こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
最近やっている「モーニング・ノート(モーニングノート)」というものについてご紹介します。
それでは!
Contents
『ずっとやりたかったことをやりなさい』のルーティンの1つ
「モーニング・ノート」が何か?という話の前に、僕がなぜ「モーニング・ノート」を始めるようになったかを少しご紹介します。「モーニング・ページ」とも言うんでしたっけ。
『中田敦彦のYoutube大学』で中田さんが投稿している動画のうちの1つで、『ずっとやりたかったことをやりなさい』(以下、本書と呼ぶ)という書籍を解説している動画があります。
これを見て、試しにやってみようと思いました。つまり、この書籍がソースであり、それを紹介している中田さんの動画がきっかけです。
僕自身、本書を読んではいないのですが、ざっくりした要約を知りたい方は、ぜひ中田さんの動画を見てみてください。
元書籍のリンクも貼っておきますね。↓
モーニング・ノートの4つのルール
モーニング・ノートとは、「ずっとやりたかったことをやる」ために、本書が勧めているルーティンのうちの1つです。
モーニング・ノートには簡単な4つのルールがあります。
- 朝一番に
- A4のノートで
- 3ページ
- 手書きで書く
今、僕はブログ記事をパソコンのキーボードからタイピング入力していますが、モーニング・ノートは手書きでやることに意味があるそうです。
なぜなら、頭の中にある「思考の流れ」を書くにはタイピングは速すぎて適切ではなく、手書きでゆっくり書くことに意義があるそうです。
…ただ、これは実際にやってみるとけっこう重いです。本書では「その時間をも楽しみなさい」と書いてあるそうです。
この「手書きを楽しむ」ということは大いに賛成なのですが、シンプルに疲れます。笑
僕はほぼノンストップで書いて、1.5ページで1時間かかったので、3ページだと2時間かかりそうです。正直、1.5ページでもかなり有意義な時間だったので、これくらいでもいいかもしれません。
おそらく本書は英語で書くことを前提としているのではないかと思われます。(不明)日本語は漢字も多く、1文字あたりの情報量が多いですので、そういう意味でもページ数に縛られる必要はないと思われます。
モーニング・ノートを使って得られる効用、気づき
では、モーニング・ノートを実践することによって得られるものはなんでしょうか?
僕が一番効果を実感したときのものを、4つご紹介します。
頭の中がスッキリする
1つ目は、頭の中がスッキリすることです。
これは確実に得られる効果です。
モーニング・ノートにテーマはなく、「頭の中にあるもの」を垂れ流していきます。
何か思いついたらそれを書き、モヤモヤしていることを書きます。
普段の僕たちは、頭で考えていることをほんの一部しか言語化していません。頭で考えたことの90%以上は脳内に残っています。それを全て紙に書きおこすことで、頭の中がスッキリします。
今ノートを書いているときのこと。気持ち。昨日のこと。今日の予定。今週の予定。今年の振り返り。来年に向けての意気込み。
僕はあえて、今を中心に時系列を広げていくイメージで発想していますが、やり方は自由です。
この効果は、実際にやってみると必ず実感できるので、ぜひやってみてほしいです。
価値観が言語化できる
2つ目は、価値観が言語化できることです。
キーワードは「感情」と「なぜ?」です。
モーニング・ノートは「かなり長めの日記」のようなものです。あらゆる事象を書き殴っていきます。
その中で、その時々での「自分の感情はどうだったか?」というものを記載するのがいいでしょう。そして、「なぜその感情を抱いたか?」を深掘ってみるのです。
楽しかったこと。悲しかったこと。嬉しかったこと。怒ったこと。ワクワクしていること。不安なこと。それらはなぜ?何をされたから?何を見たから?何を聞いたから?どう思ったから?何が大事だから?何を心配したから?
繰り返しですが、モーニング・ノートの書き方は自由です。
ただ、僕はこのやり方で、いくつかの自分の価値観を言語化することができました。
自分が何を大事に思っているのか。
何を気にしないのか。
何に喜び、何に怒り、何に哀しみ、何を楽しむのか。
面白いです。ぜひ、お試しください。
懸念していることがわかる
3つ目は、懸念していることがわかることです。
懸念・不安・心配事は、僕たちをほんの少しずつ蝕んでいます。
それが解消されないだけでなんとなく疲れが溜まっていく、まるでドラクエの毒の沼のようです。
これらの一番のやっかいな点は、目に見えないことです。
少し話は逸れますが、「正体がわからないものが恐ろしい」というのは、恐怖の定義でもあります。正体不明のものに恐怖感情を抱くのは、生命体としての正しい防衛反応です。(コロナウイルスなど、典型的ですね)
実際に存在している問題よりも不安を抱えてしまう、いわば認知バイアスがかかってしまっている状態です。
- 不安 = 問題 + α ( 正体不明ぶんの認知バイアス )
話を戻します。
モーニング・ノートの特徴の1つは、「頭の中にあるものを全て書き出す」という点です。これによって、不安の元になっている問題が目に見える形になり、不安の正体を暴くことができます。
元になっている問題自体が消えてなくなるわけではありませんが、「正体不明である」ことに端を発する認知バイアスがなくなり、シンプルに捉えることができます。
これはもちろんモーニング・ノートに限らず、「懸念なことを書き出すリスト」を作っても同様の効果を得ることができると思いますが、モーニング・ノートがルーティンになるなら、まとめてしまうとやりやすいと思います。
やりたいことが見えてくる
4つ目は、やりたいことが見えてくることです。
そういえば、これがモーニング・ノートの真の目的でしたね。笑
キーワードは、「楽しかったこと」と「残り時間」です。
過去に楽しかったことを思い出してみるのです。昔のことでもいいし、最近のことでも問題ありません。
今年楽しかったことは何か。今でも覚えているような、子供の頃や学生の頃に楽しかったことは何か。それらがなぜ楽しかったのか。チャンスがあればまたやってみたいか。もっとやってみたいことはないか。誰とやってみたいか。どこでやってみたいか。
自分がやりたいことには、本質的には理屈がなかったりします。「楽しいと思うから楽しい」。その価値観は人それぞれ違うものです。
だから、感情ベースで掘り下げてみるのがいいでしょう。
また、自分に残された時間に想いを馳せることで、何ができるか、何がしたいかがフツフツと湧いてきます。
今年はあと何ヶ月、何週間。就職・結婚・などの大きめのライフイベントがあるとしたら、それまでに何年あるか。それまでに何ができるか。その後でもできることは何か。
残された時間は有限であるのに、何十年と過ごしてきたばかりに、ついそのことを忘れてしまいます。1日を無駄に過ごしてしまうのも同じ原理です。
残された有限な時間を意識すると、「何ができるか」「何ができないか」を意識できて、なんとなく優先順位をつけることができます。これが重要です。
例えば20代で、結婚が30歳かつ結婚後の自由度が下がると仮定すると、本当に自由な時間はもう数年しかありません。「その残された時間をどう使うか」と意識すると、やりたいことを今やるべき、と考えることができるかもしれません。
モーニング・ノートで、頭の中が整理できます
いかがでしたでしょうか。
毎日時間に追われていたり、何となく言語化できていない不安感・焦燥感がある人も多いのではないでしょうか。
やりたいことが何かわからず、日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
上記に紹介した4つは、僕が実感した効果の一例に過ぎません。
あなたの朝の1時間を、ノートに投資してください。
日常過ごしていては絶対に気づけないような、あなただけの発見が必ずあります。
それでは。
チャイフ
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