられていて、飽きることがありません。年パスを買って何度も来ても、毎回違った形で水族館を楽しめることができるので、リピートしてクラゲの様子を確認したくなります。

京都水族館はいいぞ

いかがでしたでしょうか。

京都水族館はとてもいいです。

今回フォーカスしたペンギンやクラゲ以外にも、イワシ、エイ、サメなどがいる大水槽や、アシカやアザラシなどの海獣がいるコーナーもありますし、イルカショーもあります。休憩できるカフェのようなコーナーもあります。おみやげコーナーでは、オオサンショウウオのぬいぐるみのモフモフ感が絶妙で特にオススメです。

規模や種類で比較するともっと強い水族館は他にもあるかもしれないですが、個人的に京都水族館は推せます。水のいきものに注目していただくのはもちろん、それを飼育している人たちにも少し思いを馳せて鑑賞していただくと、より楽しんでもらえるのではないかなぁと思っています。京都にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

それでは。

チャイフ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です