こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。
みなさん、行列は好きですか?僕は嫌いです(即答)。
人気のある飲食店やイベント会場。目の前に伸びる長い行列を見た瞬間、多くの人は「うわ、めんどくさいな…」「また今度にしようかな…」と拒否反応を示してしまうのではないでしょうか。時間は有限な資産です。ただ立って待つだけの「デッドタイム」を過ごすことは、そんな有限の時間を無駄にしてしまっているような感覚にもなってしまいますよね。
ある日、旅行先で行きたいと思っていたカフェの前まで行くと、行列ができていました。

一瞬、別の店にすることも頭をよぎりましたが、次の瞬間にこう思い直しました。

そう思った瞬間、あんなに高く感じていた「行列に並ぶ」というアクションのハードルが、スッと下がった感覚がありました。今回は、この「仕組みでアクションのハードルを下げる」メンタリティについて、深掘りしていきたいと思います。
それでは!
「やりたくない」を行動のコストと捉える
そもそも、なぜ僕たちは行列に並ぶことを「めんどくさい」と感じるのでしょうか。
「めんどくさい」とは「やるべきタスクだが、やることに対してコストがかかり、それがイヤ」という状態を指します。行列の場合、その「コスト」の正体は「何も生産的なことができない待ち時間」や「退屈さ」です。
僕たちは無意識のうちに、行列の先にある「美味しい食事」「体験」という報酬と、そこに到達するまでの「待ち時間」というコストを天秤にかけています。そして、コストが報酬を上回った(と感じた)ときに、僕たちはその行動をリジェクト(拒否)してしまいます。
しかし、ここで面白いパラドクスが生まれます。もし、その「コスト」だと思っていた時間が、実は「やりたかった別のこと」に充てられる時間だとしたらどうでしょうか?
「並ぶのが嫌だ」という拒否反応は、実は「並ぶ時間をコントロールできていない不自由さ」から来ているのです。
報酬の置き換えで行列を「読書時間」に変える
ここで登場するのが、冒頭の「小説を持っているから並ぼう」というメンタリティです。
カバンに小説が入っている状態では、行列に並ぶ時間は「耐え忍ぶコスト」ではなく、「まとまった読書時間を確保できるチャンス」へと変貌します。
これは、「人間は報酬があれば行動できる」という意味では、僕が以前「悪癖をやめる方法」として紹介した「報酬の置き換え」の応用と言えます。
- 行列(コスト)+ 読書(やりたいこと)→ 待ち時間が苦にならない(むしろ有意義)
このように、本来なら「苦痛」であるはずの状況に「自分がやりたいこと」をセットにすることで、心理的な障壁をハックできるのです。これは「意志力」で我慢するのではなく、「仕組み」で解決するアプローチです。
通勤時間を「自分への投資時間」にハックする
このメンタリティは、行列以外にもあらゆる「めんどくさい日常」に応用可能です。その代表例が「通勤」でしょう。
満員電車に揺られる時間は、多くの人にとって苦行です。僕自身も、かつて片道1時間20分かけて通勤していた頃は、その時間をいかにやり過ごすかに腐心していました。
しかし、そこで「今日はどのラジオやPodcastを聴こうか」「お気に入りの音楽を聴く時間にしよう」と決めてしまうのです。「移動という苦行」を「インプットという投資」に仕組み化することで、重い足取りが少しだけ軽くなります。
- 「通勤が嫌だ」→「どの音源を聴こうかな?」
- 「掃除がだるい」→「好きな曲をかけながらやろう」
アクションそのものへの拒否反応を、別の楽しみ(報酬)を付加することで中和する。これによって、僕たちの生活における「自由度」は飛躍的に向上します。
いかがでしょうか
「小説持ってるし行列に並ぼう」という考え方は、一見すると些細な心の持ちように思えるかもしれません。しかし、その根底にあるのは「自分の環境や時間を自分でコントロールする」という主体性の発揮です。
僕たちは、自分のコントロールできない「他人の言動」や「社会の仕組み」にイライラしてしまいがちです。しかし、その不自由な環境の中で「どう振る舞うか」は、常に自分自身で選択できます。
- 「並ぶのは嫌だけど、この本を読み進められるならアリだな」
- 「通勤は疲れるけど、あのラジオの続きが聴けるから楽しみだ」
もし、あなたが今「やらなきゃいけないけど、めんどくさい」と立ち止まっていることがあるなら、そこに「小さな楽しみ」を1つだけ付け加えてみてください。
ほんの少しの工夫で、あなたの毎日はもっと自由に、もっと軽やかになるはずです。
それでは。
チャイフ






