食事中にスマホやめたら飯がうまかったんです【五感で食う】

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

僕はスマホ中毒です。自覚しています。1日スマホに触らなかった日は、スマホデビューした2011年4月以降、3700日以上のうち1日もなかったです。

食事中もスマホを触ってしまうこともよくあります。誰かといるときは基本触らず、たまに触る程度ですが、特に1人で食べているときにスマホ触りっぱなしになりがちです。そこでふと「食事中にスマホを触らない」ということをやってみたら、なんと食事がより美味しく感じました。そんな話をしていきます。

それでは!

デジタルデトックス

最近では「デジタルデトックス」という言葉もよく耳にするようになりましたね。

デジタル・デトックス(Digital detox)とは、SNSやスマートフォンやコンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のことである。 現代ではデジタル機器やインターネットに費やす時間が増加しているため、こういったデトックスが人気になっている。by Wikipedia

チャイフ
へぇ、そうですか

便利だから使っているデジタル機器を自ら手放す努力をしないといけないとはなんとも皮肉な話ですね。

食事中にスマホやめたら飯がうまかったのです

「スマホを触っている間は脳が休まらない」ということも聞きます。お昼休みには昼食を摂りますが、スマホを触っていては脳が休まらず、仕事をしているのと同じだそうです。

これはあまりよろしくないと思い、ある日食事中にスマホを触らないようにしてみました。すると、確かに脳が休まってるような気もしましたが、それよりも食事が美味しく感じました。

「スマホを触るのをやめる」のモチベーションとしての「脳を休ませる」を享受しようとしたら、思わぬ副次効果があった、という話です。

食事は五感で食ってる

僕たちは食事中に味覚を使っています。視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚から成る五感のうちの1つですね。

ただ、実際のところどうやら五感全てを用いて食事をしていたっぽいです。

味覚

味覚はもちろんメインで使っていますね。残りの4つの感覚も使っているとはいえ、味覚がバグってると食事は楽しめないと思います。

人それぞれ「好き嫌い」というものが存在するので同じ料理でも全員が等しく感じることはありませんが、少なくともこの味覚をフル活用して食事を楽しんでいるはずです。逆に、食事以外で味覚を使う機会はないですね。🤔

ちなみに、人間の舌には味蕾(みらい)という食べ物の味を感じる小さな器官が約10,000個あるそうですよ。すごいですね(小並感)

視覚

視覚も使っています。

僕たちはレストランの店先で、味も匂いも感じないはずの食品サンプルを前に「おいしそう」と言います。ネットで店を探すときに、まとめサイトやホームページにアップされている味も匂いも感じないはずの料理の写真を見て「おいしそう」と言います。グルメ番組で味も匂いも感じないはずの食レポ動画を見て「おいしそう」と言います(テレビだと聴覚は使っていますが)。これらは視覚で食事をしていると言っても過言ではありません。

あなたがやる必要はないですし、僕もやったことはないですが、目隠しをして食事をするのってけっこう怖いです。口に入るその瞬間まで味の予想がつかないですし、熱いのか冷たいのか、視覚から得られるあらゆる情報がありません。

僕たちは自然と、料理の見た目も含めて食事を楽しんでいるのです。スマホを触っているときは目線が90%くらいはスマホに奪われていると思うので、「視覚を使って食事を楽しむ」ということはほぼできていないと思われます。

聴覚

聴覚も使っています。もちろん使わない料理もあるとは思いますが、意外と使っています。むしろ、終始無音のまま完結する食事はほぼあり得ません

鉄板の上に盛られたステーキが運ばれてきたときのジューッという音。揚げ物を箸で掴んだり割ったり口に入れた時のサクッという音。千切りキャベツのシャキシャキする音。紅茶やコーヒーを注ぐコポポポ…という音。炭酸飲料を注いだときのシュワーッという音。飲み物の氷が溶けて崩れるカランッという音。味噌汁やお茶をすする音なんかもあるかもしれません。

僕たちはこれらの音も食事中に楽しんでいます。スマホを触っていたとしても耳が塞がるわけではないですが、やはり食事に対する意識が減ってしまうので、聴こえているはずの音を楽しむ余裕はなくなってしまっているでしょう。

嗅覚

嗅覚も使っています。これは納得感ありますね。なぜなら、嗅覚も普段はあまり使っている意識がなく、食事中に活用する割合が高いからです。

レストラン街を歩いていると、いい匂いがするお店に吸い寄せられることがあります。料理が運ばれてくるまでの間にいい匂いがして楽しみになることがあります。料理を口に運ぶ前に、匂いから自然と味の予想をしていることがあります。

余談ですが、僕が自炊をするにあたってたいへんお世話になっている「料理研究家リュウジのバズレシピ」のリュウジさんは、料理をしながらよく呑んでいます。匂いだけで呑めるのはわからないけどわかりますね。

触覚

触覚も使っています。厳密にいうと、手触りや肌触りというよりは、口の中での舌触りや柔らかさ、食感などを指しています。

柔らかい肉や魚を食べたときの「口の中で溶ける」という表現はまさに触覚を使っているからこその感想です。逆に、あえて歯応えがあるからこそ楽しめるものもありますね。歯応えがあるものは咀嚼時の音から聴覚にも繋がります。

スマホをやめたら五感をフル活用できたんだと思います

いかがでしたでしょうか。

食事中に五感をいかに使っているかを力説しただけの記事になりましたが、何が言いたいかというとスマホをやめたら食事が美味しくなるよってことです。

その理由は、五感を使ってこそ目の前の料理が持つポテンシャルを最大限に活かせるわけで、スマホを使っていると脳がスマホに集中してしまい、五感のほとんどを使えないため、目の前の料理が持つポテンシャルを活かせないから、というロジックです。

1人で食事をする際にスマホ(や、あとはパソコンもそうですね)を触ることが当たり前になってしまっている方は、「スマホを触らずに食事をする」というのを、ぜひ1回試してみてください。

それでは。

チャイフ

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