こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
先日、代官山のIVY PLACEというカフェにいってまいりました。めちゃくちゃよかったです。
そのカフェの建物が視界に入った瞬間からいい空間であると思わされ、座席に案内され、注文し、待ち、食べ、飲み、会計するまで、過ごす時間の全てが贅沢すぎて、間違いなく優勝してしまいました。
その一部始終を感想とともにご紹介いたします。
それでは！
Contents
マコなり社長さんの東京おすすめスポット動画で紹介されていました。
このカフェは僕が見つけたわけではなくて、マコなり社長さんの「東京おすすめスポットTOP10」の動画で紹介されていました。Youtubeに上がっています。
僕はライブ遠征などで東京に行く機会が多いのですが、予定がなくなった際に、つい慣れた場所や慣れた店で時間を過ごしてしまい、せっかくの遠方に来ているのに少しもったいないような気がしていました。
そこで、上記の動画がまさに参考になるなと思い、1つずつ行ってみることにしました。それの記念すべき一箇所目が、代官山にあるIVY PLACEというカフェでした。
- 名前：IVY PLACE
- 住所：東京都渋谷区猿楽町16-15 DAIKANYAMA T-SITE GARDEN
- 営業時間：
- ブレックファスト：全日 8:00-11:30 (10:45 LO)
- ランチ：全日 11:30-16:00 (15:00 LO)
- ランチ〜ディナーの間はデザートとお飲み物のみのカフェメニューにて営業いたします（※パンケーキのみ 17:00 LO）
- ディナー：平日 18:00-23:00 (22:00 LO)、土日祝 17:30-23:00 (22:00 LO)
- アクセス：東急電鉄東横線代官山駅から徒歩10分
- HP：https://www.tysons.jp/ivyplace/
- 食べログ：https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130303/13134309/
敷居の高そうな代官山の敷居の高そうなカフェ
代官山駅までは、中目黒駅か渋谷駅から東急東横線に乗り換えていくのが良さそうです。歩くのがキライじゃない人は、渋谷駅からでも20分くらい歩いて行くことも可能ですね。
初めてきましたが、代官山という土地はめちゃくちゃハイソサエティな街だった記憶があります。駅からIVY PLACE現地までは徒歩で10分くらいですね。坂が多めでした。
IVY PLACEは、緑に囲まれた美しい場所にありました。
いかにも敷居が高そうな雰囲気です。
↑レストランかな？（※レストランでもあります）
ドレスコードがあるわけではないと思いますが、「自分の服装がこのカフェに相応しい状態だろうか」とつい意識してしまったし、「入店した後も粗野なふるまいはできないな」と背筋が伸びる気持ちになりました。「このために代官山まで来た」という強い気持ちがないと、怖気付いて入店を躊躇ってしまったかもしれません。
到着早々、15組待ちだったので本屋で時間を使いました
入店した瞬間に、入店客に対応するスタッフの存在と、何やら整理券っぽい紙を発行している様子から、一瞬で察してしまいました。「ここは予約してから来るべき店だ」と。案の定整理券が必要でした。
一瞬だけ心が折れそうになりましたが、「大丈夫です」と返事をして整理券を発行してもらいました。なにせ、そのために代官山まで来たのだから。
まだ着席すらしていないのですが、この10秒程度のやりとりだけで僕はすでにスタッフのレベルの高さを感じていました。受付時の手際の良さ、所作、表情、言葉選び、抑揚など、受けていて非常に心地よい接客をされました。まだ着席すらしていないのですが。
蔦屋書店で暖を取りつつ時間を待つ
逆に50分待ちともなると、扉付近で待たずに少し場所を移しても問題はなさそうです。とはいえアテがあるわけではなかったので、すぐ横にある蔦屋書店に足を運びました。建物内に入ってすぐにスターバックスがありましたが、最初からここを目的にしている人もいただろうし、僕と同じくIVY PLACEの待ち時間を潰している人もいたのかもしれません。完全に満席でした。
ただ、その蔦屋書店自体はかなり大きいようで、そこそこ広めの建物が２棟ありました。シンプルに読書や本を買う目的で来るのも十分にアリだなと思いました。僕は適当に立ち読みなどしつつ、時間が近づいてきたら外に出て人間観察をすることにしました。
その公園には、いかにも上流階級っぽい人たちが単に散歩や犬を連れての散歩に来ていて、時間を優雅に使っているように見受けられました。前日に下町の銭湯でサ活してヤンキーっぽい客を多数見た翌日だったので、なんだか余計に世界の差を感じて脳がバグりそうでした。
また蔦屋書店のテラス席、蔦屋書店の店内も、席と席の間の距離が大きく、空間を広く使っているように感じられました。僕はこのように余白の多い空間はなんだか贅沢な時間を過ごしているように感じられてとても好きなので、居心地がよかったです。ただ1月だったのでだいぶ寒かったです。
ホールスタッフのレベルも高い
時間になりました。あらかじめ伝えていた電話番号に自動音声で呼び出しの電話がかかるシステムになっていたので、安心です。
テラス席に案内されました。少し寒くはありますが、せっかくのいい天気なので外の雰囲気も感じつつ食事ができるのでラッキーだったかもしれません。
僕が注文するメニューは決まっていました。ここに来るきっかけにもなったマコなり社長さんのおすすめ、『IVYPLACE BREAKFAST パンケーキコンボプレート』です。コーヒー付きで2,450円ですが、それはそれでアリです。
注文を取るスタッフ、いわゆるホールスタッフの接客も最高でした。ど素人一見さんである僕が店のシステムなどに対して初歩的な質問をしても（当然だけど）嫌みゼロで丁寧にわかりやすい説明をしてもらいました。ただ注文を取ってもらっただけなのに、なんだか気分がいいですね。
コーヒーが用意されました。IVY PLACEのコーヒーは豆の原産地や特徴が書かれています。
今回はグアテマラのベシャエリザベス農園というところで採れた豆のようです。COEというコーヒー豆の品評会で何度も入賞しているすごい豆だそうです。読んだところで全てを理解できるわけではありませんが、食べ物や飲み物について少しでも知ってから口にすると、味わい深くなるような気がしますよね。人間とはそういうものです。
IVY PLACEではコーヒーのおかわりが自由です。おかわりをするということはスタッフを呼ぶ必要があるのですが、IVY PLACEのテーブルには呼び鈴などはありません。その代わり、常に誰かしらのホールスタッフがテラス席を回り、「いつでも注文やおかわりやチェックができる状態」が維持されていました。IVY PLACEに限らず、これが徹底されている飲食店は意識が高いと思っています。
ましてやテラス席だけでなく店内もかなり広いだろうに、きっと店内もホールスタッフのサービスが行き届いているだろうことを考えると、感嘆してしまいますね。
パンケーキコンボプレートも最高でした
『IVYPLACE BREAKFAST パンケーキコンボプレート』が届きました。
パンケーキコンボプレートの味ももちろん素晴らしかったですが、そちらの素晴らしさについては、マコなり社長さんの動画を見てもらう方がわかりやすいです。とりあえず僕から言えることは、めちゃくちゃ美味しかったことと、けっこうボリュームがあるので少食の方は誰かとシェアするか、別のメニューにしたほうがいいかもしれない、ということくらいです。最高でした。
イングリッシュスピーカーの4人家族への接客が神だった
さて、僕がこの日に体験したエピソードを話します。
僕が座っていたテラス席の後ろに、イングリッシュスピーカーの4人家族が案内されました。背後だったので耳で聞いていただけですが、座席への案内、注文取り、水のおかわり、飲食の提供にあたっておそらく4人のスタッフが接客をしていたのですが、その全員が英語対応できていたのです。
これにはイングリッシュスピーカーもニッコリでしょう。というか、そんな言語の壁を感じさせないサービスが行き届いているからこそ通っているのでしょう。なんとなく常連さんである雰囲気を感じました。
↑なんとなく常連さんである雰囲気を感じているときの僕の視界
また、その家族の1〜2歳くらい？と思われる子供ちゃんがおもちゃを何度も落としてしまっていたのですが、その度にホールスタッフが何くわぬ顔でスッ…とやってきて拾って渡してあげていたのです。さっと子供ちゃんやご家族とも軽くコミュニケーションをし（もちろん英語で）、しかし長居するわけではなく、スマートに立ち去る。
しかも、「水を入れる」とか「お皿を下げる」といった他の業務を自然に合わせており、「おもちゃを拾うためにわざわざ来た」と思わせない気配りが見られました。
僕に対してもそうでしたが、IVY PLACEのスタッフは当然のように常に笑顔での接客をしています。他のお客様への接客も、見えていなくても声のトーンでわかるのです。全く「迷惑」などとは考えておらず、むしろお客様に気兼ねなく朝食を楽しんでもらえていることに喜びを感じているようにさえ感じさせられました。
そんな気分の良い接客が後ろでなされているのを感じて、僕自身の気分も良くなってしまいましたし、おそらく近くにいたお客様もそうだったと思います。
そして退店
お店の雰囲気と料理を満喫したところで、退店です。ホールスタッフをアイコンタクトで呼んで、座席でチェックをします。クレジットカードで決済しました。そつない接客にももはや驚きませんでした。ごちそうさまでした。
人間としての気品ポイントが上がった気がします
いかがでしたでしょうか。
徹底されたお客様ファースト、洗練されたホスピタリティ、究極の存在承認、最高の心理的安全性が、IVY PLACEにはありました。
居心地がいいし、気分がよくなります。自分もこんなお店に通えるような人間に、こんなお店が似合うような人間になろうと思え、人間としての気品ポイント（？）が上がったような気がしました。
先に述べた通り、価格はカフェとしてはかなり高いですが、もし興味が出た方はカフェとしてではなく一種の経験と思って、一度行ってみることをオススメします。
それでは。
2回目のIVY PLACEでも感動体験してまた記事を書いてしまった。
チャイフ
