【体験談】名古屋の朝、至高のコンフィチュールに出会う。コーヒーハウスかこ 花車本店

こんにちは、チャイフ(@chaif_123)です。

みなさん、名古屋の「モーニング」をご存知でしょうか。ドリンク一杯の値段でトーストやゆで卵がついてくる、あの独特で魅力的な文化です。

先日、ライブのために名古屋へ足を運ぶことがあり、せっかくなので空き時間にモーニングを体験することにしました。名古屋には数えきれないほどのモーニング提供店がありますが、中でも「ここは絶対に行っておけ」と各所で評判の有名店、「コーヒーハウスかこ 花車本店」へ行ってまいりました。

そこには、単なる朝食という枠を超えた、純喫茶ならではの完成された空間と、職人のこだわりが詰まった絶品メニューが待っていました。

それでは!

名古屋駅から徒歩5分

地図上は、名古屋駅から徒歩5分です。「電車を降りてから」と考えると、JRや近鉄などにもよりますが、10分〜15分は見ておくと安心かと思います。

コーヒーハウス かこ 花車本店の概要
  • 名前:コーヒーハウス かこ 花車本店(coffee house KAKO)
  • 住所:愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館 1F
  • 営業時間:全日 7:00-17:00(LO 16:30)
  • 定休日:元日
  • アクセス:地下鉄国際センター駅から徒歩2分、名古屋駅から徒歩5分(国際センター駅から236m)
  • HP:https://kakomaster1972.wixsite.com/kako1972
  • 食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23005509/

 

10人ほどの行列ができていました

お店に到着したのは、モーニングタイムの真っ只中。名古屋駅から少し歩いたビジネス街の一角に、そのお店はありました。遠目からでもすぐにわかるほど、店の前にはずらりと人が並んでいます

数えてみると、およそ10人ほどの行列。正直に言えば、一瞬だけ躊躇しました。しかし、この日は幸いなことに次の予定まで十分な余白があり、さらに僕のカバンの中には読みかけの「小説」が入っていました。

そこで、別の記事でも書いた通り、「せっかく名古屋に来たんだし、小説を読みながら気長に待とう」と思い直して、列の最後尾に加わりました。

「小説持ってるし行列に並ぼう」というメンタリティでアクションのハードルを仕組みで下げる

2026年3月17日

行列に並びながらメニューを選ぶスタイル

並び始めて数分が経った頃、僕のすぐ前に並んでいた大学生らしき4人組が「あ、僕ら列抜けるんで、これどうぞ」と言って、持っていたメニュー表を渡してくれました。どうやらこのお店、並んでいる間にメニューを見ておき、入店後に何を注文するかあらかじめ考えておくスタイルのようです。「並んでいる間に注文を取られる」まではされていなかったです。

それはそうと、行列が4人分も短くなってラッキーです。ヾ(๑╹◡╹)ノ”

その後も僕の後ろには続々と新しいお客さんが並び、行列は短くなるどころか少しずつ長くなっていく様子。名古屋のモーニングを紹介するサイト(例えばるるぶのこの記事)でもアイキャッチ画像に使われるほどの人気店であることは、この行列が何よりの証拠でした。

4種類のフルーツコンフィチュールを乗せたトーストが名物

メニュー表は手書きの文字にイラストが添えられており、かわいくて手作り感があってGoodでした。名古屋の定番スタイルとして、好きなドリンクに「バタートースト」または「いちごジャムトースト」を無料でつけられるサービスは健在です。

しかし、「かこ」では「モーニングプレミアムセット」というオプションが用意されており、プラス200円〜550円で、トーストを豪華にカスタマイズできるのが名物のようです。

僕は今回、最もベーシックな追加200円の「フルーツコンフィチュール」を注文することに決めました。

余白の時間を楽しむ「純喫茶」

およそ20分ほど。小説の世界に没頭しているうちに、僕の順番が回ってきました。

スタッフ
お待たせいたしました、どうぞ

扉を開けて中に入ると、そこには「純喫茶」の世界が広がっていました。案内されたのはカウンター席です。

座席の構成・キャパシティ
  • カウンター:8席
  • 4人掛けテーブル:2席

待合スペースなどは一切なく、カウンターとテーブルの間の通路も、リュックを背負ったままではギリギリすれ違えるかどうかという幅しかなく、確かに店の中で並ぶのは厳しいなと納得しました。

ここは、ノートPCを広げて作業をしたり、スマホを眺めて長居をするような場所ではないように思えます。純粋に提供されるコーヒーとトーストを五感で楽しみ、あるいは同行者との静かな会話や、少しの読書を楽しむ……そんな「余白」を味わうための場所なのだと感じました。

スタッフは、おじいさまが1人、おねえさまが2人という布陣でした。おじいさまが主にフード(トースト)の準備。おねえさまがドリンクの提供や、ホール対応、そしてテキパキとお会計をこなしています。その無駄のない動きを見ているだけでも、このお店が長年愛されてきた理由の1つが分かったような気分になりました。

自家製コンフィチュールが彩る、芸術的なトースト

さて、お待ちかねのモーニングです。運ばれてきた一皿を見て、思わず「おぉ……」と感嘆の声が漏れました。

とにかく、見た目がオシャレで、そして可愛いトーストが4等分され、その一切れごとに異なる自家製のコンフィチュールが美しく盛り付けられています。

ちなみに、僕は「コンフィチュール」という言葉の意味を正確には知らなかったので、調べてみました。

コンフィチュール(confiture)とは、果物をシロップ・香辛料などと一緒に煮詰めた食べ物のことを指します。「砂糖・酢・油などに漬ける」という意味のフランス語「コンフィット(confit)」が名前の由来になっています。

(参照元:ハスカップカフェ公式HP)

ジャムが果実の形を残さないほど煮詰めるのに対し、コンフィチュールは果実の形状や食感をより楽しめるもの、というニュアンスでしょうか。

閑話休題。

一口食べてみると、その違いは明白でした。果実そのもののフレッシュな甘みと酸味がダイレクトに伝わり、サクッとしたトーストの食感と絶妙にマッチします。4つの味を交互に楽しめるので、最後まで飽きることがありません。これで追加200円は、控えめに言っても価格以上の価値があります。

【持論】払う料金とは、サービスに対する正当な対価である【価格と価値】

2020年8月6日

最後に、現金でのお会計を済ませて、専用の出口から退店です。ごちそうさまでした。

誰かにおすすめしたくなるカフェ

最後に、これから行こうとしている方へのアドバイスを3点だけ共有しておきます。

これから行く人へのアドバイス
  1. 会計は現金のみ: 事前に現金を用意しておきましょう。
  2. 待ち時間を楽しむ準備: 20〜30分の待機はデフォルトと考え、お気に入りの本を一冊持っていくなどをオススメします。
  3. 入口と出口が別: 狭い店内での動線を確保するための工夫です。スムーズな退店を心がけましょう。

「コーヒーハウスかこ 花車本店」での体験を振り返ってみると、そこには名古屋のモーニング文化への深いリスペクトと、独自のアート性が共存していました。

行列というハードルはありますが、その先に待っているコンフィチュールトーストと静謐な空間は、間違いなくあなたの朝を最高にしてくれます。「リピートしたい」「誰かにおすすめしたい」そう思わせてくれる、素晴らしいカフェでした。

もし名古屋を訪れる機会があれば、少しだけ早起きをして、この扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

それでは。

チャイフ

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