こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
『夜明けの来ないホテルからの脱出』をプレイしてきました!!!!リアル脱出ゲームと東京ドームホテルさんとのコラボ公演です。いやー、つくづく思いますけど、ヤバいですよね、SCRAP。ホテルとコラボしちゃうなんて。(褒め言葉)
倍率58倍とは知らなかったですが、僕も過去に2回ほど抽選に落ちています。そしてこのたび、ついにプレイすることができました!٩(ワー)و
めちゃめちゃ面白かったです!
- 宿泊型超プレミアムリアル脱出ゲーム
- 抽選倍率58倍、幻の公演最新作
リアル脱出ゲームはほぼ全ての公演が”ネタバレ厳禁”になっていて、この公演も例に漏れず”ネタバレ厳禁”です。なので中身については話せませんが、ネタバレにならない範囲で感想を言っていこうと思います!
そんなあなたは、まずこちらの記事をチェックしてみてください!
それでは!
Contents
『夜明けの来ないホテルからの脱出』のあらすじ
1つ1つのイベントが「公演」とも呼ばれるくらいで、リアル脱出ゲームは世界観がガチで作られています。今回プレイした『夜明けの来ないホテルからの脱出』(以下、『ホテル脱出』と呼ぶ)も、非常にワクワクした、また少し緊張が走るようなストーリーが設定されています。
あなたはあるホテルに訪れた宿泊客。
チェックインを済ませて客室に入ると、そこには1台の端末があった。
あなたが端末に触れるとシステムが起動し、無機質な女性の声が聞こえてくる。
システム起動。あなたの能力を使って、今夜このホテルで起こる事件を止めてください。止められなければ今夜を境にこの世界は崩壊の一途を辿ります。もう平和な朝はやってきません。
「あなたの能力」。それは、モノに残された過去の記憶を読み取ることができる能力だった。
この端末は一体何なのか?なぜこんな能力を自分は持っていたのか?そしてなぜ世界は崩壊してしまうのか?
さまざまな謎をはらみながら夜のホテルを舞台にした物語は進んでいく。
さあ、あなたはすべての謎を解き明かし、平穏な夜明けを迎えることはできるだろうか?
部屋に入った瞬間から、その世界観にどっぷり浸かることができる、これがリアル脱出ゲームの醍醐味ですね。
『ホテル脱出』の形式
『ホテル脱出』の形式は、いわゆる「街歩き型」に分類されます。『ホテル脱出』では実際に街を歩くわけではなくホテル内を歩くことになるのですが、以下のような特徴に当てはまるかなと思います。
- 制限時間がない
- キット(今回は端末)を持って、歩きながら謎を解く
「制限時間がない」のが「街歩き型」の最大の特徴かもしれません。とはいえ、『ホテル脱出』は5〜7時間かかるらしく、チェックインの時刻によっては夜遅くになってしまうので、「制限時間がない」とは言いつつ、早めのクリアを目指しましょう。笑
ちなみに僕は5時間30分くらいでクリアしました。途中で休憩しながらゆっくり進めると、7時間かかる可能性も普通にありえると思いますね。
『ホテル脱出』の良かったところ
では早速、『ホテル脱出』をプレイしてみて良かったところ、他の公演とは違うオリジナルの良さなどを紹介したいと思います!
マイペースにプレイできる
1つ目は、マイペースにプレイできることです。
よくあるホール型やルーム型の公演は、ほとんどが1時間の制限時間が設けられています。僕はあの緊張感が好きなのですが、ガッと集中するので、少し疲れます。
時間制限のない「街歩き型」に共通する特徴かもしれないですが、『ホテル脱出』も制限時間がありません。また、当然のことながらホテルなので、探索の途中で部屋に戻って休憩することは自由です。これは他の公演にはない特徴だと思います。
また、公式ホームページを見てもらえればわかるのですが、『ホテル脱出』はなんと夕食(軽食)が付いているのです。抽選に当たったら、メールでサンドイッチの内容を選ぶことができます。
所要時間が5〜7時間と極端に長い公演だからこそ、部屋に戻って適宜休憩をとりつつ、食事もとりつつ、自分たちのペースで謎解きを楽しめることができるのは、『ホテル脱出』の面白いポイントかなと思います。
ホテルのどこまでが”仕込み”かわからない
2つ目は、ホテルのどこまでが”仕込み”かわからないことです。
普段の公演では、その空間全てがその公演のために作られているので、ほぼ全ての情報に意味があります。いわゆる「メタ」が入り込む余地が少ないのです。
一方、『ホテル脱出』は舞台がホテルです。脱出ゲームに参加していない一般の宿泊客も当然います。「メタ」の情報の割合が多いのです。その中で探索することになるので、周りの情報が「公演に関係するもの」なのか「本来のホテルに関係するもの」なのかがわからなくなってくるんですよね。
東京ドーム・水族館・遊園地などの広大な場所を使って、探索しながら謎を解いていく「フィールド型」もその側面はありますが、『ホテル脱出』は特にそれを感じました。
え?あのスタッフさんもしかして仕込みなのでは…?まさかね…
…ここを探索させるとか、ある?
プレイしていくうちに、どこまで踏み込んで良いのかわからなくなってきて、その感覚が面白かったです。笑
ストーリーに没頭すれば楽しさが倍増する
3つ目は、ストーリーに没頭すれば楽しさが倍増することです。
「リアル脱出ゲームのイベントは公演とも呼ばれる」という話はしました。参加者が物語の世界観に自然と入れるようにするため、リアル脱出ゲームのイベントには舞台っぽい要素が少なからずあります。例えばこんな感じです。
君たちは、今回の任務のために特別に選抜されたエージェントチームだ!(迫真)
私は、チームリーダーの○○だ。今回はよろしく頼む。…
基本的に、その公演の世界観に積極的に入っていく方が楽しいです。要は、ノると楽しいです。少なくとも僕はそうです。僕たちは舞台役者ではないので迫真の演技をする必要はありませんが、少し引いて冷めた態度で臨むよりは、ストーリーに没頭することをオススメしています。
そして、この『ホテル脱出』も例に漏れない、というかホテルという空間を丸ごと使っているということもあり、特に舞台っぽい要素が強いような気がします。あらすじに書いてある設定にノると、公演をより楽しめるでしょう。
自分たちはモノに残された過去の記憶を読み取ることができる能力を持っている!
世界を崩壊から救うために、謎を解き進めるのだ!
やや高額なので、その分楽しみ尽くしましょう!
いかがでしたでしょうか。
最後にしれっと『ホテル脱出』の欠点を挙げるのですが、値段が高いです。
- 3名1部屋(トリプルルーム)
- 23,000円(税込)〜25,000円(税込)
- 2名1部屋(ツインルーム)
- 30,000円(税込)〜32,000円(税込)
- 1名1部屋(ツインルーム)
- 48,000円(税込)〜50,000円(税込)
東京ドームホテルは今回の『ホテル脱出』で初めて泊まったのですが、ホテル単体としてもとても綺麗で良いホテルでした。それに加えて、公演に必要な謎の設置、ホテルスタッフの方の協力など、付加価値が盛り盛りなので、どうしても高めの値段設定になってしまっています。
しかし、値段が高い分クオリティは高く、満足できること間違いなしだと思います。もし参加されるときは、ぜひ前のめりで楽しんでみてください!
それでは。
チャイフ