こんにちは、チャイフ(@chaif_123)です。
生成AIを使えば、「こういうツールが欲しい」と思ったものを自分で作れるようになりました。
すごい時代ですよね。
そこで今回、自分専用の習慣管理ツールをChatGPTで作ってみました。
自分が毎日やっていることにかなりフィットした、なかなか便利そうなツールに仕上がったのですが……
結論、あんまり定着していません。
便利なのに使わない。なぜなのか。
自分なりに考えてみたら、デジタルツールでは代替しにくい「紙に書くこと」の良さが見えてきたので、書いてみます。
それでは!
Contents
毎晩、紙に「明日やること」を書いていた
僕はかなり長い間、寝る前にこんなことをやっていました。
- 白紙を用意して、1週間分くらいのスペースを作る。
- そして毎晩、「明日やること」をペンで書き出す。
以上です。
TODOリストと言えばTODOリストですね。仕事のタスクというよりは、日々の生活に近いです。例えば、
- 家事をやる(洗濯物を片付けるのと、食器を片付ける)
- 筋トレをする
- プロテインを飲む
- 英単語を見る
- 読書をする
- メモ書きをする
- 瞑想をする
- 散歩をする
みたいなもの。
「着替える」とか「水を飲む」みたいな、書くまでもなく確実にやることとか完全に習慣化していることなどは書いていません。
だいたい「ちょっと面倒に感じるけど続けたいもの」が書かれます。
「家事」は習慣化していますが、「やった」ことで自己肯定感が上がるのであえて残しています。
また、その日にしか発生しない予定やタスクがあれば、それも追加します。
- 新幹線の予約を取る
- 日程調整を送る
- LINEの返信をする
「ちょっと面倒だけど、思考はほぼ必要なくて「やるだけ」」のものが書かれます。
で、寝る前に明日の欄を書いて、翌日は終わったものにチェックをつける。
かなりアナログです。
「これ、毎日ほとんど同じこと書いてない?」と思った
ただ、これを長く続けていると、うすうす思うことがあります。

もちろん日によって多少変わります。
しかし、僕が管理したいものの多くは「習慣」なので、当たり前ですが内容はほぼ共通しています。
今日、「筋トレをする」と書いて、翌日また「筋トレをする」と書いている。


と思ったわけです。
ChatGPTで、自分専用の習慣管理ツールを作ってみた
ということで、ChatGPTを使って作ってみました。
これが意外とちゃんとできました。
毎日のルーティンを自動登録できる
まず、あらかじめ設定しておいたルーティンを、その日のタスクとして自動的に表示できます。毎日同じことを書く必要がありません。
「平日だけ」「毎日」「曜日指定」みたいな設定もできます。
自分で作っているので、自分が欲しい仕様にできます。
当たり前ですが、これはかなり便利。
その日だけのタスクも追加できる
もちろん、毎日のルーティンだけではありません。その日限りのタスクも追加できます。
ルーティンと単発タスクを同じところで管理できます。
ワンクリックでDoneにできる
各タスクにはチェックボックスをつけました。
終わったものをクリックするとDoneになります。
こういうの、地味に気持ちいいんですよね。
タスクを消化してチェックが増えていくやつ。
ホワイトボードもつけてみた
せっかくなので、簡単なホワイトボード機能も追加してみました。
思いついたことを書いておいたり、ちょっとしたメモを残したりできます。日や週や月に紐づけることも可能です。
完全に自分用なので、「これあったら便利そうだな」と思った機能を好き勝手に足せます。
生成AIでツールを作る面白さって、ここですよね。
かなり便利そうなのに、なぜか定着しなかった
まだ改良の余地はいくらでもありますが、ここまで作った時点では、「これで毎日のルーティンやっていくぞ」と思っていました。
ただ、
現状、
あんまり使っていません。
なんでやねん。
なぜ定着しなかったのか、理由を考えてみました。
理由1:「そのツールを見る」という新しい習慣が必要
1つ目の理由は「ツールを見る習慣」が必要だから。
これ、習慣管理ツールあるあるな気がします。
習慣を管理するためのツールなのに、「習慣管理ツールを見る」という習慣を新しく作らないといけない。
紙の場合は、机の上に置いてあります。
物理的に目に入ります。
寝るときにも、「あ、明日のやつ書いてない」と気づけます。
一方、PCの中にあるツールは、自分から開きにいかなければ存在しないのと同じです。
PCを開いたとしても、ブラウザを開いて、そのツールを開く必要があります。
このワンアクションが意外と大きい。
便利な機能を作ることと、それを使うことは別問題なんだなと思いました。
理由2:PCには誘惑が多すぎる
2つ目の理由はPCには誘惑が多すぎること。
習慣管理ツールを見るためにPCを開く。
すると、メールが目に入ります。
YouTubeがあります。
SNSがあります。
生成AIがあります。
ブラウザには昨日開いたタブが山ほど残っています。
タスク管理をしようと思ってPCを開いたのに、気づいたら別のことをやっている。
あるあるです。
一方、紙には何もありません。
紙の上にある情報は、「昨日自分が書いたTODO」だけです。
機能が少ない。
というか機能がない。
でも、この「余計なことができない」こと自体が強みなのかもしれません。
理由3:毎日「明日何をするか」を決める行為そのものに意味があった
3つ目の理由。
これが一番大きい気がしています。
毎日、明日やることを自分で書くこと自体に意味があったということです。
例えば、
- 毎日筋トレをする。
- 毎日本を読む。
- 毎日英語をやる。
内容が昨日とまったく同じだったとしても、
寝る前に改めて、
- 「明日は筋トレをする」と書く。
- 「明日は本を読む」と書く。
これは単なるタスク登録ではなく、
「明日はこれをやる」と自分で決め直す作業だったんじゃないかと思うのです。
確かに、自動登録は便利です。
便利なのですが、気づいたらそこにタスクが存在してしまっています。
昨日もあった。今日もある。明日もある。
これでは、いつしか風景になってしまいます。
自分で決めている感覚が薄れていきます。
一方で、毎日自分の手で書く場合は、毎晩小さく意思決定をします。



そんなことを考える時間にもなっていた気がします。
「紙にペンで書く」ことも意外と重要だったのかもしれない
もう1つ感じるのが、紙にペンで書くこと自体の良さです。
これはまだ僕自身、うまく言語化できていません。
ただ、キーボードで文字を入力するのと、ペンを持って紙に書くのでは、明らかに感覚が違います。
ペンを持つ。
紙を見る。
文字を書く。
チェックをつける。
線を引く。
なんというか、ちゃんと「自分がやっている」感があります。
体感覚に訴えられる、とでも言うのでしょうか。
そして、夜にやるという意味でも紙は相性がいいです。
夜にPC画面を睨めっこしたくない
一応、先ほど挙げた問題は対策できます。
「そのツールを見る習慣」をつければいい。
PC画面内の誘惑を減らせばいい。
ただ、寝る前にPC画面を睨めっこする習慣を作りたいか?と聞かれると、微妙なんですよね。
睡眠効率の観点で、寝る前くらいはPCを閉じたい。スマホも置きたい。
静かに紙を開いて、「明日は何しようかな」と考えて、ペンで書く。
そっちの方が、夜の過ごし方として自分には合っている気がしています。
「便利=続く」ではなかった
今回、自分専用のツールを作ってみて面白かったのは、便利なツールを作れば習慣も改善される、とは限らなかったことです。
機能だけ比較すれば、たぶん僕が作ったツールの方が紙より圧倒的に高機能です。
でも、「毎日使うか」という評価軸になると、紙が勝つかもしれない。
面白いですね。
効率化すればいいわけではない。
自動化すればいいわけでもない。
その行動にどんな意味が含まれていたのかまで考えないと、思わぬものを削ってしまうことがあるようです。
もう少しツールも試してみるが。
とはいえ、せっかく作ったので、もう少しツールも試してみます。
使い方を工夫したら定着するかもしれません。例えば、
- 昼間の習慣管理だけデジタルにする。
- 夜の「明日やることを決める」部分だけ紙にする。
というハイブリッドもアリでしょう。
作ったツールそのものも、まだまだ改善できます。
生成AIのおかげで、「自分が欲しい道具をとりあえず作って試してみる」ことのハードルはめちゃくちゃ下がりました。
だからこそ、
- 作る
- 使う
- 合わなければ変える。
- やめる。
- また作る。
くらいの軽さでいいのかもしれません。
そして現時点では、結局「紙に書く」に戻ってきそうな気がしています。
最新技術を使って自分専用アプリまで作っておいて、一周回ってアナログ。フフフ。
それでは。
チャイフ







