「ボケ」「ツッコミ」とは何か?第三勢力「拾い」とは?

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

お笑いの用語はたくさんありますが、その中で「ボケ」と「ツッコミ」ってありますよね?

僕は、第三勢力として「拾い」というジャンルがあるんじゃないかと最近思ったので、勝手にまとめてみました。

それでは!

ボケとツッコミについて

まずはボケとツッコミがどういうものかというものを紐解いていきます。

ちなみに僕はスキルセットに「ツッコミ」を含めるくらいにはツッコミが得意です。

ボケ

ボケとは、不協和です。

ボケとは、変なことです。

ボケとは、不自然なことです。

ボケとは、認識のギャップです。

ボケとは、予想を裏切ることです。

ボケとは、その場にそぐわないことです。

例えば、順番にA,B,Cと言っていく流れがあったとして、ある人がA→B→Cの次に「F」と言ったら、

ツッコミの人
次は( 普通は・自然な流れなら)Dだろ!

というツッコミが入ります。

  • 周囲の自然な予想:D
  • 目の前で起きた結果:F

この、予想と結果に差分を生み出すことを「ボケ」と呼称します。

自然な予想を理解した上で、ツッコミが可能な程度の適度な距離にある結果を意図して生み出すことが必要です。

間、抑揚、自然さ、言動内容など多くの要素がボケのクオリティを決定します。クオリティの高いボケを行うには、高い技術力が要求されます。

なお、本人が意図していない場合が、いわゆる「天然ボケ」です。

ツッコミ

ツッコミとは、ボケが生み出した差分を指摘することです。

ツッコミにより、そのボケが「自然な予想」と「起きた結果」の間にどのような差分を内包していたかが一瞬にして暴かれ、まるで化学反応のようにユーモアが発生し、共感を呼び、笑いへと昇華します。

ツッコミは鮮度が命です。

なぜなら、ボケが持つエネルギーは、発生した瞬間からコンマ秒単位の速度で劣化するからです。

ボケは足が早いのです。

ボケが内包している現実とのギャップをツッコミによって現実に叩き落とすことで、ギャップというエネルギーがユーモア→共感を経て笑いに変換されます

ボケのエネルギーは発生した瞬間が最も高く、周囲が「今のはボケなのでは?」と気づかれてしまえば、ボケのエネルギーは損失します。

そのため、ボケが「ボケである」と周囲に認識されるよりも先に察知して指摘(ツッコミ)を入れなければなりません。

先述の例で見てみましょう。

ある人がA→B→Cの次に「F」と言ったのに対して、3秒後に「次はDだろ!」と言っても、その3秒の間に周囲の人はすでに気づいているので、「それはそうだ」「何を今さら」となり、何も笑えません。

このように、反射神経という要素の影響が強いという点で、台本のないアドリブでのツッコミは、ボケよりもさらに高い技術が要求されます。

第三勢力「拾い」

さて、第三勢力として見ている「拾い」についてです。

これは、位置関係で言えばボケとツッコミの間に位置し、「拾い」とは「ある発言にフォーカスすること」です。

ボケに対して即座にツッコミがなされない4パターン

ボケにとって一番おそろしいことは「スルーされること」で、3秒後には完全に時間切れです。とはいえ、即座にツッコミを入れることは難しいです。

ボケに対して即座にツッコミがなされない場合が、大きく4パターンあります。

即座にツッコミがされないパターン

  1. その場に優秀なツッコミがいない
  2. ボケがわかりづらい
  3. ツッコミを入れられるだけの信頼関係や人間関係が構築されていない
  4. チャットなど文字ベースのやりとり

「これはボケだ」とわかられていながら、このような原因で、「ノる(ボケを重ねる)」と「ツッコミをする」のどちらもできない場合、「拾う」という万能ツールが使われます。

先述の例で言えば、ツッコミをするわけではないがスルーもせず、反応をします。例えば「あえてFと言っていくスタイルwww」とかですかね。

誰かがボケを拾ってくれると、みんなが幸せになれる

先述の通り、ボケにとって一番おそろしいことは「スルーされること」です。誰かが拾ってくれることによって、ボケはスルーされずにとりあえずは着地できます。

より詳細に言うと、拾って「ボケっぽい発言」にフォーカスすることで、そのボケが内包している現実とのギャップを周囲の人に周知することができます

また、誰かがボケを拾ってくれている間、ボケの賞味期限が1,2秒は延びるので、ツッコミにも猶予が生まれます。

拾ってくれる人がいると、みんなが幸せになりますね。

ツッコミが苦手な人は、まずは「拾い」を練習してみよう

いかがでしたでしょうか。

ツッコミって実はリスクもあって、本人がボケのつもりじゃなかった発言にやってしまうと、本人が「え、なんでそんな当たり強いの…(T-T)」となるパターンがあります。

「拾い」だと、そこにフォーカスするだけなので、大笑いには繋がらなくとも、誰かを傷つけるリスクは格段に下がります。

まずは「拾い」から練習してみてはいかがでしょうか。

ボケをピッチャーが投げたボールだとすると、ツッコミはフルスイング、そして拾いはバントみたいなもんです。

それでは。

チャイフ

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